旧市街へ戻りましょう。
あのまま先へ行けば、百年記念会館に辿り着けました。
でも、今回は短い期間に詰め込んでいたので、はじめから断念していました。
それらがあまりにも社会主義のそれに見えたので、そっと何枚か写真を撮りました。
ここなどは、きれいに塗り替えられていて、まだマシなアパートでした。
それでも、1階部分は落書きで荒れた雰囲気が見えます。
続くアパートも、手前は塗り替えられていますが、向こう側はかなり殺風景。
やはり1階部分の柱は落書きや貼り紙で埋め尽くされています。
まさに観光地と隣接しており、ヴロツワフの治安は悪くないと書かれていますが、落書きのないアパートはないと言ってもいいほどでした。
たぶん心配ないとは思いますが、観光地からあまりそれない方がいいような気がしますよね。
道を挟めば観光地で、やっぱり小人たちが迎えてくれます。
このギャップ、ヘンな感じです。
お店の前、注文用の窓の前にもいたりします。売り子さんの役ですね。
昼を回ったぐらいの時間でした。
そうか~ さっきの食事のときにアルコールがなかったのが盛り上がりに欠けた理由?
ビールでも飲んで帰ろう。
旧市庁舎の地下のビアレストランは、やはり開いていません。
でも、そのすぐ傍にも有名なビアハウス Spiż があります。
外でも飲めますが、中では醸造の様子が見られるそうなので、中へ入って見ることにしました。
入って階段を降りて地階へ行きます。
店内に入るとすぐ、発酵している様子が見えました。
左側へ行くとレストラン。
感じのよい雰囲気でしたが、まだ早い時間なのでほとんど誰もいませんでした。
私たちはお腹がいっぱいなので、右側の部屋でビールだけにします。
こちらにはビールのタンクがありました。
さすがの品揃え。迷います。
piwa jasne (ピルスナー)と piwa pszeniczne(ホワイトビール)
前日に見た白ビールのように真っ白な泡のものではありませんでしたが、美味しい。
ただ、添えられて出てきたこれ、パンに塩をまぶしたようなピーナッツが乗っていて、すごく冷たくて、何とも言えない味で、珍しくまったく受け付けませんでした。
お店を出ると、入れ替わりに日本人の団体客が入って行きました。
日本人にはほとんど会わない旅行だったので、もしかして、ボレスワヴィエツ陶器祭がお目当てのツアーかもしれませんね~
そんなわけで、お昼過ぎには観光を終えてしまいました。