英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【イタリア】1日目-4 ベネチアの隣街パドヴァのHotel Grand'Italiaへ

 

17時のサンタルチア駅前はすっかり日没後の灯り。

ヴァポレットの1日券で、パドヴァへの途中駅であるメストレ駅へのバスにも乗ることができました。そこから電車に乗ればちょっとは交通費も安くなったのですが、バス停まで10分近くも荷物を引っ張るのは面倒なので、ここからパドヴァまで電車に乗ることにしました。

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荷物を受け取ってから出発時刻を確認すると、5分を切っていました。私とだったら絶対にあとの電車にするという相棒も、娘と一緒だったら多少慌てても出発直前の電車に乗っちゃいます。

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電車は混雑していて座ることはできませんでしたが、パドヴァへは30分足らずで到着しました。

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そう大きな駅ではありませんが、スーパーもあり便利に利用できました。

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3泊するHotel Grand'Italiaパドヴァ駅すぐ。4つ星ホテルです。

なかなか行程が決まらなかったのでホテルを抑えたのも2ヶ月前でしたが、ベネチア本島は高額なので絶対ここには何泊かしようと思っていました。一度は満室になったのを待っていると空いたのでラッキーでした。ここ、おススメです。 

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部屋はトリプル使用にしてありますが、このレイアウトってちょっと奇妙ですよね。真ん中にテレビって・・・(笑

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右側がツインベッド。

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テレビを挟んで左側にもうひとつベッド。

テレビの下には冷蔵庫が格納されています。

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奥にはデスク。

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テーブルにも椅子がふたつあったので、部屋で食事をするときは便利でした。この椅子は、見た目はそれなりですが、カバーの下はただのパイプ椅子です。

この揃いのカバーの色は、パドヴァで有名なスクロヴェーニ礼拝堂の色をイメージしているのかなぁという気がしました。

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入り口ドアを入るとクローゼット。スリッパのあるホテルでした。

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その向かいがバスルーム。タオルウォーマーがあるのはほんと助かります。毎日洗濯していました。

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ちょっと雑然としたバスルームですが、使い勝手は悪くなかったです。

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ホテルの朝食は7時から。翌朝はロミオとジュリエットの舞台となったヴェローナへ行くことにしました。

 

【イタリア】1日目-3 フォトジェニックなブラーノ島は期待どおり

 

ムラーノ島でランチを終え、ブラーノ島へ向かっています。ブラーノ島はレース編みで有名な島ですが、今はそれよりもカラフルな街並みが人気です。

各棟鮮やかな色で塗り分けられているのは、漁師が霧深い冬でも島と自宅に戻れるように、自分の家を目立つ色で塗るのが流行った事が発端とされています。

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それにしても、むむ?なんとなく街外れっぽい。生活臭がむんむんしているところへ入り込んでしまいました。小さな島に観光客が大挙して押しかけて来るって、考えたら潤いもあるだろうけど鬱陶しくもあるだろうなぁ・・・f:id:fuwari-x:20200114101436j:plain

 

ドア飾りもかわいい。まだまだクリスマス仕様です。

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向こうに運河が見えるので、潜ってみましょう。

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おお!お土産物屋さんもあるし、こっちが王道ね。観光客もいっぱい。

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この橋の上から撮るのがセオリーっぽい。

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なるほど、これぞブラーノという感じになりますね。ガイドブックで見かけるブラーノ島そのものです。しかも、どこを歩いてもカラフルで満足度高し!

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その景色を求め、クリスマス休暇とはいえ一応オフシーズンですが、大勢の観光客がいます。

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サン・マルティーノ教会の鐘塔が向こうに見えます。粘土層の地盤と砂の層という、重い構築物には不向きな地質からベネチア周辺には傾いだ塔がいくつもあるそうで、これもそのひとつ。f:id:fuwari-x:20200114101519j:plain

 

この角度だとわかるかな?高さ31メートルの鐘塔の重量は1600トンあり、上端は垂直の位置に対して1.8メートル西にずれています。地盤改良工事で今は傾きが止まっていますが、誰が見てもわかる傾きはちょっとおっかない。

