英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【カナダ】1日目-1 ANAラウンジ~バンクーバー空港からまずはビクトリア

 

yahoo!ブログから引っ越してきて、初めての旅行記です。

今回は10連休を利用してカナダへ行ってきました。カナダははじめての海外旅行の地で、その後20年前にモントリオール、7年前にバンクーバーへ行っており、4度目の今回は念願のケベックシティを目指しました。

旅程は以下のとおりです。

 

 1日目 バンクーバ空港 → ビクトリア
 2日目 ビクトリア
 3日目 ビクトリア → 機中泊
 4日目 モントリオールケベックシティ
 5日目 ケベックシティ
 6日目 ケベックシティ
 7日目 ケベックシティ → オタワ
 8日目 オタワ
 9日目 オタワ
 10日目 オタワ → シカゴ → 帰国

 

まずは出発前のANAラウンジです。去年、プラチナステータスに到達してから、ラウンジ利用を楽しみにしています。今回はカナダ国内での移動もあるので、あちこち覗けるのも嬉しい。 

22時前の出発だったので、いつもほどゆっくりはできません。それでも今回、ひときわ楽しみにしていたのはアルコール。休肝日もなしに飲み続けていたのを少し反省して1ヶ月余り禁酒していましたが、旅行中解禁することにしたので久々のアルコールをここで始められるのです。

 

まずは、カレーうどんとサラダ、そしてスパークリングワインです。 

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続いては、赤ワインと焼き菓子を相棒と半分ずつ。私としたことが、もうその程度で充分。

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毎度、英語も話せないのに個人旅行を計画するのはおっかなびっくりですが、今回の最初の難関はビクトリアへの移動だったので、まずはそれから書き始めたいと思います。

旅行記はぐーんと下までスクロールしてくださいね。

 

バンクーバー空港からビクトリアへのアクセス 

もっとも簡単な行き方は直通バスの利用で、これだとバンクーバー空港(ダウンタウンからもあり)からビクトリアへ「空港(or ダウンタウン) → フェリー乗船 → ビクトリア」へ一気に連れて行ってもらえます。空港から電車への行く出口のところに受付がありました。

bcfconnector.com

 

ただ、フライト到着予定が14:50だったので、この直通バスの集合時間15:10には荷物を機内持込みにしてもかなりタイト。しかも、5月2日までは冬のスケジュールでこれが最終便。うむ・・・ 

仕方なしに予約は断念して間に合えば空港で受付してもらうことにし、公共交通機関での移動方法を調べました。これ、簡単なんですけど細部が結構面倒でした。

 

1.バンクーバー空港からSkyTrain(電車)のBlue LineでBridgeport 駅(3駅)

2.Bridgeport駅から620番バスでTsawwassenフェリーターミナル(約40分)

3.TsawwassenからフェリーでビクトリアSwartz Bay(1時間35分)

4.Swartz Bayから市バスでダウンタウン(市バス急行70番50分・各停72番90分)

 

1・2はトランスリンク社のHP↓で時刻表が検索できます。

地図や運賃も出てきますよ。

www.translink.ca

tripplanning.translink.ca

 

ややこしいのは料金で、空港からBridgeport 駅は同じゾーンなので1zone2.95CADなのですが、空港発の電車は5CAD空港加算されるので7.95CAD購入します。90分以内は乗継できるので、行きはフェリーターミナルまでは同じチケットで乗れます。バスは全路線1zone料金なのでBridgeport 駅がzoneを判断する位置になるようです。クレジットカードの利用ができます。

 

バスは荷物を持って乗ってもスペースがあります。

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帰りは、バスからの乗り継ぎの場合、現金で乗車するので、Bridgeport 駅で切符を買わなければなりません。ただし、空港へ行く場合でも空港着には加算がないのでそれぞれ2.95CADです。(ダウンタウンからの往復の場合2zoneなので4CAD)

電車の切符はクレジットカードで購入できますが、バスは現金コインのみです。

 

のフェリーは乗船料17.2CAD。スケジュールはこちら↓から検索できます。

クレジットカードが使えました。  

 

のビクトリアへ渡ってからの市バスについてはうまく検索できませんでしたが、一応載せておきます。

www.bctransit.com

ビクトリアの市バスでの注意点は運賃2.5CAD現金のみで、お釣りは出ません。 

フェリーターミナルを出るとすぐにバス停があるので、迷うことはありません。

 

