昼寝から目覚めて大慌てで出掛けました。
中心部から西側にかけて、まだ何にも見ていません。翌日はバッキンガム宮殿の衛兵交代式を見る予定にしていましたが、雨の予報なので無理なくまわっておく必要があると考えました。
トラファルガー広場のネルソン記念柱。背後にはナショナル・ギャラリーが見えています。
でも、このときは通過しながら建物の名前をガイドブックで確認しただけだったので、見学など全く考えていませんでした。でも、このナショナル・ギャラリーこそ西洋絵画の宝庫、そして無料見学できたのです。
どこの国へ行っても美術館は通り過ぎるような見学しかしない私ですが、子どものころからゴッホ展、セザンヌ展、ピカソ展をはじめ、美術館は多く見て回っており、決して嫌いなわけではありません。ただ、短い日数の使い方を考えたときに優先度合いが低くなるだけなのです。
そのそばには海軍門。これはなかなかかっこよかったです。
途中、第2次世界大戦での女性の慰霊碑がありました。
ちょっと写真では暗いのですが、このモニュメントには胸にくるものがあります。
そのすぐ先にビッグ・ベン。
ロンドンの象徴である建物で映像で何度も見ていますが、思った以上に素晴らしく感動的でした。これは、まさしく百聞は一見に如かず。
対岸まで歩いてその雄姿をさらに眺めに行きました。
ロンドン・アイの左隣は旧市庁舎で、今は水族館になっています。
なんだか相棒はロンドン・アイに目がいっています。
乗りたい!
えええええ~っ?
日ごろから観覧車は嫌いだと言っていたではないか。なにを思ってロンドン・アイ?
とにもかくにもチケットセンターへ行きました。
でも、長蛇の列で何を買えばいいのか、いくらなのかも窺い知れません。
値段を知るにも並ぶしかないけど、チケット売り場でも乗り場でも並んでいる模様。
並ぶのが嫌いな相棒は、ちょっとひるみました。
じゃ、ホテルに戻ってから調べて、
翌日が雨でなかったら乗ることにしよう。
すべての観光名所には入らずになぜにロンドン・アイだったのか?
でも、どこかに入りたい!ということは珍しいので、明日乗ることにしましょう。
橋を戻る前、対岸からのビッグ・ベン。
このあと、すぐ隣にあるウェストミンスター寺院すら明日に回して、お土産を目指して百貨店へ行こうと地下鉄に乗りました。
ウェストミンスター駅は数少ないホームゲートのある駅です。
相棒は、手ぶらで出てきたのでオイスターカードを忘れたことに気づきました。あらま、珍しい失敗。もう1枚買う方が、たぶん安い。
百貨店は食品売場がなかなか見つからなかったのですが、キッチン用品は充実。
ただ、今はあまりそちらに目が向いていないので、ざっと見ただけ。
最後に見つけた食品売場で、あれこれお土産と、隣のスーパーでいちご1パック£2.3で購入。海外で果物を買うと失敗することもあるのですが、いちごはとても美味しかったです。本来の甘さ酸っぱさともにあって、しっかりした味わい。
ホテルへ戻ってからロンドン・アイの価格を調べてみると、スマホからは優先搭乗できる£29.45(約3,950円)しか見つけられません。
高過ぎ~ でも、珍しく乗りたいというのを反対する気持ちにはなれませんでした。