2016年(平成28年)8月18日(木)
ピカデリー線沿い、ケンジントン公園近くの大学の寮に泊まっている相棒と娘。9時に会えるだろうかと思っていましたがこれでは到底無理。
連絡すると、会えたらノッティング・ヒルのアンティーク市へ一緒に行くつもりだと言うので、時間ももったいないしは2人で行ってもらい、ケンジントン宮殿で待ち合わせることにしました。
連絡は済んでも、入国審査は遅々として進まず。結局、当初目論んだ電車より30分遅れになりました。
ピカデリー線は空港からすぐなのですが、あの喧騒とは打って変わってほぼ無人。券売機は各国の言語が使えるようになっており、オイスターカードの購入も難しくありませんでした。デポジットが£5で、チャージしたのは£30。
ロンドンの地下鉄はまったく危険な感じがありませんでした。

天井はドーム型で背の高いイギリス人にはつらそう。座席間が非常に狭く、あいだに人が立つことは想定していない感じでした。

当初は、ホテル最寄駅で合流する予定でしたが、ケンジントン宮殿前に集合ということで、乗り換えたほうがいいと思いました。ディストリクト線とは並行して走っているところが多く、ハマースミス駅で降りてみることにしました。
ところが、どうやら2駅先のアールズ・コート駅で枝分かれするので、いずれにせよそちらでさらに乗り換える必要がありそう。降りてみたものの、向かいのディストリクト線には次の案内も表示されておらず、しかもピカデリー線より1駅余分に駅があってアールズ・コート駅着。こりゃ失敗だと、すぐにきたピカデリー線に乗り直しました。
アールズ・コート駅では枝分かれするディストリクト線のうち、どれに乗ればいいのか考えている時間も惜しかったので、近くにいる人に尋ねました。そこから1駅先がケンジントン宮殿最寄駅、2駅先がノッティング・ヒル・ゲート。私もアンティーク市を少しでも覗けたらと2駅先まで乗りました。
でも、降り駅近くにあるはずのマーケットは、見回したところ気配なしでさっぱりわかりません。

でも、緑美しい公園を見渡す余裕はなくちょっと、会えるかどうか心配。何しろ連絡手段はもうないし。

約束の10時より5分ほど遅れて到着しました。ダイアナ妃の衣装なども展示されているというケンジントン宮殿。思ったよりも見かけは質素で、宮殿というイメージはありませんでした。

いつもは時間に厳格な同行者なのにいつまでたっても現れません。見かけの質素さで、私もこれが宮殿か不安になり、あちこちウロウロしてみましたが、どうやらここしかない。
15分後に現れた2人。ノッティング・ヒルで思いの外、時間を費やしたもののいい物はなかったらしい。ただ、チェリーが安かったらしく約300g£2(約270円)を持っていました。
イギリスの入場料はどこも高く、このケンジントン宮殿も£18。今回のポンドのレートは1£≒134円前後だったので約2,400円。これがこの先あちこちで続くと思うとげんなりして、入らなくていいか、ということになりました。

対して、博物館は無料のところが多いので、ホテル近くの自然史博物館へ向かうことにしました。
公園を出たところにアルバート侯爵記念碑。

自然史博物館では、まず恐竜のお出迎え。
マグマの中を通るようにエスカレーター。

原始人の再現や生き物の剥製などもあり、どこも子ども連れの家族が非常に興味深そうに見学していました。

ざっと見学した後、荷物を取りに相棒たちが泊まっていた大学の学生寮へ行くと、安いだけあって幅広い層の人がチェックインに訪れていました。
2泊目からは娘はホステルへ移り、私たちとは別行動。食事は娘と別れてからにする予定でしたが、駅のそばで娘がハンバーガー店に興味を示したので入ることにしました。

私はBEEFの列のチーズ入りのものにしブルーチーズを選びました。店員さんが言うには、STILTONというのがそれ。

さすがはフィッシュ&チップスの国。ポテトの量がすごい。でも、お肉はミディアムレアで焼くと言っていたのに、明らかに焼きすぎ。ちょっとポソポソ感が強くて残念でした。海外でしかハンバーガーを食べることはありませんが、ニュージーランド・クイーンズタウンのは美味しかったなぁ。
食後ピカデリー線に乗り、途中の駅で娘が先に下車。私たちはホーバン駅からホテルへ向かいました。5分ほどのはず。
駅を出たところで外にある地図を確認し、歩き始めました。でも、行けども行けども見つかりません。途中で尋ねてみると、地図を90度見間違っていました。
あとになって気づきました。私は地図は必ず上が北と思っていますが、ロンドンの地図は今いる向きに合わせているのです。たとえばその地図の前に立ったとき、西が進行方向とします。そうすると、西が上にくるように表示されているといった具合です。
慣れてしまえば非常にわかりやすいのですが、そのときが初めてその地図に遭遇したときだったので、勘違いしてしまった私。延々1時間ほどぐるっと回ってようやくホテルへ着きました。
相棒は超不機嫌。


時刻は14時30分。
日没は20時過ぎなので時間はありますが、しばし休憩することにしました。
集合場所はヴィクトリア駅近くのコーチ・ステーションか、最寄りの指定ホテルだったので、私たちのホテルからも娘のホステルからも徒歩8分ほどのホテルを指定しました。
そのホテルがちょうど大英博物館の近くなので、チェックしておくことにしました。ところが。このホテルは、似た名前で2軒建っているのです。微妙に名前も違っていて確定できませんでしたが、当日コンシェルジュに聞くことにして大英博物館へ向かいました。
ロンドンは博物館と名がつけば無料のところが多い。

名前だけなら知らない人もいないだろうぐらい有名な大英博物館ですが、実は展示物が何かはまったく知りませんでした。
セキュリティーチェックを受けて中へ入ると、今さらながら気づきました。そうか。美術館じゃなくて博物館だ。なんとなく思い違いをしていたのです。
エジプトコレクションが見ごたえありと聞いていたのでまわってみました。

人が隣にいる方が、その大きさがわかります。

気に入ったのはこの優しい顔 (2025.12月にエジプト考古学博物館へ行ったあとに調べてみると、ラムセス2世らしい)。

でも人いきれに疲れてさっさと切り上げ、コベント・ガーデンへ向かいました。
今日はもうあまり歩きたくありません。せっかくの初日を迷子で費やしちょっともったいなかったのですが、この日は暑かったのでこれで充分だったように思います。
コベントガーデンへ向かう途中、花が美しかったので 。

コベントガーデンは特に見るものもなく、レストランや紅茶などのお店と中国の露店のような店ばかりで、ちょっとがっかり。
傍にあるロイヤル・オペラハウスのたたずまいは、今まで回った各国のどこよりも質素に思いました。
戻りながら、迷子中に見つけたスーパーでビールとワインを調達することに。でも、駅に到着すると、別のスーパーもあったのでした。
部屋でビールを飲んで、娘と分けたチェリーやサラダなどを少し食べたらもう睡魔。チェリーはとても甘くておいしかったです。

この日は19時ごろには寝てしまいました。ロンドンらしい観光地は翌日にお預けです。