英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【クロアチア】1日目-4 ORUHANでランチ&ドゥブロヴニク旧市街

 
遅いランチなのか、早いディナーなのかという時間になってしまいました。
城壁を出て入り江の傍に目的のレストランはありました。
こんな時間、誰も食事をしている様子はありません。
 
レストランの傍はカヤックの出発地点のようです。
何組もここから海へ出て行きました。

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右側に、さっき見えていたロヴリイェナツ要塞の上り口が見えました。
せっかくだからちょっと行ってみましょう。
でも、忘れてはならないのが、お腹がすくと突然機嫌が悪くなる同行者。 

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階段をずーっと上がって、もうちょっとのところで有料とわかって引き返しましたが、部屋に戻ってガイドブックを見ると、城壁廻りのチケットと共通であることが判明。
チケットの裏側を見ると、確かにそこにも書いてある。  
  
レストランORUHANに近づくと、1組入っているのが見えました。
もう16時半。悩んでいる場合ではありません。
 
海辺の席に案内されました。
ちょっと風が冷たくなってきています。 

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お通しの魚のマリネ。うん。美味しい。

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タコのサラダ

これはごくフツー。

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ムール貝

ムール貝はトマトソースだったのですが、白ワイン蒸しが良かったなぁ。ちょっと味が濃くて、パンには合いましたが期待の味ではありませんでした。

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ビールのあと白ワインをグラスで頼んでおしまい。
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計 350HRK(5,915円)
 
あとで旅行記などを探ってみると、場所もいいし旅行客でにぎわう店だそうです。
でも、それだけに営業努力も不要で、いまひとつではないかと書かれていました。
私もその意見に激しく同意です。
 
とりあえず、最初の食事はこうして終わりました。
こんな時間に食べてしまったので、夕食はもう不要。
ワインだけは調達しておきましょう。
バス停の向かいにスーパーがあったので、これで万全。
 
スーパーの傍で、現地発ツアーの看板を見つけました。
ガイドブックでは、ボスニア・ヘルツェゴビナモスタルか、モンテネグロのコトルへの日帰りツアーが一般的です。
 
看板を眺めていると、お姉さんが「どこ行きを探しているの?」と聞いてきました。
「コトル」と答えると、説明に店の中へ案内してくれました。
朝7時半にバス停集合で、コトルからプドヴァをまわり、船で渡って夕方の戻り。
確か300HRKぐらいだったような記憶があります。
5,000円ぐらいでいけるなら、日本で予約していくよりもずーっと安い。
 
でも、断念しました。
せっかくこの美しいドゥブロヴニクの街で、もう少しゆっくり過ごすことにしよう。
お姉さんにお礼を言って、旧市街の散策に戻ることにしました。
 
近くで、また猫に遭遇しました。窓辺に寝そべっています。
人を警戒する様子はほとんどありません。
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旧市街へ戻りました。
ピレ門を入ってプラツァ通り。

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城壁廻りのときに上から見ていた階段を下から見ます。
ここは比較的幅が広いとはいえ、こんな細い通りでもテーブルが出されています。

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途中、プラハでも見かけたチョコとゼリーの店がありました。 
プラハでは写真を撮ってはいけないと言われたので、ここも店の外からそっと。
たった今、やっぱり壁にNO PHOTOと貼ってあるのを見つけました。すみませんっ 
カラフルなので、きっとみんな撮りたくなっちゃうんでしょうね。

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途中、インコを触らせてくれるところがありました。

到着したときはピレ門近くにいましたが、ちょっと移動していました。 

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昔、こんな大きいインコを飼っていたことがあります。
「よっちゃん」としゃべるコで、機嫌が良ければ「はとぽっぽ」も歌いました。
 
迷い込んでいたのを保護し、飼い主が見つけられなかったのですが、2年ほどして不慮の事故で亡くしました。
私によく懐いていたので、しばし立ち直れなかったな・・・
 
ルジャ広場の鐘の前。ピレ門からまっすぐに行けば、ほんの2,3分の距離です。

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左のアーチのある建物はスポンザ宮殿。
1520年ごろの建築で、ゴシックとルネッサンスの特徴を併せ持っています。
 
かつては税関や保税倉庫が置かれていて、1667年の地震でも倒壊を免れたため、
震災以前の建物の様子を現在に伝える貴重な建物です。
現在は公文書館として使われており、30HRKで見学できます。
 
右手に聖ヴラホ教会があります。 

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こちらは無料公開なので、ちょっと入ってみます。

かつてロマネスク様式で建っていましたが地震で大きく損傷したのちに火災で焼失。1715年にバロック様式で再建されました。

正面にパイプオルガンは珍しいですね。 

大理石の豪華な祭壇が設置されており、主祭壇には聖ブラホ像がいらっしゃいます。

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2体の天使に支えられた金ピカのお方ですが、光の加減で見えにくい。

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散策しながらいつものように自宅へ送る絵葉書を買いましたが、たった30HRK(51円)です。 

切手は郵便局へ行かなければならないということで場所を聞くと、ジャ広場の方角へまっすぐ行って右らしい。
  
でも、何度ウロウロしてもありません。
聞いても聞いても、みんなまっすぐ行って右と言う。
 
最後に、レストランの人に聞いてみると、すぐそこでした。
 
ただ、もう19時半、明日にならなければ開いていないだろうと言われたのですが、場所の確認のために前まで行くと、まだ開いていました。勤務時間、長いな~ 
 
日本までの切手は5.8HRK(125円)。
それだけで絵葉書は遠く旅ができるのか~ 安いなぁ~ 

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初日ももう終わり。
夜中発の飛行機で出発し、機内ではほとんど寝ずに映画三昧だったので、わずかな仮眠を挟んでかれこれ2日近く起きています。
 
宿のあるレストランは、2階まで人が入っており賑やか。
でも、疲れのせいで瞬く間に寝落ちしてしましました。