英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

プラハ3日目-4 プラハで観劇


ランチのあと、ホテルへ戻ってから劇場へ行くことになっていました。
初日の夜に娘が「何か観に行かない?」といって予約を取ってくれていました。
娘はロンドンでもバレエを観に行っていたし、そういうのもいいかなぁと思っていました。
何にするかは言ってましたが、お任せ状態。


でも、大ハプニングが発生


私の中には素朴な疑問のかけらが確かにありました。
国立オペラ座に、こんな格好で行ってもいいんだろうか?
予約したそれが何なんなのか聞いた気もするけど、オペラ座でするようなものだろうか?と。

朝に寄りたかった共産主義博物館は、国立オペラ座から近く。
時間があれば寄れるかもしれないというぐらい余裕を残してホテルを出ました。
娘曰く「映像となんとかの融合」とやらを観に行く前に、
まずは翌日の1日乗車券を買いにプラハ本駅へ向かいました。

翌日はチェスキークロムロフへバスで向かうことにしていましたが、
そのバス停最寄り駅までの電車代、戻ってきてからホテルへの電車代、
ホテルから空港への電車とバス代を1日券で購入してはどうだろう、と。

都度払いの乗車券でも乗継時間が90分であれば同じ乗車券で乗れるルールがあって、
1日券よりその方が安くなるのですが、チェスキークロムロフから戻ったあと、
もし食事をするなら1日券のほうが安心。
しかも、毎度検札があるわけではないのですが、都度払いの乗車券の場合、
大きい荷物は別に料金が必要というルールもあり、そのあたりが曖昧で心配でした。

現金の残額がわずか400CZK(1,800円)ほどになってしまったので、
確実にカード払いできる1日乗車券をプラハ本駅の有人窓口で買っておいた方が安心です。


初日、彷徨って以来のプラハ本駅に再訪。
そうそう。ここへ出てきたんだ




これで16時のプラハ


左側に駅の出入口




入ってすぐチケットブースがありましたが、大晦日のこの日は閉まっていました。


隣にカード払いの機械がありましたが、なぜかカードを受け付けてくれません




長距離列車などのチケットを買う窓口へ行ってみました。
開いている窓口のお兄さんに聞いてみたところ、けんもほろろ
どうやら障碍者枠で勤務している知的障碍者のようでした。

ほかの窓口は行列だったので、もう一度機械を試そうということになったのですが、
開演時間も迫ってきており、やはりもう一度窓口へ戻ることにしました。

列に並んで聞いてみると、利用開始時刻を事前に決めなければなりません。
明朝6時からの使用開始で、無事発券終了
330CZK(1,500円)なり。
無事、クレジットカードも使えたので、現金は減らさずに済みました。


プラハ本駅から、国立オペラ座は近くです。
























でも 
どう見ても人気がありませんよね?
入口が違うだけ? いや、そんな気配でもない、よね?
もしや、これはオペラ座ではないとか?


ねぇ、ほんとに国立オペラ座であるの


みんな何かを思い込んでいたのでしょう。
娘が確認してみるとオペラ座みたい


どこ?それ?


場所も確認済みと思っていたので、地図すら持っていませんでした
娘はタクシーに乗って運転手に予約票を見てもらえればわかるだろうと言いました。
でも、カード払いができるとは限らないし、現金も足りるかどうかわかりません。

こういうときはやっぱりホテル。
近くに小さなホテルの表示を見つけたので行ってみました。
すると「新国立オペラ座ではなく「新国民劇場
国立オペラ座と思い込んでいたので、その予約票のを、さらにまた思い違えていました。

観光マップを出してくれて、印をつけた場所は「国民劇場」の手前。
今朝通ったばかりのあそこだっ
 そこならわかるっ

残り時間は30分を切っていましたが間に合うはず。
ヴァーツラフ広場を下って行くと、確かに若者が集まるにぎわった場所。
でも、そんなことを考えている時間も、見まわす時間もありません。

急いで
 急いで
 急いで
でも、あまり急ぐと、ゆったり派の相棒がとても嫌がる。
はやる心を落ち着けて

到着したのはここ。
























1階のカウンターは違ったようで、上の階と言われました。
途中の階では、ドレスアップした人たちが開演前の一杯なんぞやっていらっしゃる。

国立オペラ座ではなくても、それなりの服で来るべきところ?
え~い!そんなことに構っていられる状態じゃないっ

さらに階段を上って上って






で、入りますとね 
子ども連れがほとんどでした
小さな劇場ですよね。




上演前の舞台の上には大きなバラ1輪。


で、何を見てきたかと言いますと、映像とバレエの融合でしょうか?

この白い幕に映像が映って、ダンサーが舞台で実際に踊ったり、
はたまたダンサーが幕の後ろへ回ると、映像の中でダンサーが踊っていたり、
なかなか面白い構成で作られていました。

言葉がない分わかりやすかったものの、やはり子ども向けだったかな



せっかく何かを観に行くのなら、オペラといわずともせめてマリオネット劇場など、
なんらかの情報を娘に伝えるべきでした。
ま、日ごろ観ないものだったので、いいことにしておきましょう




まだ早い時間に終了しましたが、大晦日ムードがあちこちで感じられました。
爆竹の音、街へ繰り出す若者たち。

でも私たちは、明日の朝が早いので、ホテルへさっさと戻りました。
ホテルの朝食は6時半からですが、元旦なので7時からと張り紙。
早朝発の私たちに用意できるものはあるかと尋ねたところ、
6時には準備しておくのでフロントに声をかけてほしいとのこと。

明朝はチェックアウトして荷物を預け、チェスキークロムロフへ日帰り旅行です