英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【イタリア】4日目-1 ナポリへ移動 卵城&してやられた「Attori e Spettatori」のランチ

 
朝7時前のローマ・テルミニ駅です。この時間でこの暗さ。7:26発だったのでホテルの朝食は断念。

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ローマの改札はヨーロッパには珍しく有人。おそらく、テロ以降の措置でしょう。

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出発前にさんざん切符購入を悩みました。italoで予約しようと思ったら、所要時間は1:07だけど、始発が10:23と遅すぎる。一方、Trenitaliaで検索すると、所要時間はほぼ同じで7:35始発で30~60分間隔で運行していました。ただ、1ヶ月を切っていたので、かなり高額になってしまっていたので、特急をやめて2時間かけて移動します。

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2等車両は6人掛けの個室で、充分ゆったりしていて広かったです。しかも、他に誰も乗ってこなかったので悠々2人。この車両自体3組ぐらいしか乗っていませんでした。

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ナポリ到着は9時半。ホテルで荷物を預け、ナポリの街を歩くことにしました。

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ホテルはまだクリスマス飾りが残っています。

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評判どおり、雰囲気のいいホテルのようだったので、治安を心配していたナポリも安心できそうです。

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ところが、それが甘かった・・・ローマでもそうでしたが、とにかく地図を見てもよくわからないのです。

ホテルからすぐ近くにカプアーノ城

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この道をまっすぐ行くと左にスパッカナポリそう思っていたのに・・・

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どうにもこうにもあやしいスラム街に迷い込んだようなんです。

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ビクビクしながら通り過ぎ、どこまでも続く下町を黙々と歩き、ひたすら下っていくと・・・海。オイオイ。海か。交通量の多い通りをひたすら歩けば卵城に行き着くはず。黙々と歩く私たち。

途中、ヌーヴォー城があったので、方角は間違ってはいないと思いつつ、旅行中はいつも2万歩を下らない私でも、ただひたすら歩くのはつらい。

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王宮を過ぎ、マリーナへ。この先に行けば観光客もわんさといるはず・・・が、そこは通り抜けられず。再び王宮まで戻ってやっと海の傍の道に着きました。

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でも、なんとなく閑散としてる。ああ卵城はどこに?

年末年始でなければもう少しにぎわっているのでしょう。迷いに迷って落ち込みそうな気持を奮い立たせ、歩き続けていくとやっと卵城が見えました。

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でも、やっと到着した卵城は突風が吹き荒れていました。

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中は特に観光する場所はありません。

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とにかく寒い~ とにかくランチだ~

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行きたかった店は閉まっていたので、その近くの「Attori e Spettatori」に入ってみました。ウエイターのおじいさんは超せっかちです。

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海の街だからボンゴレが食べたかったので、まずはボンゴレをと1品目を伝えたところで、前菜に魚介のサラダはどうか?と勧められたんだと思うのです。いいかもしれないとOKしましたが、他にも頼みたかったのに、彼は去って行ってしまいました。嫌な予感。
案の定、彼は魚介のサラダをふたつ持って登場しました。もうこれだけで満腹。

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あとのパスタは、ふたりとも残しました。しかも、これは私の思い違いでボンゴレではなくて車海老のボロネーゼ。立派なのが2尾!驚きと失望と、せめてサラダの時点で1皿にしてほしいと言えばよかったのに、つい諦めてしまった自分への怒りで、写真を撮ることも忘れていました。

美味しかったのに、でも、やられてしまった感。満腹なのがさらに、情けなさを際立たせる食後。合計66EUR(8,786円)は決して高くありませんが、なーんとなく敗北感で満たされてしまったのでした。