先日、新宿に用事があるという相棒と食事することになりました。
どこか探しておいてと言われたものの難しい。
悩んで考えたのが、ワインをボトルで頼んでも安いお店。
食べログの中からその一点だけに絞って選んでみました。
決定打はボトルワインの安さだけではなく、ブッラータを食べられるメニューが、ふたつあることでした。いや、でも、ほんとうにあのブッラータか?
その点についてはあまり期待せずに向かいました。
お店へは、階段を4階まで歩いて上らなくてはなりません。
店主は店に入る前から「いらっしゃいませ」と声をかけてくれました。
扉の前に立つ人が見える位置に厨房があります。
ちょっとばかりバリバリっぽい店主。
メニューに書かれている自己紹介には、
「10代は暴走、20代は奔走、30代は迷走、40代は死にそう・・・」
と書かれていました。
まさにそういう風貌のお方。
フロアを取り仕切っているのは奥さまでしょうか。
いずれにせよ、どのスタッフもなかなか鍛えられているように見受けられます。
この店主、もしややるかも。
調理はすべて一人で請け負っていました。
イタリアの田舎の家庭料理を2年住みついて学んだんだそうです。
この日はサービス価格の300円。
海老とホワイトアスパラ・しめじのブルギニョンバターソテーは1,200円。
この海老がプリップリですごく美味しかったです。
ソースの味がとてもいい。
パスタはふたつ頼みました。
牛ホホ肉のマルサラ酒煮込みと、そのスープから作ったベシャメルを詰めた手打ちトルテッリ 990円
牛ホホ肉の味がよく効いて、これまた美味しい。
この具を包んだパスタは、イタリアでも食べてもパスタの味が勝ちすぎて、ちょっと物足りない感があることが多いのですが、ここのは美味しかった~
もうひとつパスタ。
ブッラータはカプレーゼとパスタにメニューがあったのですが、ブッラータチーズをのせたバジル風味のトマトソース 手打ちファルファッレ 1,500円。
ブッラータがどーんとのっていて1,500円は嬉しい~
ナイフを持って来てくれて、とろーりと出てくるブッラータ。贅沢過ぎ~
あまりに美味しくて、でもメインにいくほどではなかったので、前菜のトリッパのトマト煮込み1,000円に戻りました。焦って撮り忘れていますね~
これまた絶品でした。トリッパは独特の臭みが残っていることが多いのですが、ここのはまったくそれがなくて、めちゃくちゃ美味しかったです。
ボトルワインを頼みましたが2,600円からあります。
足りなくなってグラスワインを足しましたが、大満足の合計11,930円。
ソースの味がどれもとても美味しかったのが印象的でした。
絶対にリピします。