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各棟の前にある運河にはこうしてにボートが停まっているように、ボートは漁業のみならず島民の生活に欠かせないものだということがわかります。

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カラフルな外壁は色の変更にベネチア市の許可が必要で、隣家とは別の色で塗られなければならないと決まっています。 

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ただ、まれに剥げ落ちたままの家もあります。住んでいないのか、塗るのも結構な負担がかかるのか・・・それとも、観光客を引き寄せないためもあるかもしれません。

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西側までぐるりと回ってきました。こうしてずらりとカラフルな家が並ぶと楽しい。

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小さな島なので、散策するだけなら1時間も必要ありません。レース博物館もあるようですが、お店のひとつすら覗かずに戻ってしまいました。

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ヴァポレット乗り場です。徒歩10分足らずで行ける隣島のマッツォルボ島から出るヴァポレットのほうが空いてそうでしたが、もう戻るだけなので急ぎません。20分ほど待って次のヴァポレットに乗りました。

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私が興味深かったのは、この杭です。航路には杭が打ってあり、番号が振られていました。侵略を受けたときは、この杭を抜いていたんだそうです。

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ムラーノ島が見えてきました。海上から見るのも美しいですね。

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向こうに見えるヴァポレットは、ブラーノ島へ移動するときに乗った乗船場です。このヴァポレットは別のところへ停船し、下船することはできましたが乗船はできませんでした。うーん。ヴァポレット、難しい。

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ベネチア本島へ戻ると、ムラーノ島で降り損ねた人がいて、どうすればいいか聞いていました。島への移動は30分ほどかかるので、降り損ねると往復で1時間もかかってしまいます。かわいそうに。

 

サンタルチア駅へ戻るにはここで乗り換えですが、ちょっと本島も歩きます。前にお猪口を買ったお店の場所を覚えている自信があったので、寄ってみたかったのです。

先ほどのカラフルなブラーノ島から比べるとぐんと落ち着いています。

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時刻は16時過ぎ。日没時間が16:34なので、既に暮れかけています。

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何度も歩いた道には覚えがありました。お猪口を買ったお土産屋さんも覚えていましたが、8年も経てばすっかり流行が変わったのか、デザインがまったく違いました。残念。

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途中のスーパーでワインなどを買い込んでいるとすっかり時間がかかって、サンタルチア駅前に到着したときには17時になっていました。ヴァポレットの1日券を持っていたので、まだまだ観光は可能。サンマルコ広場へも行けたのですが、時差を受けて睡眠時間わずかにして長時間の行動だったので、提案せずにホテルへ向かうことにしました。

 

【イタリア】1日目-2 ベネチアン・グラスの生産地ムラーノ島でランチ

 

ムラーノ島に到着しました。ここはベネチアン・グラスの生産地として有名な島ですが、前回は初ヨーロッパだったのでこんなに簡単にアクセスできるとも思わずパスして残念だったところです。

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時刻は12時。両端にはずらりとガラス製品の並ぶ店が連なっていますが、まずはランチからです。

運河沿いに何件か店がありましたが、ちょっと奥そ散策してみました。地元客が行くようなお店がいいのだけど、小さい島なのでそんな区別もなさそう。悪くなさそうだったので入ってみました。B resutaurant alla Vecchia Pescheriaです。

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店内は1組だけでしたが、この後、続々と入ってきて見る間に満員になりました。なかなかの人気店のようです。

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お腹空いた・・・パンを食べるとあとに差し障ると思いつつ、つい手が伸びます。

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ムール貝 11EUR(1,380円)

ちょっとぬるいのが残念でしたが、たっぷりのスープにパンを浸して食べると美味しい。

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ベネチア風リゾット 18EUR(2,250円)

魚介類いっぱいのリゾットは文句なしのおいしさ。

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トマトソースのニョッキ 8.5EUR(1,060円)

