4月1日の午後、急に1日であることを思い出した私、そうだ!映画に行こう!
「ラ・ラ・ランド」の製作スタッフということで、娘は参加せず。
私も一抹の不安を覚えていましたが、なんのなんの。
なんといっても歌姫リンドの歌のシーンが圧巻。
口パクだそうですが、なんと素晴らしかったことか。
ただ、あの役にはヒュー・ジャックマンは歳を取り過ぎている気がしました。奥さま役や子役たちとのバランスが悪すぎ。パフォーマンスはいいのだけど、せめてプロポーズに行くときのシーンは、特殊メイクでもして若作りしてほしかったわ~
まぁその話よりも。
終了後、食事して帰ることにしたんですね。
たまに行くイタリアンを覗いてみると、その時間から貸し切りでアウト。
タケノコの若竹煮・のらぼう名のお浸し・ナマコの酢の物・牛蒡のなんだっけ?
牛蒡がとても香り高く、美味しかったです。
ハマグリのおすまし いいお出汁が出ていました。
鱒の昆布締め・あなごのにぎり・マグロの漬け・・・だったと思う
鱒は美味しかったです。マグロもワサビだけつけて食べるのを勧められましたが、よく合いました。
牡蠣の土手鍋
季節料理はいくつかの中から選べたのですが、牡蠣はちょっと失敗だったかも。
家でよく食べるので、作るのが面倒な胡麻豆腐の揚げ出しにすればよかった~
美味しかったんですけどね。
蛍烏賊の酢味噌和え 水っぽくていまひとつ
これだけ食べて3,000円+TAXはお得。
日本酒も生酒がありましたよ。なんとなく神奈川のお酒って食指が動かないのですが、「残草蓬莱」というお酒の生酒もありました。
生ビールからはじめて1万円でおさまりました。でもね~ 食べながらなーんか気になってたのがなんだったのか、はっきりしてきたんですよね。
私の目の前はお造りの担当だったんですけど、器を並べるのがぞんざいなんですよね。
オープンキッチンなのにそれ?とひそかに思っていました。
どうも厨房が汚いように思いませんか?
すぐ使うからとはいえ、やたら出しっぱなしなんですよね。
こういうのって、飲食店はかなり几帳面という印象があるんですけど。
で、この人ではなくて揚げ物担当の人がたぶんここを任されている人なんですけど、おなじみさんと話をしているのを聞いてがっくりしました。
「広島出身で、大阪の専門学校を出てこっちへてきて(いくつか行って)
ハローワークでここを見つけてきたんです」
あら、そんな経緯でここへ来たわけ?まぁ実情ってそんなもんでしょうけど、そこそこのお店にしようとしているなら、そういうことを会話に入れる人って、ちょっと違うんじゃないかと、私は思ってしまうんです。
ビブグルマンはミシュランの対象にならない「リーズナブルな名店」の括りなので、昔ながらの修業を経た人ばかりじゃなくていいかもしれないけど、でも、いいお店に来ている気分にさせることも大事なんじゃないの?
こっちへ出てきてから餃子屋でアルバイトしていたとか、そこの店主の気難しさを客と話題にするとかって、どーなの?
せっかくいいお店を見つけて、やっと二度目の来店を果たしたところだったのに、なんかがっかりで、二度とその敷居を跨がないだろうと思ってしまったのでした。
【思い出してさらに追記】隣の席の方はお2人で来られていました。牡蠣鍋がひとつしか残っていないのを失念してオーダーを取ってしまったようで、他のお料理と半分ずつにしていただけますか?と言われていました。そのミスはしょうがないですよね。でもね~ 明らかに家族ではないそこそこ年齢のいったお2人に、ひとつの鍋だけに火をつけるってどう思いますか?しかも、自分で具材を入れるから、自分のお箸を手に困っていらっしゃいました。火の用意はすでにしてあったのだし、具材の量は半分でも1人ずつ分けて出すべきじゃないかと、ここでも私はがっかりしてしまいました。