ストックホルムの2日目。
冷蔵庫のないこのホテルですが、選んだのは朝食の評価が高かったからです。
初日は6時半からのスタートでした。
朝食会場は、こちら。
ホテルを見つけたとき、赤い日除けが目印になった場所がこのレストランです。
前評判どおり、種類も豊富でした。
温かいものはソーセージやベーコン、大豆のトマトソース煮込みや卵料理などが、ル・クルーゼのお鍋に入っていました。
生野菜があるのも嬉しかったですね。
トマトやきゅうりもスライスで。チーズもあります。
ハムやローストビーフ、サラミなど、ずらりと並んでいます。
撮りそびれていますが、ここでもニシンの酢漬けがありました。
ここのパンは美味しくて、チョコデニッシュやミニカップケーキもありました。
スムージーもあります。ジュースの種類も豊富でした。
そして私は、サンドイッチをひとつずつ作って持ち帰りました。
小さいパンにローストビーフやチーズ、野菜などを挟み、お腹がすくと機嫌が悪くなる相棒の間がちょっと持つように工夫です。
そんなに朝食もいただいていませんから、顰蹙を買うような量にはなっていません。
結構気軽にフルーツや個包装タイプのヨーグルトなど持ち帰っているのを見て、ちょっとそんなことを思いついてしまいました。
旧市街ガムラ・スタンへ向けて9時前に出発しました。
ホテルを出てすぐ、まずはストックホルム中央駅の全貌です。
バスターミナルは上の階にあるので、下から見るともっと趣があります。
ここを過ぎるとノーベル賞の晩餐会があるという市庁舎が見えます。
森と湖の国スウェーデンなので、市庁舎も橋を渡っていくことになります。
でも、渡ってしまうとガムラスタンから離れてしまうので、ちょっとだけ。
日影がないので、気温が低くても結構暑く感じます。
このぐらいで引き返したほうが良さそう・・・
国会議事堂へ向かって進路を変更しました。
途中、大発見したのがワインショップ~
開店前でしたが、すんごい品揃えがガラスの向こうに見えました。
絶対この場所、忘れないぞ。
前日に見たような注文方式の店で買うのは大変だと思っていたので万々歳。
ワインショップを通り過ぎて、少し行くと国会議事堂がどーんと登場。
きれいでしょう~ いい場所に建っているなぁと思いました。
右へ視線を移せばリッダーホルム教会や貴族院が見えます。
水の色もきれいに映えています。
さらに右へ目を向けると、先ほどの市庁舎も見えます。
ほんと、すべて水に浮かんで見えるんですよね~
国会議事堂を突っ切ることにしましょう。
この国会議事堂はひとつの島の上に建っていて、この島にあるのはこれだけ。
国会議事堂のある島から橋を渡ると左手には王宮が見えます。
むむ?見学の入口はどこだろう?
王宮から国会議事堂を見ると、国会議事堂のある場所が島であることが少しわかりやすいかも。
国会議事堂前の公園右奥には王立歌劇場があります。
王宮もそうですが、工事中が多いです。
王宮をぐるりと回って側面に行くと、衛兵がいます。
正しい衛兵交代式は、このちょうど反対側面で行われるのですが、ここでは、時間になるとひとり行進をして元の持ち場へ戻るという地味な動き。
むむ?ここも王宮見学の入口ではなさそう。
さらにぐるっと回ると、こちら側が王宮への入口でした。
なにかにつけ、私ってば裏側から攻めていっている気がします。
正面はストックホルム大聖堂、右手の建物が王宮。
王宮のホールだけ覗いてきました。
中に入りたかったんですが、王宮は160SEK(2,200円) 、大聖堂は60SEK(820円)です。
ストックホルムパスを購入すればほぼどれにも入れ、1日券535.5SEK(7,350円) 、2日券715.5SEK(9,800円)(しかもサマーセールで10%off)です。
でも、パスを買うと元を取りたいと思ってしまうし、入ると時間はかなりかかるので、気が進まないと相棒に言われてしまいました。
とりあえず大聖堂は木・金曜日の夜にコンサートもあるようだったので、そのときに見学もいいかなぁなんて話になって、なんとなく入場はスルーしました。
大聖堂の左隣の位置にノーベル博物館120SEK(1,650円)があります。
気温は低いのですが、日差しが強いので結構暑さが身に堪えるんですよね。
ノーベル博物館のある広場で座ってのんびりしました。
ノーベル博物館前のストールトルゲット広場は、ホテル廊下の壁紙にもなっていました。冬になるとクリスマスマーケットが開催され、ストックホルムの象徴的な場所です。
ところで最近、インスタグラムの影響でなんでもない場所が観光名所になりますよね。こんなものをだれが見に行くんだろうというようなものが脚光を浴びる。
かくいう私、それを見てなんになるんだという一品を見に行ってしまいました。
この近く、フィンランド教会の中には彼はいました。
この大きな木の向こう・・・
たった14cmぐらいのアイアンボーイです。
ちなみに、このお賽銭は乞食のおじさんがちょっと持って行ってました。
そもそもご利益があるのか、罰が当たるのか、ちょっとばかりギモン。
ここまででたった1時間半。