これはメニューになかったのですが、娘がニョッキが食べたいので聞いてみると言って作ってもらったものです。チーズベースなど味もいくつか提案してくれました。

ふつうのニョッキのように弾力が強くなく、マッシュポテト感が強いテイストでとても美味しかったです。ちょっと英語が話せると、こういう注文もできるんだなぁと感心。娘を連れているとほんと楽です。

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ビールから始めてボトルワインを頼んで78.5EUR(9,828円)。大満足のランチとなりました。

 

ムラーノ島にはクリスマス飾りがまだ残っています。夜に訪れたらイルミネーションがきれいな雰囲気。やっぱり泊まれば違った楽しみができますよね。

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サント・ステファノ広場には時計塔・・・でも、止まってるぞ(笑

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ムラーノ島は6つの島に分かれていますが、ロンゴ橋を渡るとムラーノ・ガラス美術館があります。でも、満腹になったあと、すっかり忘れていました。入場料は15EUR(1,500円)となかなかの価格。きっと見ごたえもあったんだろうなぁ。

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地図に書き込んでいたのにすっかり忘れていたので、ロンゴ橋を渡ることもなく対岸を眺めるのみ。あとは、ガラス工房があちこちにあるようなので探しに行きます。f:id:fuwari-x:20200108110811j:plain

 

ぐるりと回って1軒見つけたところは、いくらか払えば見学できるということでした。でも、吹きガラスの工程は小樽でも見ているし、お金を払ってまで実演してもらう必要はないよね、と意見が一致。3~5EUR程度だったと記憶していますが、交通費と違ってこういうことにケチなのは私だけではありません(笑

無料の見学ツアーをしている工房もあるようなので、もう少し調べておけば良かったです。

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ガラス工芸品は、前回ベネチアでお猪口を買っています。たぶん、ショットグラスなんだと思いますが、丸みを帯びていてまさしくお猪口。3つ買ってひとつ割れたので買い足すつもりでした。でも、なーんとなくお土産物屋さん感が強くて買う気になれません。

こんなガラス工芸のオブジェもありましたが、これに代表されるようになんか魅力的じゃない。お店にも入らなかったのにナンですが、いかにも観光地っぽく感じられて素通り。今考えるともったいなかったなぁ。

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でもこのときは、とっととブラーノ島へ移動することにしました。こちらも所要時間は約30分。やはり船内は満員です。f:id:fuwari-x:20200108110947j:plain

 

ブラーノ島と橋を通って陸続きのマッツォルボ島を経由します。ここで降りてもブラーノ島へは徒歩10分足らず。

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マッツォルボ島と向かいの島とは橋がかかっていないので、たぶん移動するには渡し船のようなものがあるんじゃないかと思います。

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ブラーノ島に到着。ブラーノ島はカラフルな建物で有名なところです。

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【イタリア】1日目-1 ベネチア・サンタルチア駅荷物預かり所&交通手段ヴァポレット

 

ベネチア空港へ到着しました。

ベネチアでは11月に高潮の被害を受けていることが報道されていましたが、12月24日にもまたサンマルコ広場あたりが水没しているというニュースを目にしていました。ちょうど、私がヴァポレットの1日券を購入した翌日です。20EURもするのに・・・

ベネチア本島は初ヨーロッパだった2012-2013年の年末年始旅行で観光しているので、今回はムラーノ島ブラーノ島へ行く予定でした。でも、本島以外のニュースは探してみたけれど見つけられません。回れるかどうか心配しながらこの日を迎えていました。

まずは、そのヴァポレットの1日券を券売機で発券します。ちょうど空港の発券機で作業中だった係の人がいたのでしてくれました。券売機の下のほうに予約票のバーコードをかざしていたと記憶しています。

 

本島へのアクセスは2社のバス会社を利用するほか、水上バスで行くこともできます。でも、水上バス15EURと高いし、直接ムラーノ島へ行くには効率的ですが荷物を預けるためにサンタルチア駅へ行かなければならなかったので、2社のうちのATVO社のバスをWEB予約していきました。(名前が似ているので注意!色分けしておきました)

