2017年(平成29年)11月18日(土)
娘が友だちと宮古島へ行くと言うので、景気よくマイルを譲り渡した私。でも、待てよ。娘が不在なら、気兼ねなく私も出掛ければいいってことか。そう気がついたときは、特典航空券は皆無。行きたいよなぁ。
というわけで、マイルをANAコインに交換して予約しました。しかも、エコノミーとほとんど価格の差がなかったので、富山へプレミアムクラス。何が嬉しくて、国内線でこんな座席を取るんだと思っていたけど、興味津々。上級クラスたるやなんたるか、ちょっと見て来ようじゃありませんか。
他の行先も迷っているあいだに埋まってしまうし、残る宿をにらめっこしながら、ようやく奥穂高をロープウェイで上る計画に。しし座流星群が見られる時期と重なり、夜間運行もあるらしい。期待に胸を膨らませ、残りの予定を立てていたら、天気予報を見ていると雨。 翌日、多少雨でも町歩きできるだろうと、奥飛騨から飛騨高山へ回ることにしました。
さて、初日。初のANAラウンジです。
おお~ 日本酒もあるのか~
到着した富山は、予報通り雨。
前回は時間切れで見つけられなかった高岡大仏へ行きたくて、高山からあいの風とやま鉄道なる長ったらしい名前の列車に乗りました。
そぼ降る雨。晴れ女の名が泣きます。15分ほど歩いて高岡大仏、今度は見つかりました。
奈良の大仏、鎌倉の大仏と並んで、日本三大大仏を「自称」していますが、歴史、格ともに違い過ぎるので、一般的には認められていないんだって。かわいそーに。
ただ、与謝野晶子が「鎌倉の大仏よりも一段と美男」と評したとかで、イケメンの大仏さまとして名を馳せているそうです。
中へも入りました。
ワタクシ「ご縁がありますように」の5円のお賽銭って、あんまり出したくないのを誤魔化しているのだと思っていましたが、先日、高橋真麻が神社仏閣の豆知識の番組で真面目にそう答えていました。ほぉ~ ケチってるとは思っていない人もいるんだ~
回答はもちろん「いくらでもいい」でしたけどね。そりゃ、維持費もかかるし、神社仏閣にすりゃ多い方がいいですよね~
寒い寒い中、イケメン大仏さまも拝んだことだし、そのまま土蔵の町並みへ。こんな感じで、土蔵と家屋が一体化しているんですね。
城下町がなくなって衰退の一途を辿る高岡。3代目藩主利常は、商業発展のためにお城のあった場所に米倉・塩蔵を置きました。力をつけると江戸から睨まれるので、あくまで軍事利用の備蓄ではなく、平和利用していると見せるためのカモフラージュでもあったようですね。
この土蔵造りの建物は、明治33年の大火でも持ちこたえたということで、燃えにくい建物を造ると規則もできたようですよ。
土蔵づくりのまち資料館では、建物の中も見られるようでしたけど、時間がないのと、なによりも寒さと雨で気が逸る。のんびり観光をする気になれませんでした。
レンガ造りの銀行として地元に親しまれているのは、富山銀行。この建物は、市に寄贈することが決まっているそうですが、今はここで営業中です。商業の発展の地なので、銀行が多いそうです。
高岡では、5月1日に高岡御車山祭りが行われます。その紹介をしている高岡御車山会館もありました。
高岡御車山祭りは絢爛たる7基の山車を曳き回すお祭りだそうですが、町を歩いていると、いくつか収められている場所を通りました。
ビデオでお祭りの様子も見られるようだったので、ゆっくり見たかったです。
時間を喰ったのにはひとつ理由がありまして・・・この傍にあるスーパーに入ったんですが、そこの魚売り場のおにーさんに、相棒が営業されちゃったんですよね。
これから明日まで出歩くと断ったのに、昆布〆にするから、と。つい、シマダイ、コチ、イカを注文。帰ってから見たら、丁寧な作業をしてくれていましたよ~
高岡でお寿司を食べる計画もしていたのですが、それよりも今回はとやま方舟へ行ってみたかったので、富山駅へ戻りましょう。
次回記事はこちら。