2017年(平成29年)3月18日(土)
前回記事はこちら。
角館駅へ戻ってきました。
実は急いだ理由は、在来線に乗ってケチろうというだけではありません。新幹線に乗らないまでもバスも運行しており、12時16分発という手がありました。ただ、せっかくだから乳頭温泉で日帰り入浴はどうだろう?と考えていたのです。
差し当たり列車へ乗り込み、バスの発着場所となる田沢湖駅へ向かいます。
田沢湖線の列車内は、だだーんと長い座席。ボックス席は2つだけです。
バスに乗るには、事前に乗車券を購入しておくこともできるし、車内で支払うことも可能です。でも、温泉までは高額になるので、千円札がなければ先に購入が必須ですね。
バスの出発まで20分ほどあったので、ちょっとのんびりしていたのですが、ふと気がつきました。果たして日帰り温泉って、タオルは?
妙乃湯は入湯料800円。電話してみると、やはりタオル代は含まれていませんでした。しかも、貸しタオルの料金が 540円。しかも、よくよく見ると乳頭温泉といえば連想する乳白色のお湯ではない模様。あれは鶴の湯だけかぁ。でも、乳頭温泉を目前にして行かないの?
とにもかくにもまずは田沢湖へ。
でもね~ とにかく寒い!突風吹き荒ぶ湖畔。次のバスまでの1時間をどう過ごせばいいのかというぐらいの寒さ。飲水思源像の傍に行こうとしても、風が強くて近づけないほど。
この飲水思源像は台湾から贈られたものなんだそうです。
湖畔の旅館はほぼ休館だったように思います。スキー場からも遠いし、冬に楽しめることはないってことなんでしょうね。せっかくの田沢湖畔なのになぁ。
で、ワタクシたちはどうしたかと申しますと。退屈しのぎに歩くことを選択しました。
バス停の位置はチェックできるので、頃合のところまで歩こうかと。
しばらく行くと辰子観音像があります。田沢湖で有名な辰子像ではありません。明治百年記念として、昭和43年に建立されたもの。自分の美貌を永遠に残したいなんてどんなに美しかったんだろうか辰子さん。→たつこ伝説
途中、タクシーを何度か見かけました。お客さんを降ろしてまた通ったら、絶対に鶴の湯へ行ってもらうぞ。でも、どれも貸切の観光タクシーのようでした。あぁ、なんとも心残りな鶴の湯。
2駅歩いた田沢湖橋のバス停のそばに山のはちみつ屋というお店がありました。ピザ工房と、ハチミツ屋、そしてお菓子工房です。 時刻表を確認すると13時32分発。え? 田沢湖畔バス停から1分?私たち、20分以上は歩きましたけど(涙
これ以上歩く必要もないので、お店を見学することにしました。各種はちみつに、はちみつジャム、はちみつ甘酒やはちみつ飴もありました。でも、欲しいものは重い。バスの時間が気になったのでお菓子工房へは寄れませんでした。
少し遅れてバスはやってきました。さすがに1分じゃ、無理ですよね。
ここから20分ほどでアルパこまくさに到着です。
結局、乳頭温泉は今から温泉に泊まるので、まぁいいかと断念することにしました。でも、秋田出身ブロ友さんのまんちさんにイチオシしていただいていた鶴の湯も、このアルパこまくさまでの送迎があったようでした。失敗です。
しかも、ここでチェックインまで1時間を過ごさなくてはなりません。
アルパこまくさの温泉もタオル持参のところ。地元民らしき方々が結構やってきます。私たちはここで秋田駒ヶ岳の自然や、火山活動のビデオをのんびり見ていました。待っていればホテルの迎えは来てもらえますが、時間があるので歩いて行くことに。雪がなければ10分ほどの場所です。
アルパこまくさからの道の両脇は除雪された雪の山。
思ったより距離はありましたが、普段通れる道が雪でふさがっているためでした。
さて、今日の宿泊先ホテルグランド天空に到着です。
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