英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【スペイン】6日目-1 美食の街サン・セバスチャンの滞在は「Legazpi Doce Studios Suites」

2019年(平成31年)1月3日(木)
 
マドリードに拠点を移し、セゴビア・トレド・クエンカといった世界遺産を巡る旅に
するつもりだったのを諦め、スペイン北部バスク地方へ飛ぶことにした今回の旅行。
 
その中でセゴビアだけは、まだ帰りに行く余地が残っています。
でも、まずはセビリアからサン・セバスチャンへ。

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バスク地方は、スペインとフランスの国境を分けるピレネー山脈の両麓に位置した
フランスとスペインにまたがる地域で、美食の街として名高いところです。
 
地図でいうとビルバオからドノスティア(=サン・セバスチャン)がスペインバスク、国境からバイヨンヌあたりまでがフランスバスクという感じでしょうか。
 
内陸部の方を山バスクビスケー湾に面するほうを海バスクと呼んだりもしますが、その区分で行くと、今回行ったのは海バスクです。
 
ざっとこんな感じ。

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セビリアからLCCのヴエリング航空で向かうことにしました。
ここは無料の座席で予約する場合はチェックイン可能なのが1週間前から。
航空券をプリントアウトして空港へ向かいます。
 
ホテルの向かいにバス停があり、頻繁に Line EA が出ています。
Line EA については、セビリア空港のHPに詳しく載っていました。
ただ、Plaza De Armasが始発で、途中駅は時刻表を見てもはっきりしないかも。
 
4:30が始発。
9時台以降は概ね15分毎に出ているので便利です。
そうそう、いつもの通り家に絵葉書を出したのですが、ホテル近辺で見当たらなかったので、駅前へ行くと見つけられました。
黄色いポストはスイスなどでも見ましたが、この円柱のポストははじめてかな。
(ちなみに、1年以上経って2020年になっても到着していません) 
 
Line EA の運賃はEUR、車内でドライバーに支払います。
車内はすごく混んでいました。
でも、セビリアは空港まで近いので20分ほどで到着です。

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11:25発ビルバオ行きに搭乗予定。
セビリア空港でパンを買って朝食にしたんですが、ここ、チーズやハムを挟んだパンの包装してあるラップをはがして、トースターで焼いてからレジへ持って行くのもアリなんですよ。
ふつう、購入後に焼きますよね?
 
早めに着いたので、そのときはゲートもまだ出ていなかったのもあって、呑気にゲートに向かったのは30分前でしたが、既にほぼ最後の搭乗者。 
 
そうなんですよね。
普通の航空券はボーディングタイムが書いてありますが、ヴエリング航空は出発時間しか書いていなかったので、勘違いしていたんです。
 
しかも、このヴエリング航空、全員乗り揃ったらさっさと出発しちゃうんですよ。
え~っ 早いんじゃないの~ そんなのアリ~?

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12:50着のはずが30分ぐらいには到着したかな?
ビルバオ空港からサン・セバスチャン行きのバスは毎時45発だったので、12:45発には絶対に間に合うはずもないと、13:45を予約していました。預け荷物もあったしね。
 
でも、これが間に合っちゃったんですよ。
どんだけ早く到着したの?ってハナシですよね。
ドライバーに1時間後の予約だけど乗っていいかと尋ねたらOKと言われたので、効率よくサン・セバスチャンへ向かうことができました。
所要時間は1:15です。 
 
たぶん、上の地図のルートを走っていたと思うんですけど、
車窓から見える街には驚かされました。
山の中を走っているはずが、どどーんと街が出てくるんですよ。

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こんな山間に、マンションが建っているとは想像もしなかったのでびっくり。
しかも、山があれば 、その麓には川が流れているわけで。
地滑りの起きそうなこの地形に、マンション群とは。

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地殻変動も複雑だったのか、この地層。

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走行中に撮ったのでぶれていますが、ほとんど縦、あるいは斜め。

どんな地なのか誰かに解説してもらいたいわ~ 

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どんどん海岸線に近づいていくので、海が見える場所もありました。
サン・セバスチャンも海に面した街ですが、なんかテンションあがる~

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定刻、サン・セバスチャンのバスターミナルに到着しました。
これはあとで撮ったものですが、renfeのサン・セバスチャン駅です。
駅に向かう地下道を下りて行くと、そこにバス停があります。

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駅から出てくるとすぐに橋があります。
向こうに見える橋のもう少し先は、海のはず。

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橋の飾りもゴージャス。
 
セレブのリゾート地と聞いていましたが、なんかわかる。
朝までいたアンダルシア地方とはまったく違って、街が洗練されているんですよ。

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向こうに、サン・セバスチャン大聖堂も見えます。
でも、まずはチェックインしなくては。う~ん、気持ちが逸る。 
 
 垢抜けた感、たっぷりで期待できそうです。

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ホテルまでは15分ほどのはず。
でも、思ったより遠く感じたこともあってちょっと迷いましたが、無事到着。
 
今回は、珍しくアパートメントタイプのホテルです。
たった5部屋しかないらしい。ちょっと緊張。

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小さなホテルですが、呼び出しブザーなしで自動ドアは開きました。 (←ココ重要
お世話になりま~す。
 
5室しかない小さなホテルですが、24時間対応。
チェックアウト後の荷物預かりもOKだったので、思い切って選びました。
 
入るとカウンターがありますが、チェックインは2階のようです。

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階段を囲んで真ん中にエレベーターがあり、ガラス張りなのが明るくていい。

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2階へ上がると事務所スペース。
いかにもスペイン人の大柄な男性が対応してくれました。
おススメのタパスバーの地図などもくれます。 
 
私たちの部屋は3階。
まずこのドアを開けると、左右にふたつ部屋がありました。 
 
部屋に入ると ・・・ おお~ 広い~

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キッチン付のダイニングがあってゆったり。

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冷蔵庫はもちろん、電子レンジ、洗濯機も備え付け、引き出しの中にはトースターもあったし、調理器具や食器もばっちり。

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ベッドルームもゆったり。
合板の壁をスタイリッシュに切って、照明が埋め込まれています。

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クローゼットも、ま、とりあえずOK。
窓は電動スクリーンで開閉ができます。

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バスルームも広い~ 車椅子対応です。
鏡越しにしか映っていませんが、タオルウォーマーもあります。
これ、いつも重宝しています。

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シャワールームは見えないけど天井からのオーバーヘッドシャワーもついているし、外へ水が跳ねることも気遣わなくていいタイプなのが嬉しい。

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相棒、めちゃくちゃ気に入ってくれました。
こんなにゆったり過ごせるホテルだったら、ホテルライフを楽しみたいと。
え? 明日はバイヨンヌに行こうと思ってるんですけど。
 
2泊程度でも、アパートメントタイプは快適でした。
海辺のホテルなども検討していましたが、ここもかなりおススメです。
しかも1泊7,500円/人。
 
一通り見て回ったので、早速サン・セバスチャンの街を散歩します。