遅いランチなのか、早いディナーなのかという時間になってしまいました。
城壁を出て入り江の傍に目的のレストランはありました。
こんな時間、誰も食事をしている様子はありません。
レストランの傍はカヤックの出発地点のようです。
何組もここから海へ出て行きました。
右側に、さっき見えていたロヴリイェナツ要塞の上り口が見えました。
せっかくだからちょっと行ってみましょう。
でも、忘れてはならないのが、お腹がすくと突然機嫌が悪くなる同行者。
階段をずーっと上がって、もうちょっとのところで有料とわかって引き返しましたが、部屋に戻ってガイドブックを見ると、城壁廻りのチケットと共通であることが判明。
チケットの裏側を見ると、確かにそこにも書いてある。
レストラン【ORUHAN】に近づくと、1組入っているのが見えました。
もう16時半。悩んでいる場合ではありません。
海辺の席に案内されました。
ちょっと風が冷たくなってきています。
お通しの魚のマリネ。うん。美味しい。
タコのサラダ
これはごくフツー。
ムール貝はトマトソースだったのですが、白ワイン蒸しが良かったなぁ。ちょっと味が濃くて、パンには合いましたが期待の味ではありませんでした。
ビールのあと白ワインをグラスで頼んでおしまい。
計 350HRK(5,915円)
あとで旅行記などを探ってみると、場所もいいし旅行客でにぎわう店だそうです。
でも、それだけに営業努力も不要で、いまひとつではないかと書かれていました。
私もその意見に激しく同意です。
とりあえず、最初の食事はこうして終わりました。
こんな時間に食べてしまったので、夕食はもう不要。
ワインだけは調達しておきましょう。
バス停の向かいにスーパーがあったので、これで万全。
スーパーの傍で、現地発ツアーの看板を見つけました。
看板を眺めていると、お姉さんが「どこ行きを探しているの?」と聞いてきました。
「コトル」と答えると、説明に店の中へ案内してくれました。
朝7時半にバス停集合で、コトルからプドヴァをまわり、船で渡って夕方の戻り。
確か300HRKぐらいだったような記憶があります。
5,000円ぐらいでいけるなら、日本で予約していくよりもずーっと安い。
でも、断念しました。
せっかくこの美しいドゥブロヴニクの街で、もう少しゆっくり過ごすことにしよう。
お姉さんにお礼を言って、旧市街の散策に戻ることにしました。
近くで、また猫に遭遇しました。窓辺に寝そべっています。
人を警戒する様子はほとんどありません。
旧市街へ戻りました。
ピレ門を入ってプラツァ通り。
城壁廻りのときに上から見ていた階段を下から見ます。
ここは比較的幅が広いとはいえ、こんな細い通りでもテーブルが出されています。
途中、プラハでも見かけたチョコとゼリーの店がありました。
プラハでは写真を撮ってはいけないと言われたので、ここも店の外からそっと。
たった今、やっぱり壁にNO PHOTOと貼ってあるのを見つけました。すみませんっ
カラフルなので、きっとみんな撮りたくなっちゃうんでしょうね。
途中、インコを触らせてくれるところがありました。
到着したときはピレ門近くにいましたが、ちょっと移動していました。
昔、こんな大きいインコを飼っていたことがあります。
「よっちゃん」としゃべるコで、機嫌が良ければ「はとぽっぽ」も歌いました。
迷い込んでいたのを保護し、飼い主が見つけられなかったのですが、2年ほどして不慮の事故で亡くしました。
私によく懐いていたので、しばし立ち直れなかったな・・・
ルジャ広場の鐘の前。ピレ門からまっすぐに行けば、ほんの2,3分の距離です。
左のアーチのある建物はスポンザ宮殿。
2体の天使に支えられた金ピカのお方ですが、光の加減で見えにくい。
散策しながらいつものように自宅へ送る絵葉書を買いましたが、たった30HRK(51円)です。
切手は郵便局へ行かなければならないということで場所を聞くと、ジャ広場の方角へまっすぐ行って右らしい。
でも、何度ウロウロしてもありません。
聞いても聞いても、みんなまっすぐ行って右と言う。
最後に、レストランの人に聞いてみると、すぐそこでした。
ただ、もう19時半、明日にならなければ開いていないだろうと言われたのですが、場所の確認のために前まで行くと、まだ開いていました。勤務時間、長いな~
日本までの切手は5.8HRK(125円)。
それだけで絵葉書は遠く旅ができるのか~ 安いなぁ~
初日ももう終わり。
夜中発の飛行機で出発し、機内ではほとんど寝ずに映画三昧だったので、わずかな仮眠を挟んでかれこれ2日近く起きています。
宿のあるレストランは、2階まで人が入っており賑やか。
でも、疲れのせいで瞬く間に寝落ちしてしましました。