英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ブダペスト】5日目-5 ディナー~ブダペストの夜景はドナウの真珠

 
昼寝をするという娘を置いて、ふたたび市場へ繰り出してきました。 
市場ではおつまみ用のチーズをひとつ。 
1月2日16時、この店は閉店直前でした。
 
ヤギのガーリックチーズ 

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地下のスーパーは最悪。 
ディスカウントストアなのですが、品数は少なく雑多。 
それでもいくつか香辛料と、目当てだったパプリカのポテトチップスを買いました。
 
ホテルまでは4分の距離ですが、その通りと並行してヴァーツィ通りがあります。
鎖橋を少し南下したヴェレンシェマルティ広場から、市場までのおよそ1km。
鎖橋に近いほど賑わっていますが、市場近くのホテル付近でも、多くのレストランがあり、客引きが店先に立っています。
 
客引きのいない店がいいと思って見つけたここは、窓から見える地下店内の雰囲気がなんとなく良く見えました。

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 ディナーの場所も決まったので、部屋でビールとワイン、チーズでのんびり。
ビールはチェコが有名ですが、ハンガリーのビールも美味しかったです。 

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チーズは確かにガーリックの味はするんですが、すんごい弾力あり。
チーズと思わずに食べると悪くないのですが、買って帰るほどのものじゃないなぁ。
 
いい時間になってきました。 
起き出した娘と先の店に行くと、中は思ったよりカジュアルでしたがいい雰囲気です。 

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 前菜の盛り合わせ

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 またもやグヤーシュ

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パプリカ風味の鶏肉とニョッキ 

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私たちの知るニョッキとは違うのですが、ハンガリー語galuskávalはニョッキと訳されます。
 
店の外観です。下の窓から店内が見えるのですが、半地下になります。 

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さて、食事を終えた私たち、珍しくこの寒い中、夜の街へ繰り出しました。
目当てはブダペストの夜景です。
 
海外で危ない目に遭っていない理由のひとつに、
夜は早々にホテルへ戻っているということがあると思っています。
 
毎年海外で年越しを迎えているにも拘らず、まったく騒ぎを知らない。
今回もプラハで舞台を観終わったあと、賑わいを感じつつも人混みは通っていません。
 
時刻はまだ19時半ですが、私たちにとっては夜の街感満載でした。
 
ヴァーツィ通りを鎖橋のほうへいくと、イルミネーション。
人通りも多く、街はこれからという感じでした。

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セーチェーニ鎖橋までくると、重厚な建物にもイルミネーション。

歴史的建造物かと思っていたら、フォーシーズンズホテルでした。

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ここからは、ドナウ川沿いを歩きました。

車道なので人通りが少ないのですが、ずーっと王宮の丘の夜景が見えるのです。 

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マーチャーシュ教会もイルミネーションに煌めいています。

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娘は国会議事堂まで歩いていくつもりでいました。

それならトラムや地下鉄の方法もあったのですが、予定外の行動だったので地図もありません。ドナウ川沿いには、せっかくトラムも走っているのに~</p>

鎖橋から国会議事堂は1kmもないのですが、お店からは2.6kmでちょっと遠い。

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ブダペストでは、こういった銅像があちこちにありました。
暗いのでわかりにくいのですが、物悲しそうな男性が座っています。
「Sitting Statue of Attila Jozsef」アティッラさんは、32歳で早逝したハンガリーの詩人だそうです。

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アッティラさんの左には国会議事堂

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寒さの中の川沿いの道。

国会議事堂までせっかく到着したのですが、お手洗いに行きたくなった相棒と娘。

差し当たり見届けたからいいと思う彼ら、気が済むまで見たがる私。
娘たちは「右奥に見えるクリスマスツリーまで撮ってきて~」と言い置いて、ホテルへ戻っていきました。 
 
任命されたからにはきちんと撮らなくては。
ここには割と多くの人たちがいて、心細くはありません。 

まずは、ちょっと右へ回り込んで。

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 それから、頼まれたクリスマスツリーも。
見た目よりもずっと高い木です。

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 正面はこんな感じ
 
川沿いを走っていたトラムは、国会議事堂まで来ると回り込んで、正面の広場の傍を通っていきます。
地図さえあれば、乗ってくることもできたんだけどなぁ。
 
Rákóczi FerencⅡ の騎馬像も入れて。
ラーコーツィ・フェレンツⅡ世は、反ハプスブルク独立戦争の指導者で、
現在でもハンガリーの国民的英雄として讃えられています。 
 
さて。そろそろ引き上げねば。
レストランを出てから1時間も経っていませんが、20時半近くになっています。
考えてみれば、海外の夜の街をひとりだなんてちょっと危険かも。
 
一本中の道に入る方が、早くに人通りが多くなりそうでしたが、相棒たちと入れ違っては困ります。人気のないドナウ川沿いの車道を走りながら先を急ぎました。
 
心細いときのお供は電飾されたトラム。
 
セーチェーニ鎖橋まで戻ってくると、娘が立っていました。
近くのホテルでお手洗いへ行ってきたと。
残してきたものの、やはり心配になって待っていたと言っていました。
 
来た道を戻って良かった。
まったく危険な感じはありませんでしたけど、用心、用心。
 
プラハのこじんまりした旧市街とは違い、ブダペストは壮大な感じでした。
夜景は必見です。