KLセントラル駅の隣、クアルンプール駅がクラシックな感じだったので、そこで降りてセントラル・マーケットなどに寄ることにしました。
でも、いざ降り立ってみるとなんてことはない。・・・ というより、汚い。
10分ほど歩くと、セントラル・マーケットです。
こちらは完璧にお土産物屋さんでした。
服やお菓子、小物などいろいろ揃っていましたが、欲しいものはありません。
ルームウエアに綿のパンツ20MYR(560円)は悪くないかもと思いましたが、わざわざ買うほどのものでもないというか、そんなお店ばかりで、回っているうちに嫌気がさしてやめてしまいました。
外へ出るとすぐにチャイナタウン。
民族楽器での演奏に、まわりもノリノリでしたが、私たちにはひたすら暑い。
なんというか、アジア圏は合わないかも 。 雑多な感じを楽しめません。
久しぶりだと新鮮で、案外いいかもしれないと思ったのだけど。
KLセントラル駅へ戻って荷物を引き取らないといけませんが、元の道を戻ってもあの路線は土曜日の電車の本数が少ない。市内観光地には無料バスが4ルート通っていて、KLセントラル駅へ行くバスは、近くのムルデカ広場から出ています。
ガイドブックにはバス停の位置まで載っていませんでしたが、行ってみたらわかるだろうと決めて、そちらへ向かいました。
気温は32℃ぐらい。蒸し暑くて、早くもバテ気味です。
途中、川が合流するところに、モスクがありました。
マスジッド・ジャメ、クアラルンプール市内最古のモスクのひとつです。
橋を渡るとすぐ、ムルデカ広場です。
ここでお巡りさんにバス停を聞いてみると、広場の向こうと言われました。
ひろ~い広場、暑い~ でも頑張って行きましょう。
広場に面しているのは、スルタン・アブドゥル・サマド・ビル。
1897年に完成した大英帝国の旧連邦事務局です。
マレーシアを植民地統治していたころ行政の中枢機関でした。
正面から撮ると、KLタワーが見えます。
でも、この広大な広場を通り抜けても、バス停がある気配はゼロ。
それどころか人もいません。
諦めて、駅へ向かうことにしました。
最寄りはマスジッド・ジャメ駅。
500mぐらいでしたが、暑かったのと思うようにいかないことで疲れは倍増。
LRTという近郊列車でしたが、安くてきれいで使いやすい。
KLセントラル駅まで2駅1.6MYR(45円)です。
KLセントラル駅はこんな感じ。
空港へはKLIAエクスプレスに乗れば30分で行けます。
ただし、55MYR(1,550円)と高いので、バスを使えば1時間で10MYR(280円)。
他にもこれから乗るKLモノレールや、KTMコミューターなどが乗り入れています。
ショッピングモールが隣接していたので、先にお土産を探しに行きました。
吹き抜けのショッピングモールは高級ブランドもいっぱい入っていて、クアラルンプールの都会っぷりがよくわかります。
私は下に降りて、ドリアン入りのチョコレートやマンゴープリンなどを買いました。
これで、とりあえずお土産の心配はいりません。
顔認証で荷物を引き取ってから、もう一度ショッピングモールの方へ行き、KLモノレールでブキッ・ビンタン駅を目指します。
切符(トークン)は、自動券売機で買いますが、窓口で買えるところもありました。
でも、クレジットカードは使えないし、小額紙幣か硬貨しか使えないところが不便。トークンはプラスチックのおもちゃのコインのようなものですが、これ、のちにかなり優秀ということがわかりました。
ブキッ・ビンタン駅までは2.5MRY(70円)。
改札機の上にトークンをかざすとドアが開き、
出るときはトークンを入れると回収されて開きます。
切符のように捨てるのではなく、何度も使えるところがいいですよね。