2019年(平成31年)1月1日(火)
スペイン広場をあとにして、15分ほどでセビリア大聖堂が見えてきました。
大きいですね~
ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次いで、世界で3番目に大きい大聖堂だそうです。
右手にそびえ立つヒラルダの塔がある側に行ってみました。
残念なことにこの日は入れませんが、宗教施設の中はもういいと思っていました。
でも、なかなか見応えのあるカテドラルだったようで、大失敗。
しかも、失敗はまだまだ続きます。
でも、私の持っていたガイドブックの地図は、アルカサルの位置が不明確でした。
この傍のはずなのに・・・
一角に「アルカサル」と書かれた門を見つけたので入ってみました。
でも、オレンジが植わっているだけ。
結局、私はアルカサルがどこか見つけられなかったんです。
今になって地図を見ると、どれほど広い場所か!
この後、何度もその傍を通りニアミスしていましたが、わからずじまいでした。
しかも、なんとこの場所、アパートかと思っていたら、アルカサルの出口でした。
見学の最後にこのバンデラスの中庭に出てくるんだそうです。
そりゃ「アルカサル」と書いてあるはずだ。
閉まっていただけでなく、時間が早すぎると人もいないしわかんないんですよね。
そして、さっきのインディアス古文書館を撮った広場で、もう1枚違う方向から撮った写真があります。
ほら、後方のはどう見ても城壁ですよね。
そうなんです・・・アルカサルの城壁だったんですよ。
そのときも城壁もあるのになぁぐらいには思っていましたが、そもそもアルカサルがどんな場所かも調べていなかったんですよね。だって必見だから絶対行くし、外からも窺い知れると思い込んでいたもんだから。
こちらは逆に、そのペドロ1世がアルハンブラ宮殿を模して建てさせたそうです。
だから、内部もイスラム様式を取り入れ、ナスル朝宮殿を思わせる豪華な彫刻で、それらを対にして見られる絶好の機会だったんです。なのに、そのことをたった今まで知りませんでした。
というわけで、三大必見と思って出掛けたセビリアは、呑気にヒラルダの塔を写し見そびれたものの大きさに気づかず、この後再びここを訪れることなく、他都市をウロウロしてしまった私です。
というわけで、三大必見と思って出掛けたセビリアは、呑気にヒラルダの塔を写し見そびれたものの大きさに気づかず、この後再びここを訪れることなく、他都市をウロウロしてしまった私です。
次に向かったのは、唯一見学可能だった闘牛場です。
ここでもやっぱり街路樹は柑橘。
いい加減な地図しか持っていなかったので、適当に歩いていたらちょっと迷子。
迷子って、揉めますよね。川沿いにあるとわかっていたので、その方向に進んでいけばいいのですが、袋小路がいくつもあるので、思うように行けない。
それでも、割と簡単に闘牛場は見つかりました。
闘牛の時期は決まっていて、冬は内部見学だけができます。
人の顔のような建物が入口。愉快ですよね。
私は入ろうかと思っていたのですが、相棒は興味なし。
しかも英語でのガイドだったので、さっさと立ち去りました。
川沿いにホテルへ戻ります。
少し行くと 黄金の塔 が見えました。
13世紀に建設された当時はタイルが貼ってあり、光が反射して黄金に見えたことからその名がついているのだそうです。
かつては検問や防衛に使われていたそうですが、今は海洋博物館になっています。
丸く見えますが、十二角形なんですよ。
この黄金の塔から川を離れ、クリスティーナ公園を通ります。
このあたりは、アラブ人街だったんでしょうか? 建物の色が独特です。
クリスティーナ公園では、馬車が出番を待ち構えていました。
セビリア大聖堂からスペイン広場を走る観光馬車です。
セビリア大学の前を通りました。
ここは昔タバコ工場だったそうです。
2時間の朝の散歩が終わりました。
このあとセビリアでは2泊しますが、ホテルを移ります。
歩いて30分ほどかかるようですが、バスの乗り方がわからないし、電車では1駅。
珍しく相棒が歩いて行けばいいんじゃないの?と言ったのですが ・・・
大失敗のセビリア滞在は、まだまだ続きます。