毎度のことですが、実は不安がありました。酒蔵までは徒歩22分とグーグルマップでは出ています。でも、積雪のある足元ではもっとかかるはず 。これはちょっとヤバイかも。
予感的中。歩いても歩いても着かないというか、歩きにくいので神経を使うんですよね。当然、相棒の機嫌は急降下。とはいえ、到着しないことにはどうにもならん。ごめんね~ などとひきつった笑いとともに歩くハメになるのは毎度のこと。
ようやく辿り着いたのは30分後。でも、雪道のせいか40分以上歩いたような気がしました。株式会社 小嶋総本店 東光の酒蔵 に到着です。
酒蔵見学の入口。見学料310円が必要です。でもその前に、バスの時刻を聞きました。
むむ?なんですと?30分後~
酒蔵見学をして、試飲して、購入して、バス停へ移動して、それを30分以内で!
受付のおねえさんは無理ですよね~と言っていましたが決心は固まっていました。それを逃すと次は2時間後。タクシーを呼べ? いやいや、とんでもない。時間だけはいっぱいあるんだから。
酒蔵見学を一応開始しました。
でもね~ 気もそぞろ。だって、目的はスペインでのへレス・デ・ラ・フロンテ―ラと同じく、結局試飲なんだもの(笑
私たちと時を同じくして入場した男性、急いでいる私たちよりさらに急いでいます。一応、順路に従って歩いているものの、キョロキョロばかり。
ははぁ~ん。さては、私たちと目的は同じだな?酒はどこだ!ってハナシなんですね?
一応、こうして最後まで回りましたが、あったのは仕込み水の試飲だけ。
あのまままだ先へ行って、ぐるりと角を曲がれば売店側から入れたのですが、私たちの経路だと、ふつうに酒蔵見学の入口に入っちゃうんですよ。時間がないのに酒蔵見学なんぞわざわざしなくてもよかったんだよぉぉぉ。
残り時間で、それでもひととおり試飲して、生酒1本買って帰りました。えぇ、帰りの新幹線で開けましたとも。
バスには間に合ったので、とりあえずOK。すっかり遅くなったランチを食べに行きましょう。
ほんの3分向こうへ行けば、評判のいいお肉屋さんもありましたが、12時前に開いていなかったんだから、たぶん閉まっているのだろうということで、お肉屋さん直営の店鷹山公(ようざんこう) に入りました。
昼は14時がラストオーダーというのに、火を使う席は満席でした。焼き肉やしゃぶしゃぶを食べられるほどお腹は空いていなかったので、昼のお弁当を頼みました。 寒い中を歩いていたので、いつもは面倒なお座敷の部屋が助かりましたね。
米沢牛焼き肉重
米沢牛すき焼き重
このあと、駅の向こう側のイオンへ行って地元の野菜を見て、新幹線の予約を早めました。新幹線では、買ったばかりの日本酒を飲んでうとうとしていたら、気づいたときは、行きとは逆に雪のない世界。
美味しいもの満載の山形の旅、終わりです。