英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

プラハ2日目-2 カレル橋~ストラホフ修道院


ところで、このカレル橋はヴルタヴァ川に架かっているのですが、
私、まったく知りませんでした。

ヴルタヴァ(Vltava) チェコ語 = モルダウ(Moldau) ドイツ語

   
まったく、何をしに行ってるんでしょうね。


ボヘミアの川よ~ モルダウよ~♪


歌いたかったじゃありませんか。






川のそばにこんな天窓の家がありました。
天窓ですが、見えますか?




明かりも取れそうにないですが、寒さ対策なんでしょうかね?





カレル橋を渡ったところにも橋塔があり、娘はそこに上りたいと言っていました。




























でも、とにもかくにも今日はプラハ城。
ただまだ時間も早かったので、まずストラホフ修道院へ向かおうということになりました。



橋塔のあいだに見える緑の屋根を持っているのは、これまた聖ミクラーシュ教会。
どちらも同じ建築家の設計だそうです。


そばを通ると先ほどの緑のドームが建物に隠れて見えます。
フレスコ画が立派なのだそうですが、教会はなぜか今回いくつも見ていません。



教会のそばを通るネルドヴァ通りをひたすら登っていきます。




ここは大使館通りのようで、いくつかの国の国旗が掲げられていました。









そこを抜けると 
ストラホフ修道院が見えました。
緑が白っぽく見えるのがお分かりいただけるでしょうか。
























一面、霜が降りているんです。もしかすると霧氷かもしれません。



修道院まで到着してから見下ろすと、こんな感じ。
























雪はないものの空気まで凍るような、そんな寒さでした。
石畳を歩いていると足元から冷気が伝わってきてブーツを突き抜けて凍りそうなほど。



修道院の見どころは、図書館です。

スイスへ行ったとき、ザンクトガレンの修道院図書館見たさに、
チューリッヒから電車で1時間ほど向こうへ足をのばしたのですが、
中へ入ったとき、感動のあまり涙が溢れてきたことがあります。

図書館と言われれば見たい!
でも、相棒たちは興味なし。


行っておいで、待ってるから。


ほかのことなら私も諦めますが、図書館は諦められません。

正面の白い建物は修道院
図書館は左の肌色のほうの建物です。
























私だけ、中に入ることにしました。
入場料100CZK+写真撮影料50CZK(計700円)
写真撮影者は別途料金が必要です。

階段を上がると、ひとつ目のドア。
でも、開ける雰囲気ではない

さらに上がると、先ほどと同じタイプのドアと、もうひとつ右手にドア。
これ以上進めないので、どちらかに入れるはず。
でも、まったく人気がない

おずおずと片側のドアを開けると、係の女性。
チェコ人って、レストランでもそうでしたが本当に無愛想なんです。
怖い顔をして睨まれて、入っていいのかどうか戸惑うほど。

手招きされて、ここが入口かとわかったので、さらに先へ進もうとすると、
えらい剣幕で怒ってる。

あぁ、チケットかとわかって渡すと、次は爆笑

チケットも渡さずに入るなんて、抜けてるわよねぇ、あなた

そんな表情でした
でも、つられて笑った私の服の上に、撮影者とわかるようにシールを貼り、
さぁ行っておいでと背中を押してくれました。



この図書館もまた感動もの。
日本人女性の3人組が中で説明を受けていたので、事前予約をすればそれも可能なのでしょう。

廊下には展示物もありましたが、待たせている私はあまりゆっくりできません。








先にあるのが【哲学の間】クルミ材を利用した重厚感のある書架。




形容の言葉が見つからないほど素晴らしく、いつまでも見ていたかった




廊下を先へ行くと、次が【神学の間】
























こちらは天井の漆喰の細工が素晴らしい


も~ なんでこんなに美しい空間を見ずにいられるの
 絶対入って見てもらおう
零下の外にいつまでも待たせておくわけにもいかず、所要時間10分足らずで泣く泣く退出し、


めちゃ良かった~ 絶対見てきて~


そう言ったところ、娘がニカニカ笑って一言。


絶対そう言って出てくると思ってた

だって

そこまで見ようと思わないのに無理強いすることもなく、プラハ城へ向かいました。