2015年(平成27年)8月
11:52モンパルナス駅発TGV2等車に乗ってレンヌへ行きます。見えにくいと思いますが、上から4番目と5番目がレンヌ行です。
レンヌからモン・サン=ミッシェル行きのバスに乗りますが、乗り継ぎのよい電車は高額だったので、往復とも2時間ほどレンヌで過ごします。
私は19号車でしたが、2駅歩いたかと思うほど遠かった・・・
列車ふたつを連結していましたが、思えばその意味をよく考えるべきでした。
ともあれ、無事に出発。2等車でも充分広く快適でした。
ヨーロッパの車両で私が乗った限り座席は固定。日本の新幹線のようにくるりと回すことはできません。後ろ向きに進む席は後ろ向きのままで、4人席に限らず並びの2人席でも同様です。
乗車時間は2時間28分。初めて乗る路線だからかもしれませんが、ヨーロッパで2~3時間はそうしんどくありません。
レンヌ駅へは定刻に到着しましたが、ほとんど誰も降りません。どっと降り立つと勝手に思い込んでいたので、駅手前で停車中かな?と呑気に座っていました。すると、新たに乗ってきた人が「ここは私の席だ」と言うではありませんか。
それで、自分たちが降りるべき疫についていたことに気づき、慌てて降りて事なきを得ましたが、この電車の少ない地方で本当に危なかった~
出発案内にあるレンヌの隣には4番目がLORIENT、5番目がBRESTと書いてあります。ンヌはただの通過地点・・・たぶん、ここで切り離して別々に走行するため、停車時間も長かったのでしょう。他の駅だったら、乗り過ごしていたに違いありません。
レンヌ駅でまずはモン・サン=ミッシェル行きのバスのチケットを購入。
ただ、20ほどのバス路線の案内が置いてあり、地図にも示されていますが、そこにモン・サン=ミッシェル行きは載っていませんでした。窓口で聞くしかない・・・初心者には難関です。
親切な係の人に時刻表をもらって乗り場も教えてもらい、出発までの2時間半、レンヌの旧市街地に行くことにしました。でも、気温も高く夜中発早朝着便だったせいで、すでにバテ気味。
サン・ジョルジュ宮殿を通り旧市街地へは駅から15分ほど。
ところが・・・地図をプリントアウトして持っていましたがよくわからないのです。
位置的にはオペラ座のはずと思っていたこの建物は、あとで調べるとこれはブルターニュ高等法院でした。
そして、何かはわからないかったけど特徴的な建物だったので目を引いたこちらが、実はオペラ座。ガイドブックでは郊外の情報が少ないので困ります。
で・・・ピエール大聖堂へ行きたかったのに見つかりませんでした。そう大きな街ではないので、もう少し探せば見つかったと思います。たぶん、そばを通っていたんじゃないかとも思います。でも、なにしろ暑い日だったのと、時間も心配だったので断念しました。
もうひとつ失敗だったのは、レンヌはガレットが有名だと聞いていたのに、すっかり忘れていたこと。しかも、もう少しで木組みが有名だということも失念するところでした(汗
レンヌでは往復とも2時間ほど時間を潰しています。案外駅から遠いので、暑い日には困ります。
でも、駅ではワインを見つけられなかったパリのことを思い出し、しっかりレンヌで確保しました(笑