2017年(平成29年)12月8日(土)購入
3本も冷蔵庫に横たわっていたはずの日本酒も、今はいずこ。
週替わりで次にめぐってきたお酒は、こちら。
特別純米酒雄町【燦然】
原料米 岡山県産雄町
精米歩合 65%
アルコール度数 15度以上16度未満
雄町は人工交配されていない酒米です。
山田錦や五百万石の祖先にあたりますね。
発見されたのは160年前の1856年。
食事に合うお酒です。
たびたび出会っていますが、裏切らないですね~
って、エラソーな感想を漏らしていますが、生原酒だったらなんでもいけますっ
冷蔵庫には、さらにもう1本。
着々と日本酒に浸かってしまう冬の夜でした。
ところで。
「モズの速贄(はやにえ)」ってご存知でしょうか。
「モズの速贄(はやにえ)」モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む行為を行う。秋に初めての獲物を生け贄として奉げたという言い伝えから「モズのはやにえ(早贄)」といわれた。
要するに、昆虫などを串刺し状態にしてあるってことなんです。
今年、我が家でも発見しました。
見つけたときは、誰がこんなことをしたんだろうって思ったんですけど、
そういえばと、この「モズの速贄(はやにえ)」を思い出しました。
ワシやタカとは違いモズの足の力は弱く、獲物を掴んで食べる事ができないので、
小枝や棘をフォークのようにして、獲物を固定しているという説がありますが、
つまりは、串刺しですから、苦手な人は要注意です~
さぁ、いきますよ。
大丈夫な人だけにしてくださいね。
こちらはバッタ。
バラに刺さっていました。
羽根の後ろに見える緑は枝なので、結構グッサリやられています
まだ緑色もきれいで、そう時間は経っていないようです。
3日ほどすると、姿はありませんでした。
はて。誰が食べたのか。
モズは獲物を見つけると本能的に捕える習性があり、
獲物を捕らえればとりあえずは突き刺し、空腹ならばそのまま食べ、
満腹ならば残すという説もあるようです。
はやにえにしたものを、あとでやってきて食べることがあるため、
冬の食料確保が目的とも考えられましたが、そのまま放置することが多く、
あと食いは割合少ないと書いてありました。
他の鳥に食べられたのか、モズが戻ってきたのかは不明です。
次に見つけたのは、レモンの木でした。
こっちの方が苦手な人が多いと思うので、注意してくださいね。
もう、すんごい衝撃でした。
いきますよ。
覚悟はいいですか。
ええ、そうです。
ト カ ゲ
尻尾が変色しているので、
串刺し直後ではなさそう。
びっくりしましたよ~
でも、あのすばしっこいトカゲを、どうやってモズが捕まえたのかと思うと、
そちらに感嘆。
これも、数日後にはなくなっていました。
突き刺す役と、食べる役と、違うんでしょうかね~
秋のはじめということなので、今年はそろそろ終わりでしょうか。
怖いけど、ちょっと季節の楽しみができたような気がします。