もう1社の ACTV社のバスにしなかったのは、ATVO社が直通バスであるのに対し路線バスだったためですが、15分おきに出発するのでこちらのほうが便利かもしれません。ただ、チケットのWEB購入方法がこのサイトからすぐに見つけられなかったので、現地で購入する手間を省いたということもあります。(購入方法は後述します)

料金はいずれも片道EUR往復15EUR。参考までに2020年1月時点でのATVO社の時刻表を載せておきます。

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ベネチアの空港を出るとバス停があります。10:15着のフライトが早く到着したので、10:40分発に間に合いました。

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本島へ渡る橋に差し掛かりました。再びやってきたベネチア、本島が見えます!予定通り20分でローマ広場へ到着です。

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バス停からサンタルチア駅へは橋を渡って5分足らず。橋は緩やかですが段差があるので、スーツケースを持っているとちょっと大変です。

サンタルチア駅のHPに荷物預かり所があることは書かれていましたが、場所がわかりませんでした。駅舎ではなくホームに入って一番右の端にあります。

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右端のホームを少し歩いた先に見つけられました。6:00-23:00が営業時間。はじめの5時間がEURで、その後は1時間ごとにEURです。

精算はクレジットカードもOK。事後精算です。

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駅を出ると、さっそくベネチアらしい光景。そういえば、と気づきました。このあたりに高潮の影響は見受けられません。

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ムラーノ島へは少し右手のD乗り場から、ベネチアでの交通手段である船、ヴァポレットに乗りました。ベネチアでは車が走れないのでヴァポレットを使います。

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ヴァポレットは1回券が75分有効で7.5EUR。1日券は20EURです。ムラーノ島からブラーノ島へ行って戻るだけの私たちは微妙な感じでしたが、時間を気にして島内めぐりを急ぐのもつまらないので、思い切って買っていきました。購入は ベネチア観光局公式サイトからできます。

はじめてベネチアへ行く人は、OUR BEST DEALSMUSEUMS AND CHRCHES から所要時間や滞在日数に応じて購入することになると思います。ミュージアムの通し券や教会も入れるもの、ヴァポレット乗車券がついたものなどがあります。

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でも、私は2度目のベネチアムラーノ島ブラーノ島が目的だったので、PUBLIC TRANSPORT IN VENICE からヴァポレットの1日券のみを購入しました。ただ、よく見るとその下に AIRPORT TRANSFER MARCO POLO - VENICE と書かれています。

ベネチア空港から路線バスのACTV社のバスのWEB購入の方法がわからないとはじめに書きましたが、こんなところにありました。

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さらに下まで見ていくと、空港からの片道バスチケット付きのヴァポレット1日券も購入できることを発見!しかも、通常1日券20EUR+バス8EUR28EURのところ、26EURで購入することができるではないですか。

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さらにこの下には、空港への往復バスチケット付きも続いているので、ベネチアのみ滞在の場合はそちらから購入しましょう。

 

帰ってきた今はよくわかるのですが、当初は見てもいろいろありすぎてなんだか複雑で、チェックできませんでした。残念。 

ヴァポレットのルートマップもリンクが張ってありました。

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空港からのバスはACTV社の路線バスでもATVO社の直通バスと5分も違いません。じっくりこのサイトを読んで適切なチケットを買うようにしましょう。バスの時刻表は、先にも載せたACTV社のサイトのリンクがWEB購入サイトにも小さく張ってあります。Linea5番。平日は15分毎、休日は20分毎です。

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さて。ヴァポレットに乗ると狭い運河か海へ出るルートを通ります。f:id:fuwari-x:20200108110459j:plain 

 

ちょうどのこの時間は満潮でしたが、とりあえず今は水に浸かっていません。

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運河を抜け、海へ出ました。こうして見ると、あと20cmもあれば歩道が水に浸かるだろうと予測できるほど海面が迫ってきています。慣れているかもしれませんが、それでも気が気じゃないでしょうね。

何でも地球温暖化に結び付けるのはよくないと聞きますが、間違いなくその影響はあると私は思っています。島国日本も他人事ではないはず。f:id:fuwari-x:20200108110519j:plain

 

