英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ANA SFC修行】シドニー往復でビジネスクラスデビュー!

 
マレーシア旅行の手配をしたあと、突然ANAの上級資格を取ろうと決心しました。去年も悩んだ末に断念したのですが、国際線乗継でのラウンジ利用がどうしてもしたかったのです。
こんな時期になってからのマイル修行なので、ポイント加算の多いビジネスクラスシドニーを往復することにしました。
 
プレミアムポイントを貯めるのに手っ取り早いのは、やはりビジネスクラス搭乗。欧州便よりもぐんと安価で、しかもプレミアムポイントの路線倍率が1.5倍シドニーは、修行に必須です。
 
マレーシア旅行の予約のあとに決めたので、効率が悪くなってしまいました。その路線をビジネスクラスにしておけば、こんなに慌ただしくせずに済んだのですが、マレーシア、長崎、沖縄、そしてこれが最後、シドニーからタスマニアへ向かいます。
 
そういうわけで今回、ビジネスクラスデビューです。
 

チェックインカウンター

ビジネスクラスチェックインカウンターが使えます。
長蛇の列を横目に、ビジネスクラスでのチェックイン。んま~ 手を挙げて呼ぶんじゃなくて、お迎えに来ていただけるのね~
 
このタスマニア旅行が終わったらプラチナサービスメンバーになるので、再来年の3月末までここが使えます。さらに、一連の旅行の目的であったスーパーフライヤーズカードに切り替えれば、その先もずーっと使える!
カウンターは混んでいることが多いので、やっぱりちょっと嬉しいかも。
 
でも、残念ながら羽田空港の優先保安検査場はビジネスクラスでは使えません。ま、空いていたのでいいんだけど、あれもやっぱりいいものですね。年末の旅行時はプラチナサービスメンバーになっているから、乗るのはエコノミーの中でもチープな航空券だけど、ここが使える。
 
と思っていたけど・・・ 私、年末の航空券はANA便名じゃなくて、ルフトハンザ名で予約していたみたいです。NA便名じゃないと、優先レーンは使えない!混雑しているだろう年末に、なんたる大失態。
まあね、予約したころはマイル修行なんてするつもりなかったしね、きっとルフトハンザ名で予約した方が安かったんでしょう。 
 

往路 : ANA LOUNGE

国内線ではプレミアムクラス搭乗時に利用経験がありますが、国際線ははじめて。食事もできるとか? 興味津々。
この日は大混雑だったので、初心者満開の私は、恥ずかしくてラウンジの様子を撮影できませんでした。
撮れたのはこれだけ。
 
日本酒もあります。

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東南アジア風サラダと、よく噂にのぼっているカレー

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食べ物は焼うどんとカレーがメインらしく、あとはサンドイッチやおいなりさん。カレーうどんやら麺類も注文できるようでしたが、そりゃちょっと食べ過ぎだと思って、代わりにこれからの海外に備えてサラダを食べていましたが、種類も割とあったのが嬉しかったです。
飲み物はビールから始まって、スパークリングワイン、赤ワイン、日本酒は私にはいまひとつだったので焼酎を飲んで仕上げ。控えめに飲みましたが、それでもすっかり出来上がりました。
 

ビジネスクラス搭乗

ラウンジを満喫して、ボーディングタイムにゲートへ向かってみたら、既にエコノミークラスの搭乗も開始しておりました。せっかくの優先搭乗なのに、行くのが遅すぎ。
いつも素通りするだけだったビジネスクラス、初めて寝っ転がって目的地へ行けるという座席に到着しました。
でも。ここでも、初心者満開の私は恥ずかしくて写真が撮れませんでした。いろいろ旅行記を見ていると、同じビジネスクラスでもいろんな仕様があるし、時代による変遷もあるので、頑張って撮っておけばよかったな。アメニティも必要なものを除いてとっとと処分しちゃったのですが、こういうのも違うものが供されるから撮っておくといいのね。
唯一手元に残していたのが、イギリスNEAR’S YARDのアメニティ。フェイシャルミスト、ハンドクリーム、リップクリーム。処分しちゃったのは、歯ブラシ、耳栓、アイマスクだったかな。

