英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【台湾】2日目-4 平渓天燈祭(ランタン祭)

 
さて、平渓天燈祭の会場へ戻ってきましたが、まだ16時。
 
どこで見るか迷って、ステージ真正面で素人のカメラマンたちが構えている後ろに
陣取ることにしました。
カメラの人たちは、脚立を立て椅子を置いておけば場所取りは完了なので楽。
私たちはじっと待っているほかありません。
 
あれやこれ手持ちの紙を敷いて座り、ひたすらじーっとしている私たち・・・
写真を撮るのでスマホをいじって充電を減らすわけにもいきません。
ただただ、風が吹くと寒い。
 
先に帰るから、気が済むまで見ておいでと娘に言ってみたものの、やっぱりひとりは寂しいらしく、こちらもやはり心配もあり、待ち続けるのみ。
 
17時を回ったあたりからH.I.Sのジャンパーを着た人たちが、慌ただしく用意を始めました。
でね、わかりました。H.I.Sで平渓天燈祭でランタン飛ばしをしましょうってツアー募集をしてるんでしょう。でも、まぁ見てください。

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飛ばすはいいけど、まだ明るいんです。
これなら高いツアー料金を払うより、十分駅の線路上で飛ばしていても同じじゃない?
 
あのきれいなランタン飛ばしを体験できると思っていたはずのツアー客、しかも、おそらくは本番前に現地を離れ、夜空に飛ぶランタンは見ていないはず。だって「○○号車のお客さま~ 退出で~す」ってやってましたから。 
 
他にも現地ツアーをいくつかHPで見かけましたが、こういうのもありましたね。 
 
飛ばせるかどうか確約はできないけど、11時から現地で並ぶツアー
 
でも、今年の整理券配布時刻は10時で、私が到着した10時半前でもすでに配布終了。
あ~ あれに申し込んだ人たちも、こうやって時間潰し中なんだろうなぁ。
私はツアー料金も払わず自力で来た分、まだ諦めもついたかも。
 
旅行社主催のランタン飛ばしは2度ありました。
あとのはまた違う旅行社主催だったと思います。
 
この日の日没時刻は17時45分。
2度目は本番前の制限時刻ギリギリまで粘って上げたのでしょう。
それでも、やはりこのとおりまだ明るかったです。
私たちには写真を撮る練習になりましたけどね。

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18時、平渓天燈祭が始まりました。思いの外、だら~んとした開始です。
獅子舞の踊りなど、ステージも両サイドの映像もよく見えました。
でも、周りの人たちも気もそぞろ。目当てはあくまでランタン飛ばし。

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第1回目は17時15分の予定でしたが、一向に点燈する気配はありません。
10分ほどして、カメラマンの合間からようやく見えました。
ランタン、大きいですよね~

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4人1組で飛ばすのでそれぞれの記念撮影タイムもあり、結構じっくり待ってから、ようやくランタンが舞い上がっていきました。
 
思いの外、撮るのが難しい~ ゆらりと上がってすぐ。

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そうして、ゆっくり上がって・・・

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ゆっくりなんですけど、でもほんの一瞬なんです。
こうして風に乗っていくまで、たった2分ぐらいの出来事です。
遠く向こうには見えますが、もうカメラでは追えません。

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儚いからこそ何度でも見たいような。
でも、早くに脱出しないと帰りのバスに乗るのが大変らしいので早々に脱出しました。
 
ところが、案内図と同じく誘導が下手らしい。
まず、出口への通路が不明でした。
 
実際はきちんと通路を設けてあったのですがさっぱりわからず、高いところに陣取っていた一般人の誘導で、その場所を探し当て会場外へ出たものの、今から入る人たちと退出する人でごった返し、どこを通ればいいのか見当もつきません。
 
警備の警察官は山のようにいましたとも!
でも、誘導することなくただ人海戦術ですかね、壁のように隙間なく立っているだけ。
よくまぁ事故が起こらないもんだというぐらい、すさまじい会場でした。
 
バスは、行きに降ろしてもらった場所からの発車のようでした。
そちらへ向かって歩いていくと、駅でも多くのランタンが上がっていました。
こちらのほうが、もしかすると情緒があっていいかも。
 
行きと同じく立ち席と座り席で並ぶ場所が違いましたが、この方法はいいですね。
私は立ち席を選びましたが、並んでいると第2回目のランタンも見えました。
撮るには遠過ぎましたが、どこにいても撮れる距離にはそう長く留まっていません。
 
時間が遅くなればなるほど混雑は増すそうなので、諦めて帰ってきたのは正解だったかな。
 
それでも、ホテルへ戻れたのは21時近く。
ワインを買って帰り、パイナップルケーキなどで夕食を終わらせるという、なんとも侘しい1日となってしまったのでありました。