ポンペイ遺跡へは行くかどうか迷っていました。
通訳役の娘はいないし、自力で電車に乗っていくのは心細いし、しかも遺跡にたいして興味もなく、世界遺産に行った!だけのようなもの。
だたっぴろい遺跡でなにをするのやら?と思っていたのですが、なにしろ、迷子のせいときのうのしてやられたランチのせいもあって、ナポリの印象もあまり良くもなく。
ならば、もうひとつ世界遺産観光を増やそうということになりました。


ポンペイ遺跡への列車はなかなか難しかったです。
同じホームから行先が様々な列車が出るので、直前になれば案内にポンペイと書かれているものの、本数も少ないので乗り過ごすと困ります。
もっと多くの人が行くと思っていたのに、駅も列車内も案外人は多くありません。
ところが、ポンペイの駅を降りて入口前に到着するとすでに20~30人が待っていました。
8時半に開くと思っていましたが、今日は9時からと張り紙がありました。
他の遺跡との共通券もあるようでしたが私たちはポンペイのみ。地図も有料だったので手持ちのガイドブック2冊を駆使することにしました。
マリーナ門
フォロ
悲劇詩人の家
この時代にモザイクで犬が描かれていました。
居酒屋
バーカウンター
パン屋のかまど
人のいないほうへ歩いて行くと、どうやら外れに何かある模様。他にも歩いている人たちがいるので行ってみました。
誰かの邸宅だと思っていました。
あとで調べてみると秘儀荘。娼館ってとこでしょうか。確かにあやしい赤ではありますね。
ポンペイにはサウナもあったようです。
お風呂もありました。
人だかりのする通りへ行くと人数制限をしている家がありました。少し並んでから入った途端、係の女性からの怒号!
何が見どころか知らなかったのですがここはモザイクの床が見どころだったようで、踏んではいけないそこを、私がズカズカ入ってしまっていました(滝汗
円形劇場にも行って、所要時間2時間あまり。
私たちの割にはゆっくり見たほうでした。
広大な敷地ですから見尽くすこともできないし、駅へ向かいました。
早くに見終えられたら、ソレントまで足を延ばして食事をする予定にしていました。ポンペイ遺跡と同じく「麗しのソレント」と名高い場所ですから、近くにあるなら行ってみたいですもんね。