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でもこれは、帰りのものです。行きは酔っぱらって爆睡しているあいだに通路に蹴飛ばして落としたのか、気づいたときには付近に見当たらなかったんです。 
 

 
搭乗して、まずはオレンジジュースかスパークリングワインが提供されました。もちろん、お願いしたのはスパークリングワイン。
食事も早い時間に始まるんですね。9時間半のフライトだから、ゆっくり寝る時間を確保するためでしょうか。
  
さて、ここからは、 
 
普段からビジネスクラスをお使いの方も必読?!
  
シドニー便は欧米便に比べて安価だと書きましたが、それもそのはず。飛行時間のせいもあるんでしょうか、ちょっとばかりたぶんショボイいんですよ。
  
まずメニューはこちら。 

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残念ながら後ろの方の席だったので、すでに洋食はなくなっていました。和食は沖縄帰りのプレミアムエコノミーのメニューと大差なくて、なーんとなくビジネスクラスの高揚感に欠ける。まぁ美味しかったけど。
 
半分酔っぱらっていたので、メニューもまともに見ていなかったけど、今、じっくり見てみたら、全然違うやん。 
 
お造りなんてなかったしっ
メインはソフトシェルクラブじゃなくてブリだったしっ
茸の炊き込みご飯じゃなくて白ご飯だったしっ
デザートはムースじゃなくて果物だけだったしっ

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そのときに、気づいてなくて良かった。これはこれで美味しくいただいたのに、洋食は切れてるわ、和食のメニューも違うわだと気分がもっと下がるところでした。
 
今、チェックししてみると、和食のみ往路と復路のメニューが公式HPのものとは逆になっていたようですね。なんで?ま、どこかからのあまりものを回されたんじゃなくてよかった。(そんなこと有り得ないだろうけど、いやそれともシドニーからのあまりとか?)
 
ところで ・・・朝ご飯はなしですか?
軽食メニューはありましたが、朝食メニューはありません。これってどういうこと?お好きなときにお好きなものをって、どういう意味?エコノミーと同じく、そのときにどちらにしますか?とか聞かれるんでしょうか?初心者の私は聞くのもまた恥ずかしい。
 
とにかく、寝られなければサラダとチーズセットで映画三昧しようっと。

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が。シートをフラットにすると、爆睡してしまいました 。映画は、マレーシア旅行で観た主演リリー・ジェームズの美しさに再会しようとTHE GUERNSEY LITERARY & POTATO PEEL PIE SOCIETYを見ただけ。いや~ それにしても、美しい。
ただ、帰りにマンマ・ミーア!の続編となる新作マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴーに出演していた彼女を観ましたが、まーったく印象が違いました。私は、話すたびに口元が色っぽい、お美しさ発揮のリリーさんの方が好みです。 
 
続編を観るために、前作マンマ・ミーアを見たもののほとんど寝ていたし、話題作カメラを止めるなもストーリーを追えず。でも、どっちみ私にはゾンビを見続けるのは無理だったな~
 

 
起きたのは到着2時間半ほど前。先に書いたように、アメニティポーチも蹴っ飛ばして熟睡していた私。斜めうしろでは、暗がりでラーメンの美味しそうな匂いがしています。うーむ。そういえば、一風堂のラーメンがあるって書いてあったな。それは間食? 朝ご飯っていつ?
 
なにかいかがですか? とバナナやらクッキーをトレイに入れて回っていましたが、真ん中の列の隣席で相棒にはクロワッサンサンドとヨーグルトが出されているし、私の方の列もそろそろ配られるなら、それ以上は不要だと断っていました。でも、いっこうに私の方の列はそんな雰囲気がありません。相棒に聞いても、なんだかわらかないけどいかが?って感じだったから頼んだ、と。
 
ということは、 
 
お好きなときに=夜食 & 朝食 & おやつ?
 
