買い出しを終えて戻ったあと、教えてもらったバルコニーへ上がってみました。
2階には2部屋あるようで、バルコニーはさらに上。
おお~ 谷間にあるサッシからの眺めも悪くないなぁ~
正面にドゥオモが見えます。あとであちらへも行って、上からの眺めも楽しみましょう。
後ろ側にもてっぺんに教会があります。
マテーラ、教会がものすごく多いんですよね。
下の写真、右下から真ん中にかけて、ドアが5つ並ぶ建物があります。
この Il Palazzotto は、すごく泊まってみたいホテルでした。
私たちが宿泊したホテルは、洞窟部分も融合されていたかもしれませんが、ほとんどが建て増して住まわれていたのか、洞窟住居を感じさせる部分がありませんでした。
一方こちらは、表から見るとわかりませんが、間違いなく洞窟なんです。ドアひとつが一部屋で、中を覗くとベッドが奥にあって部屋の雰囲気がすごくいい。ただ、ドアを開けておくと、外から丸見えになるので通る人はみんな覗いていました。
Residence&Wineryと書いてあったので入口まで近づいてみましたが、よくわかりません。他の人たちも勇気が出ないようで誰も入っていかなかったので、私たちも断念です。
booking.comに多く写真が載っていたので、上のホテル名にリンクさせてあります。是非、見てください。行きたくなりますよ~
ランチでお腹がいっぱいだったので、食事は部屋で。
差し入れのスパークリングワインと、スーパーで買ったミニトマト。
トマトは普通サイズはいまひとつなのに、ミニトマトは美味しい。しかも人房0.5EUR(70円弱)と安くてびっくりです。
アルベロベッロで買ったお惣菜
酢漬けのイワシ・茸のマリネ・タコのマリネ
どれも薄めの味付けで美味しい~
でも、お腹がいっぱいで、ちょっとつまんだだけ。
パン屋さんで買ったお菓子も味見しましたが、見た目よりも柔らかくて素朴な味。
やはりこれはクリスマスのお菓子で、プーリア州のカルテッラーテ。
バラの形に作られているんですね。元の生地はパスタと同じみたいです。
20時を回りました。
いつもなら、こんな時間から出掛けることはありませんが、マテーラは陰鬱さはあっても、危険度はまったくありません。まったり寛ぎたい娘を置いて、夜の散策です。
さっき行った道を上がっていけば、どこか見渡せる場所があるはず。
おお~ あった、あった~
ドゥオモ広場を挟んで派手な電飾があって気になったのですが、入れるような気配ではありません。あとで調べると、ホテルでした。
ドゥオモの前がちょうど展望台になっていて、ホテルの方角を見渡せました。
おお~ マテーラの夜景だ~
来た道を戻らず、ここから適当に降りていくと、簡単にホテルへ辿り着けました。案外、突き当りになることもないので、散策しやすい。
こんなに月明かりが美しいのに、まったりしている娘、もったいないなぁ。
毎年そうなのですが、日が変わる前にさっさと眠りに落ち、カウントダウンの賑わいは、朝方まで騒いでいる人の声で起こされるぐらいなのですが、今年は花火の音で目を覚ましました。
あちこちで花火が上がっているようで、ホテルのすぐ前の道でも音がします。
ドアを開けたら飛び込んできそうでちょっと怖いぐらい。
でも、いつまでも続くので、ちょっと開けてみました。
わぁ~ きれい~ もっと早く見ておけばよかった~と思ったところで終わってしまいました。