しばらくいくと海上に見えるのは、サンミケーレ島です。左に見えるの建物がサン・ミケーレ・イニーゾラ教会。ここはなんとベネチアの墓地。1島全部が墓地となっています。

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ムラーノ島までは概ね30分ほどで到着です。船内は満員。直前の高潮のニュースを聞いても、やっぱりベネチアは人気の高い観光地です。

 

【空港ラウンジ】ANAシャワールーム&ウィーン空港ラウンジ

 

イタリア・クロアチアの旅から帰ってきました。

この日程でよかったのかどうか、なーんとなく自信が持てないまま終わりました。やっぱりスロベニアを旅程に組み入れてポストイナ鍾乳洞に行くほうが、後半のハイライトがあったんじゃないかという悔いが残っています。でも、それだとクロアチアはほぼパスすることになったし、私自身はまずまずの満足度となりました。

 

出発の日は、仕事納めで忘年会があります。行きつけの店で開催ということで、ぐずぐずと1時間遅れで始まり、いつ終わるやら読めない状態。お店もお店でのんびりしてて、2時間経ったあたりで鍋が出てきたもんね・・・

適当に切り上げてラウンジに到着したら、相棒と娘がシャワールームを予約していました。2時間待ちというこの日、相棒が眠いから順番が来たら行っていいよと言うのでお言葉に甘えて譲ってもらいました。

 

バスタオル・タオルにアメニティーも揃っています。スリッパも用意されていて至れり尽くせり。

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シャワールームはきちんと隔離されていて、気兼ねなくシャワーができるタイプ。シャワーもオーバーヘッドシャワーと手許で使えるものとがあります。

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なんといっても嬉しかったのがダイソンのドライヤー。自宅ではパナソニックのナノケアを使っていますが、これがダメになったら買おうかと目論んでいた一品です。私は快適でしたが、娘が風力が弱いと言っていました。いやいや、強くすればいいんだってば。ただ、そこまでいいかどうかは保留。

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歯ブラシやコットン、シャワーキャップ、ブラシ、シェーバーなども置いてありました。20分を目安にしてくださいと案内がありましたが、優雅に支度したくなるような快適さ。次回以降も使おうかな~

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機内は無料アップグレードされたプレミアムエコノミー。娘と3人並びで取れました。ビジネスクラスのすぐ後ろで足はゆっくり伸ばせましたが、内蔵されたディスプレイなので、なかなか映画を見られないのが不満・・・

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スリッパがあることと、ヘッドフォンのグレードが高めなのがエコノミーとの違い。あとは、耳栓やアイマスク、マスクなどが希望に応じて配られます。

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食事は、軽食と朝食のあいだにスープパスタを食べられるのが、プレエコの特典だったのですが、まぁいいかと思ってパスしました。娘は食べたかったのにあとで気づいたんだって。

軽食は相変わらずのトルティーヤで、これはパス。朝食は白身魚の幽庵焼きだったかな。割と美味しかったです。でもアイスを配られることもなく、年々質素になっていく機内食でした。

 

プレエコは座席が広く、フットレストを上げて座席を倒せばかなり快適ですが、やっぱり気兼ねするので私は倒せませんでした。娘はかなり快適に眠れたようで、プレエコを堪能してくれていました。ただ、正規に予約するならば、あの価格差ほどのものはないかなぁと私は思います。

 

乗り継ぎは、今回はウィーン。オーストラリア航空のラウンジを使います。

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クリスマス直後だったせいか、チェックインするとチョコレートを渡してくれました。milkaのチョコレートは甘いけど、娘は好きです。

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フランクフルトは飽きたと思っていましたが、やっぱり向こうのほうが大きい空港の分、広くて整っていました。こちらはこじんまり。

座席は見えているところにあるソファー以外は可愛な椅子とテーブルなので、寛ぐには不向き。ソファーコーナーは並んで座るしかなく、10 脚もありませんでした。ただ、3時間潰すには、やっぱりラウンジ利用って便利ですね。ゲートへ行くと座席を数席占領して眠っている人が多数いたので、つくづく上級資格取得は価値があったと思えます。