さて。旅行記に戻ります。

久しぶりのアルコールですっかり酔いが回ったらしい私たち、ともに機内の記憶がほとんどありません。離陸したことすら知らずに爆睡。機内食が出たことすら知らず爆睡。バンクーバーまで8時間ほどのフライトだったはずですが、着陸2時間半前に起きるまでの記憶が皆無です。いや~ もう、早くに着いて楽だったわぁ。 

起きてから慌てて映画を観て、到着前の機内食をいただきましたが、ほんとあっという間でした。禁酒の思わぬ効用がありがたかったです(笑

 

飛行機の到着も1時間近く早く、14:50着の予定が14時でした。当然、直通バスにも間に合いますが、調べた以上は自力で行く方を選びます。なんたって、交通費嫌いの私。直通バスならその時期79.15CADのところを、27.65CADで行けるんですから。しかも、うまくいけば当初予定の17時より1本前の16時発のフェリーに乗れるかもしれません。

 

キャッシングしたかったのですが、到着ロビーには見当たらなかったので、ひとまず先へ進むことにしました。空港からのSky Trainの乗換えは容易で、標識通りに進むとホームに到着。空港を出るときには、直通バスの受付も横目に見ました。

発券機は日本語の表示にもできました。優秀!クレジットカードも使えます。

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わずか3駅10分足らずでBridgeport 駅に到着。下へ降りるとバスターミナルがあり、620番バスの乗り場を探します。時折バス停の位置は変わるようですが、地面に並ぶ用の線が書かれていたので、シーズンになると大行列になるのかもしれません。

 

40分ほど乗るとフェリーターミナルのあるTsawwassenへ到着です。乗船券はクレジットカードで購入可能。ATMもあったので、ここでキャッシングして現金を引き出しました。200CAD出したかったのですが、その数字がなかったので100CADのボタンを2度押せばいいのかと思ったら、撃沈。また出したら手数料がかかるので、とりあえず100CADで様子を見ることにします。

このエスカレーターをのぼってどんどん先へ進むと待合室になりますが、結構遠かったです。ビクトリアへ着いたら、市バスではお釣りのないように現金が必要なので、売店で飴を買って小銭でお釣りをもらいました。

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定刻に出発しました。振り返ってフェリーターミナルを撮りましたが、あっさりしていますよね。

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フェリーはガラガラでした。中を散策するとATMは船内にもありました。

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売店だけでなくレストランもあって、クラムチャウダーを買って温まったのですが、キャッシャーにいたのは日本人女性でした。

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甲板に出ると、風が凪いでいれば大丈夫でしたが、かなりの寒さです。出国前の日本が暑かったので、とりあえずトレンチコートを防寒着として持って行ったのですが、とりあえずだなんてとんでもない。着られるだけの服を着て寒さをしのがなければならないほどでした。

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出航してから30分ほど経つと、島のあいだを縫うような航路となりました。島にある家はリゾートっぽい雰囲気で、別荘地のように思いました。

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船内に戻ってから地図を見ると、ビクトリアにはかなり多くの島が点在しており、その中を通っていくようでした。地図上の②から出発して⑥⑧④の順で通過し、そのすぐ東あたりに到着する感じです。

これらの美しい島を眺めていると、ビクトリアまでの1時間半はそう退屈ではありませんでした。

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Swartz Bayへ到着すると、すぐ外にバス停があります。ビクトリアの市バスはあまり時間に正確でないという記事を見たことがあります。とにかく到着を待ちましょう。

料金は調べたとおり2.5CADと確かに書いてあります。(2019.4月)

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10分ほど待つとバスが到着しました。何人かが急行か各停か聞いているようでしたが、とにかくこれに乗れ、という指示でした。5CAD紙幣を出している人がいましたが、どうやらDayPASSを購入しているようです。往復乗るのと同じ運賃なのでお得ですよね。今見ると、確かに急行の70番の表示が出ています。

1時間ほどで終点のビクトリア州議事堂の横で終点だと降ろされました。確か調べていたときは屋根付のバスターミナルだったんだけどなぁ。

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でも、とりあえず30年前の記憶で、こちらの州議事堂と向こうに見えるThe Empress Hotelとで現在地に迷いはなかったので、ホテルへ向かいました。なんといっても恐ろしい寒さ。歯がガチガチとなるほどでした。どうしよう・・・防寒用の服はあまり持っていません。

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