海外旅行歴は数えてみると25年になります。
行った国は、20ヶ国ぐらい?旅慣れていそうですが、ほとんどがツアーでした。
一番最初は、新婚旅行で訪れたカナダ。
極度の飛行機嫌いだった私は、新婚旅行も国内にしたいと思っていました。
でも、国内で行きたいところと言えば北海道。
どっちみち飛行機に乗らなければならないなら、憧れのカナダに行こうと思いました。
二度目は、長男が1歳半の時にハワイへ行きました。
このツアーと同じ飛行機になった人たちには、本当に迷惑をかけたと思います。
赤ちゃん連れが数十組。泣いている赤ちゃんをあちこちであやしているのですから。
でも、当時はそんな企画でもなければ、海外旅行など難しい時代でもありました。
その後は、知人が旅行社に勤めていたことで、売れ残ったフリーパック旅行を売りつけようと、よく営業されました(笑
それで行ったのが、ソウルとモントリオール。
どちらも現地フリープランでしたが、空港からホテルへの送迎がついていました。
その後、その旅行社に勤めていた知人が自分でツアーを組み、団体旅行になるだけの人数を集めて、格安旅行をしよう!という企画を立てたものに毎度参加させられていました。
その企画では上海、釜山、青島、台湾、タイといった近場に行きましたが、市内観光はついていたし、せいぜいフリープランは1日。現地で勧められたエステやマッサージへ行くほかは、徒歩圏内を回るぐらいのことしかできませんでした。
最後にその企画で行った旅行先は、バリ島でした。
当時従弟が在住していたので、従弟夫妻が案内役を買って出てくれ、バリ島自体は気持ちよく過ごすことができました。
ただ、トイレ事情が非常に悪く我慢し通しで、空港なら大丈夫だろうと駆け込んだら、どのトイレにも汚物が浮いていて、結局、飛行機に乗るまで、さらに我慢を強いられました。潔癖症ではありませんが、トイレだけは無理。
私にとって耐え難い経験でした。
一般のパックツアーにも二度参加しています。
ひとつ目のシンガポールでは1日だけ市内観光があって、あとはフリーでした。
いつもの旅行社の知人がいないので、自力で廻るほかありません。電車に乗って、調べてあったエステへ行きました。その日は予約が取れなくて、翌日行くことになったのですが、自分で電車に乗って、自分で予約して、したいことができたことは小さな自信となりました。
動物園のナイトツアーにも行きました。
子どもたちを置いて海外旅行をするリスクをまざまざと思い知らされたのはこのとき。その後も、私たちの留守にすると娘はやたら地震に遭うのが心配の種です。
そして、効率よく廻れるのはいいけれど、結局どこへ行ったのか?何を見たのか?せっかく行ったのに、せっかくいろんな説明も聞いたはずなのに、何も覚えていないことが非常に残念でした。
もうアンコールワットのような暑さの中には決して行けない。
もうバリ島のようなトイレ事情の悪いところには決して行けない。
東南アジアやアフリカ、南米に足が向かないのはそのためで、連れて行ってもらえることには向いていないということも、このころに悟りました。
効率よりも自分で行くほうが絶対に記憶残る
でも、このころはまだ、個人手配という方法は想像だにしていませんでした。