英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【オランダ】1日目-1 1年に2ヶ月だけ公開されるキューケンホフ公園

2018年(平成30年)5月

 

オランダのキューケンホフ公園は、1年に2ヶ月だけ公開される公園です。
こんな限られた時期に訪れることができるなんて嬉しい~
1年がかりで公園を整備する庭師さんたちのご苦労は、いったいどれほどのものでしょうか。
 
2月にアンコウを食べに大洗へ行ったとき、なーんにもなかったひたち海浜公園
それが、ここの目玉であるネモフィラのシーズンとなり、チューリップも美しく咲いている様子を、こにゃくうさんが載せてくださいました。コレ、私と同じ入場料で見たものなの?という、別世界~
 
ひたち海浜公園の広さもかなりのものなんですよね~
本場オランダのチューリップは、どれほどのものなのか楽しみです。
 

 
スキポール空港へは、定刻より15分ほど出発、その分遅れて到着しました。
あぁ、その1分1秒さえも惜しいのに。
 
それでも、空港に到着すると早くもチューリップをはじめとする花がお出迎え。
ショッピングモールには生花もあれば球根もあり、花の国を印象付けられます。
思わず足が止まってしまう~ 
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生花も、チューリップ50本3,700円って安い~
花もしっかりしていて、しばらく楽しめそうな状態のものが並んでいます。
1週間ぐらい滞在するなら、ホテルの部屋に生けておきたいな~ 

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空港では200EURをキャッシングしました。
年末年始の残りも60EURほど持っています。
 
200EUR≒26,420円 1EUR=132.101円(cf.カード決済レート≒133.5円)
 
キューケンホフ公園へのチケットは、出発直前に購入しました。
私の旅程の中、初日だけが雨の可能性があったので、迷っていたのです。
でも、日付指定をせず、使うその日に差し出せばそれで足るということでした。
 
私が買ったのは、スキポール空港、ライデン、ハーレムから、キューケンホフ公園までの往復バスと、入場料込みのチケットで€24.5(3,260円)。
バスは往復といっても、どう組み合わせてもいいことになっています。
私はスキポール空港から乗って、ライデンへ抜ける予定。
もちろん、もう少し高くなりますがアムステルダム往復のチケットもあります。
 
 
スキポール空港を出ると、正面に公園行きの電光掲示板も出ています。
空港の建物を背にして、じゃんじゃん左へ行くと長蛇の列。
ここでチケットを買うこともできます。 

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ちょうど朝一番に出掛ける人たちも済み、一番人の多い時間帯だったのではないかと思います。バスの乗車までに40分ほど並びましたが、その途中でプリントアウトしたチケットに日付印を刻印し、本日限りのチケットとして有効にします。
 
乗車後、公園目前での渋滞にかかって40分もかかり、キューケンホフ公園に入れたのは11時半ごろのことでした。 

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ところで、キューケンホフ公園のロッカーは返却式で、ひとまず2EUR硬貨が必要という旅行記を読んだことがあります。だから、フランクフルト空港でお札を崩すために買い物をしたのですが、今は硬貨の必要がない無料のロッカーが、入場門の左側にありました。上の写真の左手、ガラス張りの中です。
 
そう広くありませんが、それでも200ほどあったと思います。大きさは機内持ち込みスーツケースなら入るというサイズでした。

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中に入ってからもあると書いてあったのであとで探してみましたが見つからなかったので、たぶん、ここにしかないように思います。  
 
この時間でもまだ空きはあったので、スーツケースを入れました。
道中で見かけた人たちは、ほぼ全員が小さなカバン1つだったので、スーツケース持参でここまで来る人は、そんなに多くありません。ただ、もっと大きなサイズのスーツケースを持った人が困り果てていました。
 
中へ入るには、チケットのQRコードを読み取ってもらうだけ。
チケットを持っていれば入るのには混みません。
ほとんどの人が事前に買っていたように思います。
今はネットから世界中のチケットが予約できるので便利ですよね~ 

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あと10日で終わりというキューケンホフ公園、やはり花は終わりかけでした。
だから余計に、きれいに咲いているところは人だかり。
一瞬の隙を縫って、ようやくこの程度に人を排した写真が撮れます。 

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新緑の樹木のもと、木陰の小路も気持ちよく歩けます。
ひとつずつ見ると終わりかけですが、面で見るとまだまだ美しい。 

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やっぱり黄色が一番映えるなぁと思いました。
家で植えるときも、黄色を主体がいいかもしれませんね~ 

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下の画像は、敷地から外の畑を臨める場所から撮ったものです。
4月の終わりごろまでは、もっと多くのチューリップが彩っていたことでしょう。 

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青い空と緑、そしてチューリップの鮮やかな色彩が美しい。
もちろん、球根も売っていましたが、球根のシーズンは花が終わり、秋に向かって次年度の準備をしていくので、今あるのは去年の球根です。
100球ぐらい買って帰ろうと思っていたのですが、そういうこともあって断念。
土付きでなければ、検疫を受けて日本へ持ち込めるようです。 

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 屋内のコーナーもありました。   
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食事もできますが、この人混みなので近寄るのも大変。

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池には飛び石が配置されていて、みんなそこを通っていくのですが、大渋滞。
落ちる心配はないのかなぁ? 

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風車のある風景は、いかにもオランダですね。
ただ、体感温度はどれぐらいだと思いますか?冬でも半袖のツワモノはいつもいらっしゃいますが、ここでは大半がダウンコート。
 
20度ほどあったはずですが、パーカーの上に、さらに冬のジャケットまで着込み、さらに綿のストールまで巻いたぐらいです。寒いのなんのって。
 
この風車の向こう側からはボートにも乗れたようですが、そのときは知らなくて、行きませんでした。でも、じっと乗船していたら寒かっただろうと思います。 

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観光の所要時間1時間半ほどでした。
はるばるこれが見たくて海を渡っておきながら、早過ぎ?
でも、充分に堪能しました。
 
13時も過ぎたので、お腹もすいてきています。
ランチは園内よりもライデンに移動してからにしましょう。
 
ライデンは、歴史でおなじみシーボルトが日本から帰国後住んだ地だし、夜警で有名なオランダ人画家レンブラントが、生まれ育った地でもあります。