英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【クロアチア】4日目-2 プリトヴィッツェ国立公園・下湖群

 
晴天のプリトヴィッツェ国立公園。
出発してすぐ、早くも絶景が広がりました。
エメラルドグリーンの湖に公園のシンボル、プリトヴィッツェ滝。
 
ほぉぉぉ~ これは予想以上かもしれない~
 
よく見ると、下の方にも道が見え、滝に近づくことができるようです。
行きたい行きたい!

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遊歩道はわかりやすくきれいです。

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Cコースを目指すにも、標識があって迷わなくて済みそう。

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少し下ると、プリトヴィッツェ滝の全景が見えます。
この滝は、源流プリトヴィッツェ川から、コラナ川に注ぐ国内最大の滝です。
落差は約78m。 

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カルジェロヴァツ湖に架かるトレイルで対岸へ。
水があまりにも澄んでいるのにも感動。

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魚もくっきり見えます。

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上から見ていたプリトヴィッツェ滝まで下りてきました。
 
滝の前に生えているのは、私にはわさびに見えたのですが、あちこちにありました。
この清流だったら自生していてもおかしくありません。
 
近づきすぎて、逆に落差がわからなくなってしまいました。
飛沫で濡れる~ 春と秋が水量が多く、見ごろなのだそうです。

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プリトヴィッツェ滝で行き止まりなので、戻ります。
戻る道すがら下を見ると、プリトヴィッツェ滝から流れ落ちた水が、さらに下へ落ちていく様子が見えます。

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戻る道も素敵でしょう?
はじめに見たエメラルドグリーンのカルジェロヴァツ湖からの水です。
湖だけ見ていると、とてもこんなに激しい水流になるようには思えませんよね。

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どこを歩いていても変化に富んでいて、飽きることがありません。

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石灰華が付着した植物が湖底に沈んでいるのが、あちこちで見えます。
「石灰華」というのは炭酸カルシウムの沈殿物だそうで、なにやらよーわからんのですが・・・鍾乳洞や大理石などのお仲間ですね。 
要するに、そういうのが水辺で沈んでいる植物など付着しているので、湖底の木々が腐らずにあるって話なんでしょうか?
 
ここでも魚が見えますね。

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実は、どの道もけっこう混雑しているのです。
見てのとおり、すれ違うのがやっとのトレイルが続いているのに、この絶景。
1人立ち止まって写真を撮れば、すぐに渋滞してしまうのです。
 
時間がない私たち、ちょっと焦りの気持ちも出てきます。

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途中、ちょうど木に隠れたところに洞窟があり、口を開けていました。ガヴァノヴァツ湖畔の青の洞穴です。 
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時間がないと思いつつ、ついこういうところへは行ってしまう私。

中から階段が二つに分かれました。先に上がったのはめちゃくちゃ急な階段の方。

見えたのは、洞窟からの湖だけで行き止まりしたが、でもきれい~

なるほど~ 青の洞穴だ~ 

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ただ、歩くにはよくても底が滑りやすい靴を履いていたので、上ったものの降りるのは恐怖でした。大失敗。足元の岩が濡れていてツルツル。 
 
もう一方も途中まで上りましたが、確かに青の洞穴です。

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ここは上の遊歩道へ続いていた気がします。でも、上がってしまうと湖から離れるので戻るほうが良さそう。せっかくここまで来たけど降りましょう。
 
見下ろすと、ちょっとは過酷だった上りがわかるでしょうか。
それでもこちらはきちんと階段だったので、向こう側よりまだマシでした。

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青の洞穴を降りて次に続くのが、ミルカ・トルニナ滝です。ミラノヴァツ湖からガヴァノヴァツ湖へ、階段状に流れ落ちる美しい滝です。

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ミルカ・トルニナは、19世紀末から20世紀にかけて、国際的に活躍したクロアチア出身のソプラノ歌手の名前です。1897年に行われたザグレブ公演の収益金を公園の保護整備協会に寄付した、プリトヴィッツエの自然を愛したオペラ歌手だそうです。

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カモも泳いでいます。
水がきれいすぎて、木々や景色を映し込んでしまいます。

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ツアーのグループも多くいました。
それでも、日本はゴールデンウィークとはいえ、海外はただの週末。
ハイシーズンの真夏に比べると、ぐんと少ない人出なのでしょう。

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出発からちょうど1時間。
予定していた上湖群へ行く電気ボート乗り場P3が近づいてきているはず。
 
実は私はちょっと焦っていました。
この電気ボートの運行が30分毎書いてあったのです。
週末なので増便しているかもしれませんがちょっとの差で逃すとかなりのロス。
 
脇を流れる滝を見ながら、一人先に様子を見に走りました。  

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視界の開けた場所に出ると、すぐ乗り場が見えました。

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待っている人は多くありませんでしたが、ちょうど向こうに電気ボートが見えました。
いいタイミングです。

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ここにはカフェがあり休憩することもできましたが、まだ食事には早いので先を急ぐことに。 
できれば、上湖群を回ってP1へ行き、近くのホテルでランチを考えていました。

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この電気ボート、乗り口はこんなに簡単。
でも、すごくルールが厳格で、決して立ってはいけません。全員必ず着席です。

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遊覧するのは園内最大の湖、コジャク湖です。全長2.3km、深さは最大46m。
元は異なる2つの湖でしたが、間を隔てていた堰堤が崩れて1つになったそうです。
 
15分ほど乗ると、P2が見えてきました。
ここから上湖群へ行きます。
 
左に目をやると、すぐそこにP1が見えます。
最終的にはここへ戻ってくるのですが、ここがENTRANCE2の最寄になります。
 
上湖群は人も少なくなるそうです。
ツアーはたいてい下湖群で終了するので、上湖群は行くのは宿泊者中心でしょうか。