ランチの場所は、ガムラスタンのお店もいくつかピックアップしていました。
でも、なーんとなく今回は調べた分だけ縛られてしまって失敗した感じ(涙
せっかく見つけても、入りたい雰囲気ではなかったりして、食事を楽しみにしていたはずが、たぶん物価高なためもあって気が向きませんでした。
でも、最後ぐらいはちゃんと食べたい。
ピックアップしていたノーベル博物館近くのKaffegillet i Gamla Stanが、まぁ許せるかなという感じだったので、入ってみることにしました。
観光地のど真ん中、しかも日本語メニュー付という期待できない要素が満載でしたが、ホスピタリティにあふれたお店でした。
たぶん、6ヶ国語ぐらいのメニューがあるのですが、ホールを仕切っていた女性は、私がいるときには英語とスペイン語、母国語も合わせると、少なくとも3ヶ国語を操っていました。
日本語も挨拶程度にはOK。
英語ひとつもままならない私にとっては、尊敬!
ヨーロッパの言語は語順が同じとか、発音やスペルで想像がつきやすいとかで、ひとつ話せると、さほど苦労しないと聞いたことはありますが、飲食店でこれほどのスキルが必要って、レベル高いですよね~
きちんと声をかけてくれて、雰囲気もとても良いお店でした。
ビールには、BISTRO LAGARと書いてあります。ビストロ用のビールってこと?
考えてみたら、北欧はどこもそうでした。
例えば、これはコペンハーゲンで飲んだビールですが、わざわざNYHAWNとその場所の名前が入っています。
軒を連ねていたニューハウンのお店では、みんなこのビールを置いているのでしょうか。
ベルゲンの魚市場で飲んだビールには、FISKETORGET(=魚市場)と書かれていました。さらに下にもBERGEN FISH MARKETと英語でも。
こんな屋外のお店でも、名を冠したビールがあるんですよね~
そうでもなければ売る許可が下りないとか?
さて。この店に入ろうと決めたのは、このメニューを見つけたからでした。
燻製トナカイ肉
トナカイって食べてみたいじゃないですか~
相棒はフィンランドで食べていますが、私はお初です。
トーストの上にと西洋わさびホースラディッシュソースがたっぷりで、その上に燻製肉が載せられていますが、すごく美味しかったです。
臭みもないし、ホースラディッシュがとても合う。
ブロッコリーとブルーチーズパイ
ストックホルム初日に魚貝類のスープを頼んだときのチーズパイと同じく、パイというよりピザ。
ブルーチーズを見つけてクラクラして決めてしまいましたが、今見ると美味しそうなメニューばかり。
でも、帰り際に運ばれてきた隣のスペイン語家族が食べている量を見ると、それはそれはすごい量なので、なかなか注文も難しいですけどね。
免税手続もあるので、さっさと空港へ向かいますが、
6本のビールを持って帰ることになった
を思い出しておいてください。