頼まないことには、朝ご飯は食いっぱぐれるってこと?そりゃ困る~
ということで、急いで一風堂のラーメンを頼みました 。確か一風堂の麺は細かったと思うのですが、それじゃすぐに伸びちゃうもんね。ちょっと太めですが、こういうところでこういうもの、なかなか美味しかったです。
 
でもなぜにバターが添えられているんでしょう?コーンが入っているから?コクを出すってことなのかな?最近のラーメン事情はまったくわかりません。

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いろいろと謎のまま、あっという間にシドニー空港到着。定刻より5分遅れでした。
 
いや~ ビジネスクラス、思ったよりもずーっと快適でした。フルフラットっていいですね~ でも、ビジネスクラスのブランケットは表面がサテンっぽくツルツルなので、なーんか暑苦しくて苦手。エコノミーのザラっと感の方が私は好きです。
 
あと、シートに寝っ転がってしまうと、やたら暑いんです。エコノミーでの方がずーっと長く起きて飲んでいるので、酔いのせいではないはず。あれはちょっと困りました。大袈裟だけど、夏の夜の寝苦しさみたいな感じ。
 

番外 : シドニー乗継カウンター

今回、タスマニアへ飛ぶヴァージンオーストラリアは、ANAとは別切りです。だって、その方が安かったんだもん。
 
シドニーから国内線への乗継は、必ず荷物のピックアップが必要ですが、フツーに荷物を引き取って預け直しをするのではなく、乗継カウンターを使えないか試してみようと思いました。 
 
でも、そもそも乗継カウンターって、いつ誰が使うためのものなんでしょう?基本的なことかもしれませんが、そもそもそれすら知りません。ふつうは通しで最終目的地まで買っていると思うんですけど、そうでない場合?まさに、今回の私のケースはそれに当たるんでしょうか?
  
行きにANAのカウンターで乗り継ぎの手順を聞いてみました。すると、ヴァージンオーストラリアの予約状況が見られるか試してみるとのこと。
ヴァージンオーストラリアはANAと同じアライアンスではないのですが、シドニー乗り継ぎにおいては、通しで扱ってくれます。だから、前回のタスマニアのときも荷物を受け取った覚えがありません。行きはシドニー泊だったので、当然受け取っていますけどね。
 
すると、受託荷物のタグはタスマニアまで出せるとのこと。シドニーでの荷物のピックアップは必須ですが、あとは乗継カウンターで聞いてくださいと言われました。
 
なぜ、乗継カウンターにこだわるかといえば、時間短縮のためです。乗継時間が5時間半あるので、中心部まで出ようと思っていました。国際線で預けてしまえたら、2km離れている国内線への移動が不要になるか、もしくはヴァージンオーストラリア専用のバスが利用できます。
 
帰りは、荷物を通しで手配する・・・なんて親切には出会えずけんもほろろでしたが、ひとまずシドニー空港での乗継は以下のとおりの結果となりました。
 
シドニー空港乗継】
 
国際線 ⇒ オーストラリア国内線
① 国際線乗継カウンターで預けることができる
② ヴァージンオーストラリアの専用バスで国内線へ移動
③ 乗継時間が長ければ国際線ターミナルからエアポートリンクで移動の方が市内へ出るには時短になる
 
オーストラリア国内線 ⇒ 国際線
① ターンテーブルが到着ロビーにあるので外へ出るしか方法がない
② T-Bus無料・所要時間10~15分)で国際線へ移動しチェックイン
 
いやでも。別切りでの乗り継ぎは、絶対にやめておこうと固く誓いました。今回ドタバタはありませんでしたが、行きに「機内で」1時間半のDelayに遭ったので、これが帰りだったらアウトと気になって、最後まで気が抜けませんでしたから。 
 
あれこれしているあいだに、実質シドニーで過ごせる時間は3時間ほどかな?
往復のエアポートリンク代もやたら高いし空港内で過ごしてもいいのだけど、やっぱり外に出てみます。