翌朝は、窓を開けると雨 。
土曜日はサラマンカプレイスでマーケットが開催されるのですが、雨だと中止です。
旅の疲れで、珍しく起きるのも遅かったのですが、部屋にいても仕方がないので、ボチボチ散歩に出掛けることにしました。
ホテルからサラマンカマーケットの端までは5分。
なんと、既に大賑わいでした。
マーケットは、欧州でのクリスマスマーケットをはじめ、各地で行っていまが、私はここ、ホバートのマーケットが一番好き。
土曜日のサラマンカマーケットは多少観光色も入っていますが、日曜日のファーマーズマーケット、本当に日曜日の地元の朝市といった感じ。
牡蠣も食べられましたが、前日のブルーニー島で堪能したのでパス。
アジア系の人が売る野菜は相変わらず美しい束ね方。
晴天が広がることもありましたが、そうなると暑い。
見てのとおり半袖の人もいれば、ダウンコートの人もいます。
記憶に残っているお店はいくつもありました。
量り売りのリンゴは同じ場所に出ていたし、ハーブ、ハチミツなどもありました。
でも、買いたかったチーズのお店はありませんでした。
マーケットからひとつ中に入った広場もよく覚えていました。
ランチしたお店は中華系に変わっていました。
近くのスーパーのチーズ売場が充実していたので、物色。
前回マーケットで買ったようなチーズはなかったけど、それはブリーのようなソフトタイプ。今、家で必要なのはパルメザンなど、削って使うハードチーズです。
なぜなら、年末年始に行ったイタリアのアルベロベッロで、押しが強過ぎると悪評の立つほどの陽子の店で買ったチーズが絶品だったのです。
彼女に勧められていなかったら買っていなかったあのチーズによって、ソフトチーズだけでなく、ハードチーズの美味しさを知った私。
確かに逃れにくい勧め方でしたが、私には感謝の出会いでもあったので、ついつい擁護もしてしまいます。(でも、また行くかと言われたら、やっぱり避けちゃうかなぁ)
スーパーで買ったのは、なんてことないこの2種類だけど。
上がパルメザンチーズで6.99AUD、下がペコリーノ・ロマーノ6.32AUD、ふたつで約1,100円、かなりお買い得感がありました。
しかも材料は99%オーストラリア産。こういうのがきちんと表示されているのもいいですね。
ランチは何にしようかな~
レストランへ行く予定でしたが、あれこれ美味しそうなお店がいっぱいで、やっぱりここで買いたい!
そう思ってウロウロしていて、気になったのがココ。ジャーマンピザだって。
ローカルマッシュルームとグリュイエルチーズと玉ねぎのピザ、ハーフサイズで13AUD(1,080円) はちょっと高い?
パエリアもほしかったのだけど、あと15分かかるということで、ひとまずホテルへ戻りました。やっぱりワインとともに食べるほうがいいもんね。
パリッパリの生地にあっさりしたフィリング。チーズも美味しい~
でも、ジャーマンピザの定義ってなに?
食べ終わった私はパエリアを買いにまた出掛けます。
あれはどうしても食べたい。
パエリアはできていましたが、ムール貝もほしい。
もう5分待ってと言われたので、パエリアが冷めないように、入れるのを待ってもらいました。
ポーズを取ってくれた陽気な店主は、2年前に家族で日本を訪れたそうです。
東京、京都、高知 ・・・ 店主は地名を覚えていなくて、息子さんが教えてくれました。
パエリアもムール貝も15AUD(1,250円)。
ムール貝はワイン蒸しにしてから、ワインソースをかけて仕上げ。
小雨が降り始める中、ダッシュで帰りました。
パエリアは具だくさん。
ムール貝は塩味きつめだけどすんごく美味しかったです。
休憩するという相棒を置いて、私はバッテリーポイントへ行くことにしました。サラマンカプレイスの奥に広がる高級住宅街です。
前回、朝散歩したとき、賑わっていたカフェがあって、今度はここで食事をしたいと思った場所でした。
偵察に参りましょう。