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ラウンジでの撮影はかなり控えめにしていますが、それでも前回のフランクフルト空港で、写真不可と言われたんです。だからここでも誰もいないとき日本の数枚にとどめました。

品数は少なめ。クッキーやブレッツェルなどのスナック系はありますが、温かい食べ物はスクランブルエッグがあったかなかったか・・・

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ヨーグルトやシリアルもあります。

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パンは美味しそうなものが各種置いてありましたが、全体に地味です。ハムとチーズもあったかな。

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飲み物は目当てのスパークリングワインがロゼのみでした。でも辛口でわりとイケる。

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ラウンジから朝焼けが見えました。天気は晴れです!

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オーストリア航空は2列2列の80席ぐらいの飛行機。

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ベネチアまでは1:05で飛びます。さぁ、8日間の旅行の幕開けです。

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【クロアチア】ANAプレミアムエコノミーアップグレードキャンペーンをGET!

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出発間際になって、バタバタとリサーチ中です。

なんと、ベネチアがまたしても高潮の影響を受けているとか。

ヴァポレット1日乗船券を20EURで購入したところだ・・・

 

天気とにらめっこして、現地で決めなければならないことも多々ありますが、とりあえず交通機関だけは調べたので一安心。いや・・・私のリサーチって、結局いつもこれだけしかできていないかも。

 

ところで、1ヶ月前に往路のプレミアムエコノミーアップグレードの通知を受け取ったあと、復路待ちの状態が続いていました。 

fuwari-x.hatenablog.com

 

このとき、家族会員の娘には権利がないと誤情報を流してしまいましたが(ログインして予約記録から確かめた気もする)、娘にも週明けに往路分はアップグレード通知が届いていました。

自力では海外へ行くのでもやっとかもしれないけど、だからこそこんなときに少しだけでもいいクラスを経験できるのもいいよね。

 

そして、私たちのほうは、昨夜、復路もアップグレード通知が届きました!

やっすい航空券がプレミアムエコノミー、改悪していっているSFC会員への待遇ですが、最後にこういうことがあれば許しちゃう。

娘のはまだだけど・・・望みはあるかな?

 

今年のアップはもう終わりと書きましたが、嬉しかったのでのこのこと出てきてしまいました。

今度こそ、よいお年を~!

 

山形県東根市 六歌仙【山法師】

2019年(令和元年)12月22日(日)購入

 

去年のクリスマスはとてもつらいニュースが飛び込んできて、長く哀しみが続きました。

今月のはじめもまだ尾を引いていたけれど、今日になってみると確かに時の流れを感じられたので、いつかはなにも思い出さなくなる日が来るのかな。誰の哀しみもきっと時間が解決してくれるのだろうと、少しホッとしている年の瀬です。

 

今年最後のお酒は、初登場。どこかで飲んでいるはずなんだけどね。

 山形県東根市 ㈱六歌仙【山法師】

【山法師】純米吟醸あらばしり生酒

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 精米歩合 60%
 アルコール度数 16度
 製造年月 2019年11月
 3,300円(税込) 
 
大信州冩樂もまだあったけれど、買ったことのないお酒が基本テーマとしてあるので、美しい瓶に入ったことお酒にしてみました~
このお酒になると、私には取り立てて特徴を感じ取れないんですよね。
 
この酒屋さんは大信州をかなり推しているように感じます。台風の影響でタンクがふたつダメになったと聞きました。年明け、まだ残っていたら買い足そうかな。
 
さて、今年のブログはこれで終了の予定です。
イタリア、クロアチア旅行はあれ以来手つかずで放置したまま・・・
出発までにもう少し調べないといけないと思いつつ、空きの巣症候群状態です。
焦るものの、何を調べればいいのか考えがまとまりません。
 
yahoo!ブログの閉鎖に伴い、こちらにブログを開設して10ヶ月。アップするのがやっとで、ほとんど機能を理解しないまま時間が経ってしまいました。
なにかひとつでも、同じ場所へ行く人へのヒントになることが書けたらということを目標に、来年もボチボチ頑張ります。
 
どうぞみなさま、よいお年を。