英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【イタリア】世界遺産の洞窟住居マテーラで元日の朝

2018年(平成30年)1月1日(月)
 
イタリア4日目。
マテーラの洞窟住居San Giovanni Vecchio(サン・ジョバンニ・ヴェッチオ)に泊まっています。今回の旅行は、ここまでずっと天候に恵まれていました。気温も高めでダウンコートは不要なぐらい。
 
前日の月明りで油断しており、晴れが続くはずだと過信していました。しかし、朝、外へ出ると濃霧。散歩に出掛けましたが、なーんにも見えません。 2018年の幕開けは、濃霧から始まりました。晴れ女~ どこへ行った~

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きのうレセプションでもらった地図は、片面がマテーラ全体の地図。

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もう片面は、サッシ地区を中心にした地図です。サッシ地区は、私たちの泊まっている北側のサッソ・バリサーノ地区と、南側のサッソ・カヴェオーソ地区に分かれています。おススメルートをサッソ・バリサーノ地区は青のルートで、サッソ・カヴェオーソ地区は赤のルートで書いてくれてあります。 

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おそらく朝の散歩は、いったん北上してから東の縁を南下したと思います。だってほら、なーんにも見えない。まわりの景色で判断することもできない。

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この修道院からは、本当ならムルジャ展望台を見渡せる絶好の場所のはず。でも、後ろに何があるかなんて、想像もできません。掴みどころのない霧の世界に支配されてしまっています。

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見下ろしても、さっぱり。ここはどこだ~

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でも、洞窟住居のマテーラには、この雰囲気もまたマッチします。ちょっとばかりコワいでしょ~ 空家とか廃屋と言っていいのか、廃墟と言うべきか。
 
どうやらここには住人はいなさそう。だって全体の1/5しか使われていないんだもんね。

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この道は、ずーっとムルジャ展望台と向かい合わせで走っているはずなんです。左側に見えるはずの展望台はかけらも気配がなく、謎に包まれているかのよう。この建物は、洞窟の前に石を積み上げて塞ぎ、住居にしたのがわかります。

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下の写真は壁に BACCNTI と書かれており、あとで調べるとすごく素敵な洞窟レストランでした。でも、どこにレストラン?って思いますよね。もちろん開いていないせいもあるでしょうが、片鱗も感じられませんでした。マテーラでは、こんなふうに知らずに通り過ぎた数々のお店が、きっとたくさんあったんはず。残念。灯りがなければ、人の気配がまるでなくなりますね。

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あ!ココはわかったぞ。右の岩場の上に、うっすら十字架が見えます。洞窟教会のひとつでサンタ・マリア・デ・イドリス教会。あとで絶対に来よう。左にあるのは、サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会。ここも本当なら崖の上に建っているのが見えたはずなんだけどなぁ。

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ここから見る洞窟住居は、もうまったく人の気配が感じられません。無言の威圧感のようなものが、のしかかってきます。

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歩くのも、こんな道。

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ヨーロッパの旧市街はこんな狭い石畳が多いけれど、人気がない分、またちょっと違う不気味さがあります。

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この迫力は、やっぱり早朝と霧のなせる業でしょうか。一度は廃墟となったその佇まいが、住まうようになっても残ったままですよね。

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もちろん、今もあちこちが廃墟です。ここは今から改築する予定なんでしょうか。こんな姿から住居や洞窟ホテルに甦るとしたら、すごいですよね~

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お散歩時間は1時間ちょっとでした。まわりの景色がまったくわからなかったのは残念でしたが、不気味さが際立っていたのは、振り返ってみれば楽しかったかも。いったん戻って休憩してから、朝食です。
  
9時。元旦なので、少し遅めの朝食開始です。道を挟んで向かい、朝食会場の Oi Mari はピッツェリアです。ここも洞窟住居ですが、ぱっと見た感じではわかりませんよね。 

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中へ入ると、レセプションを兼ねたカウンターがあって ・・・ 

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雰囲気があって、いいです。まさに洞窟住居を改装したレストラン。

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ほとんどの洞窟住居は、入口部分はなんてことなく見えます。多くは洞窟部分に建て増しをして、表向きは普通の住居に見えるところも多いのが、アルベロベッロとは違うところ。でも、一歩中へ入ると、こうして洞窟住居であることがわかります。
 
食べるものはそう多くありませんが、きのうのアルベロベッロのことを思えば上出来。

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目玉焼きは焼き立てでまだ温かかったです。

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クロワッサンと、ハム、チーズを少し。カプチーノをお願いして、ゆっくりいただきました。カプチーノはどこで飲んでももさすが美味しい。

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朝食後は、洞窟教会のあるサッソ・ガヴェオーゾ地区を目指します。朝とは違うアプローチで進んでみましょう。