英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【オーストラリア】3日目-1 ブルーマウンテンズツアー・キングステーブル

 
6時半のお迎えで、ブルーマウンテンズのツアー参加です。
地番を知らせても空港シャトルバスで送ってもらえないようなホテルですから、最寄りのホテル前を指定されました。
 
日本語ツアーは解説がわかりやすくていいのですが、あまり好きではありません。
知識よりも海外っぽく旅行したいミーハーっぷりは、まだまだ旅行初心者の証。
でも、ブルーマウンテンズへとジェノランケーブへは行って、シーニックワールドに寄らないのはこのツアーしか見つけられませんでした。 
 
定刻の迎えのあと、数ヶ所を廻ってピックアップし、出発となりました。
ただ、このガイドさん、少し気にかかる傾向がありました。
 
というのは。
朝食に、多く買い込みタスマニアにまで持参するハメになりそうなビールと、きのうの残りのワインを朝っぱらから飲み、前夜買ったミートパイなどを食べた私たち。
最初の目的地までの2時間で、すでに睡魔が襲ってきていました。
 
ガイドさんは、どうしてもそれが気に食わないようなのです。
そりゃ、話をしているときに寝られて気分が良いとは思いません。
でも、バスツアーでは聞きたいなぁと思っていても寝てしまうものだし、仲間と話をしている人だっていました。
 
いいことではないかもしれませんが、周りに迷惑をかけていなければ許容範囲、そう思っていた私には、眠っている人について「なぜ眠っているか」について、酔い止めの薬を飲んでいるんだろうか?旅行疲れだろうか?と、いちいち指摘するこのガイドさんに違和感がありました。
 
クーラーについてもそうでした。
暑い寒いについては、いつでも伝えてほしいと言われることは多いと思います。
でも、聞くだけではなく、いちいちそこに能書きが入るのです。
 
返事もそう。全員が声を出して返事をしないと、どうやら気に食わないらしい。
すべての人が能動的にツアー参加することで、いい時間を作り上げたい、その気持ちは理解できたのですが、少人数ならともかくそこそこの参加者数。
ノリのいい世代もいれば、指名されれば下を向きたい人もいます。
ガイド生活も長いなら「本日のノリ」を見極める力もあろうというもの。 
 
結局、睡魔とひたすら闘いながら、はじめの休憩に入りました。

f:id:fuwari-x:20190405170432j:plain

 
はじめの休憩で、今から行く場所の説明がありました。
 
ガイドさんが話をしているあいだは、私語は慎しんでほしいと言われました。
確かにそれは正しいし、人の話を聞いていない人に限って、余計なことをやらかすのは周知の事実ですが、何となく違和感。
 
このときは、まだなんとなくの違和感・・・
f:id:fuwari-x:20190405170442j:plain
 
一息ついたあと、最初の訪問地、キングステーブルヘ向かいました。
 
休憩から40分ほど走ったところでキングステーブルに到着しました。
キングステーブルというのは通称だそうで入口には正式名称LICORN’S LOOKが書いてあります。
f:id:fuwari-x:20190405170448j:plain
 
ほんの少し歩いて行くと ・・・圧巻の景色。
f:id:fuwari-x:20190405170503j:plain 
 
グランドキャニオンへは行ったことがありませんが、思わず連想しました。
あちらは岩肌ですから、景色という意味ではなく、壮大さを感じる大自然をまわる旅はしてきていないので、とても新鮮だったのです。
f:id:fuwari-x:20190405170509j:plain
 
どこまでも続くこの景色。
オーストラリアの広い国土を思うと、さぁ本当にどこまで続いているんでしょう。
7つの国立公園を併せて100万haだそうですが、広大過ぎて想像することもできません。 
  
ちなみに、私たちが立っている場所はキングステーブルといいます。
壮大な景色を見に来ただけではなく、この立っている場所がポイントです。
f:id:fuwari-x:20190405170521j:plain
 
テーブルとつく場所はほかにも数々あるそうですが確かにそういう景色でした。

この位置から写真を撮るのもコワゴワです。

f:id:fuwari-x:20190405170532j:plain

 
この突き出たとこに座って足をブラブラさせながら記念撮影の人たちもいました。

人と比べて見ても、この岩の大きさもわかるかと思います。

 
ただ、場所を移動してみると案外すぐ下にブッシュが見えたので、角度のなせる業でもありますね(笑
それでも、ここだけでも来てよかったと思える景色でした。
f:id:fuwari-x:20190405170548j:plain