2017年(平成29年)3月19日(日)
前回記事はこちら。
ホテルグランド天空に泊まっています。
6時前、カーテンを開けて外を眺めました。田沢湖が朝日に映えますね~
1時間後のレストランからの景色はまた違う表情をしていました。でも、いくら撮ってもこの景色は切り取れないですよね。
朝食は、なんてことない旅館の朝食ってとこなんですけど、なんといってもあきたこまちですから、おかわりまでしちゃいました。
さて。在来線で秋田へ戻るには、9時36分の列車に乗らなければなりません。アルパこまくさ発のバスは8時54分発。ホテルの送迎を利用します。
田沢湖は水深423m、日本でいちばん深い湖です。お宿の方に聞いたところによると、水産資源も豊富で漁業が行われ、中でも固有種のクニマスは、藩主への献上品とされていたそうです。第二次世界大戦時に発電所建設のため、玉川温泉の水を湖に流すことになり、強酸性の水質のせいで、すべての魚が死滅してしまったのだと、ものすごく無念そうに話をされていました。
アルパこまくさでバスを待っていると、山へ向かってクロスカントリーに出掛けていく人を見かけました。駐車場では、同様の用意をしている人たちが数人。そういう趣味、いいなぁ~
しばらくすると除雪車登場。ほぉぉ~ こんなところを通って行けるんだ。赤い色がキュートです。
ところで、この日の予定には随分悩みました。せっかくの秋田、どうしても男鹿半島へ行きたかったのです。
滞在可能時間は、列車の都合で2時間45分か1時間10分しか選択肢がありません。見学にかかる時間は1時間ぐらいでなんとかなりそう。真山伝承館では、なまはげ参上の実演が行われ、なまはげ館では、100体以上のなまはげが見られるようです。
田沢湖駅到着。少しバスは遅れましたが、無事に乗ることができました。
秋田駅到着は11時20分です。
のんびり座っていましたが、途中、大曲の駅で乗り換えが必要でした。反対側のホームへ回ってまた在来線、新幹線を見送ってからの発車。在来線のホームに新幹線ってヘンな感じ。でも、在来線を使えるなら無駄がなくていいですよね。
まだ時間も早いので、ほかの候補の店も回ろうということで、西武百貨店を出てアーケードを通ってすぐの無限堂。ここも人気店で、メニューも手ごろな価格で郷土料理も揃っています。
さらにもうひとつ気になっていたのが寛文五年堂。行ってみると隣にある秋田比内地鶏生産責任者の店 本家あべやも良さそう。でも、比内地鶏の親子丼で終わらせるのも嫌なので、食べるとなったらしっかり鍋になってしまう。それなら夜に戻ってくることにしようということになりました。
もっといえば、せっかくだから秋田牛も食べたい、同じ建物に入っている秋田牛玄亭にも興味津々。ただここは、お肉以外はビュッフェスタイルだとわかったので外しました。
結局、戻るのも面倒だということで寛文五年堂へ。
お座敷もあってとても感じのよい店ですが、途切れなく人は来るものの満席にはならないのは、ちょっと駅から離れているからでしょうか。
さもわたし(天然のナラタケ)
串から外してから撮るのを忘れたことに気付いた比内地鶏の串焼
天ぷら盛り合わせ
生酒1合(刈穂?)
日本酒は、またしても「生酒はありませんか?」と聞きました。今までメニューの中から選んでいたのですが、ひとまず聞いてみるのもありかと思ったんですよね。そうしたら、1種類だけ生酒がありました。刈穂、高清水、雪の茅舎のどれかだったと思うのですが、忘れちゃいました。でも、たぶん刈穂。ここのお酒は馴染みの店へ限定品も携えてよくやってきているので、よく知る大好きなお酒です。
最後に、稲庭うどんを頼みました。「冷麺と温麺」「生麺と乾麺」などの食べ比べもあったんですが、ちょっと量が多いので「生麺」「乾麺」を単品で。
さて、どちらが生麺?乾麺?
私、生麺のほうが絶対に美味しいと思ってたんです。でも、さすが稲庭うどんを広く知らしめただけのことはある乾麺、おそるべし。乾麺の方が美味しいように私は思いました。
他の人の感想に興味をそそられたので、店員さんに尋ねてみました。
すると
「他では生麺をやっていないので、うちでは生麺のほうが人気です」
ほぉぉ~ 生麺はここだけか~(駅周辺に限るのかもしれませんが)
食べておいて良かった~
もうね、私たち、晩ご飯は断念しました。食べ続けの旅だったので一休みして、日本酒と肴になるものを買って、部屋呑みするほうが、お酒を堪能できるんじゃないかと。
もうHPでは売り切れで、また12月まで出会えないお酒です。
この秋田富士は県内限定品。横倒し厳禁ってことは、またまた活性タイプ?
-10って甘いはずだけど、そんなことなかったなぁ。このシュワ~っとくるタイプ好きです。酵母がまだ活きてますね~って感じで。
こちらを調子よく2杯ほどひっかけて観光に出掛けました。
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