泊まったホテルです。
ワイキキの端、カピオラニ公園のすぐ隣の場所でした。
これは、エントランスですが入口にドアがありません。
嵐の日は吹き込むだけと思うのですが、どう過ごすのでしょう。
新婚旅行でもなし、オーシャンビューに興味のない私たちは、向かい側に後ろのホテルのバルコニーが見える味気ない部屋でしたが、廊下からはダイヤモンドヘッドも臨め、ビーチも見えました。
このビーチはワイキキのビーチの端っこに位置していますが、人が少ないのがいい。
水着のままホテルから行くのも平気です。
ホテルでとりあえず荷解きをして、すぐに食事へ出掛けました。
無駄に歩きたくないので、ガイドブックで目星をつけて。
でも、なぜだか私たちがいこうとする店は、たいてい閉店してしまっています。
この日も、思った場所に見つけられませんでした。
それよりも、暑い中を歩く気になれなくて、そのすぐ近くの店へ。
一度食べたかったこともあって、私が頼んだのはアサイーボール。
ベリーとハワイアンフルーツがあって、私はバナナの入っているハワイアンフルーツを選びました。
さっぱり酸味があって食べやすかったです。
雑穀の上にハンバーグ、目玉焼き。
でもやっぱり私は体調不良だったのか、ひとくち食べましたがそれ以上はまったく受け付けません。
普段はよく食べるほうなのに、この量を平らげるのを見て驚愕しました。
ビールすら飲む気になれないのだから、やっぱりかなり悪かったのでしょう。
このあと、ロイヤルハワイアンセンターを少し回りましたが、なにしろ暑い。
滞在期間中を通して30~33℃程度だったかと思うのですが、正直なところ、南国は私たちには向かないという話になりました。
暑いというだけで、行動する気が起きなくなってしまうのです。
かといって、部屋へ戻るにも早すぎるので、アラモアナセンターへ向かうくことにしました。
ここで活躍するのが、JCBカード。
そういった旅行社を通して予約していれば、特典として滞在期間中フリーのはず。
私たちのように個人手配の場合は、$2支払えば乗れるものもありますが、なによりもJCBカードを持っていれば、そのうちのひとつのラインに乗れるのです。
JCBカード所持者特典のトロリーは、ワイキキ内をまわりアラモアナセンターまで行くラインです。
暑くなければ、ワイキキ内は楽勝で私たちには徒歩圏内。
でも、ちょっと暑いだけで、まったく歩く気も失せてしまうのです。
何分待ってでもトロリー待ち。
アラモアナセンターでは、当然ショッピングするしかありませんが、私が興味のあるのは、今回でいえば靴と家庭用品でした。
でも、やっぱりしんどい。
ソファーで寝て待っていました。
涼しくて、超熟睡。どこかへ移るたび、座れる場所を探してひたすら寝ていました。
靴と家庭用品売り場だけはチェックしましたが、欲しいものは特になく。
まぁ、こういうときには娘だけが元気です。
アラモアナセンターはフードコートしかなかったのでワイキキに戻り、ガイドブックでスーパーを見つけていつものごとく、あれこれ買い込みました。
確かにハワイではコンドミニアムのほうが便利そう。
ホテル以外の飲食店は案外少ないのです。
いわゆるカフェやファーストフード、あとは焼き肉といった感じで。
夜には、少しワインを飲む気になれるまでになっていました。
悪化する心配はなさそう。
それでも、健康にだけは自信のある私には珍しいことでした。
こうして、特に何をするわけでもない初日が終わっていきました。