2016年(平成28年)10月21日(金)
明治42年から昭和4年まで市内を走っていた路面電車をイメージに、平成10年から運行しているバスです。この路面電車の設計者は岩国市出身で現在の東芝の創設者、藤岡市助。その人の名にちなんでいちすけ号と名付けられています。
山口県は優秀な人を多数輩出していますが、日本にエジソンとも呼ばれたこの人は、1890年(明治23年)日本初のエレベーターを浅草凌雲閣に設置しています。 高所からの眺めをウリにした望楼建築ですが、12階というのはさぞかし高かったことでしょう。ただ、1923年(大正12年)関東大震災で8階以上が崩壊し12~3人が即死。陸軍により爆破解体されたそうです。
(wikiより)
いちすけ号、レトロですよね。
中はもっとレトロ感満載です。
狭い昔ながらの町を通って、錦帯橋へ向かっていきます。
途中、岩国にのみ生息するというシロヘビ観覧施設であるシロヘビ神社を通過。アオダイショウの突然変異だそうです。
今の橋は2001年(平成13年)から2004年(平成15年)にかけて行われた平成の架替事業のあとのものです。五連の構造は世界的にもまれだそうです。
橋の丸みのある頂上部分には段がありません。上がるときは気になりませんが、下りは突然階段が始まるので気をつけていないと突っかかってしまいます。
なるほど日本三名橋、美しい姿をしています。錦川は何度も洪水で荒れたとは思えないほど静かに流れていました。
今もお住まいの方がいらっしゃるそうで、門をくぐったところまでしか入れません。1693年建立だそうですが、趣のある武家屋敷の構えですね。