英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【カナダ】4日目-2 カナダの豪華長距離列車VIA鉄道エコノミークラス乗車記

 

モントリオールからケベックシティへは憧れのVIA鉄道に乗ります。アメリカのアムトラックと並ぶ北米の人気長距離列車です。

モントリオール中央駅のこの入口は駐車場を通り抜けた先にあったので、朝に入った地下鉄からの道の方がアクセスしやすいかもしれません。いずれにせよ、中央駅というもののあまり見つけやすい入口ではありませんでした。

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これからケベックシティへ向かいますが、そのあとの旅程は逆戻りでモントリオールを経由し、オタワへ行きます。こちらは6時間の長丁場なので早々にビジネスクラスを予約していました。

 

モントリオールで荷物を預けるのが難しい話を書きましたが、

①空港からの747番バスの終点

②VIA鉄道利用者の預け所

のほか、市内には荷物預かりのサービスをしているところがいくつかあるようです。そしてその747番バスの終点のバスターミナルからは、ケベックシティ行きのオレルアンバス1時間に1本程度の頻度で出ています。しかも、VIA鉄道の所要時間が3:40なのに対し、バスは2:50!運賃も78CADと安い!

 

だから、本当ならバスでケベックシティへ向かうのがベストだったんですが、モントリオールの観光が思ったより早く終わった場合のことを考えて、チケットは現地で購入しようと考えていました。

 

出発が近づいたころ、ふと相棒が毎週送られてくるVIA鉄道からのメールの話題を振ってきました。海外列車の予約をすると、その後ダイレクトメールが届くので、気にもかけていませんでしたが、もしかすると安いのがあるんじゃないの?と。チェックしてみると火曜日になると翌週のディスカウントが出るようでした。

 

もし安かったら、多少時間がかかってもバスより電車の方がいいよね?

 

そうして、78.18CADとほぼバスと同じ運賃をGETして、VIA鉄道に乗ることになったのですが、預け荷物についてはよくわからなかったので、現地までどこに預けられるのか棚上げの状態でした。

 

【結論】VIA鉄道利用者は、乗車前、到着後にVIA鉄道荷物預け所が利用できる

 

荷物を取りに行きました。陽気なおじさんがスーツケースを持って来てくれます。

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ホームがどこにあるかわからないのがモントリオール中央駅。ここからはケベックシティのほかトロントやオタワ、ニューヨークへの長距離列車アムトラックなどが出ています。

いつ入れるのだろうかと思って見ていると、時間が来ると係員がやって来て改札が始まるようでした。

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16:40発ケベックシティ行きのホームは17番と出ています。でも、いつまでたっても係員はやってきません。出発時刻10分ほど前に、ようやく遅延の案内が出ました。10分程度遅れるようです。

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一番前で並んでいましたが、ふと向こうにも17・18番ホーム共通の改札があることに気づきました。そちらにはほとんど人がいませんが、通りかかったときそこにエスカレーターがあるのを見ていました。スーツケースがあるのでそちらの方が便利。もしかするとビジネスクラスなどプライオリティ用かもしれないとちらりと思いましたが、改札係りの人はどこから来た?と陽気に対応してくれました。

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VIA鉄道のエコノミー座席は、ヨーロッパ各地で乗った2等車両に比べると若干狭いような気もしましたが、日本人には充分です。乗り心地も悪くありません。でも、この路線は豪華というにはちょっと疑問が・・・

車窓は、モントリオール駅を出てしばらくすると日が暮れてしまうので、秋になると紅葉が美しいというメープル街道を眺めることはできません。持ち込んでいたワインと市場で買ったタルトで一息ついたあとは、ほとんど寝ていました。前日夜中にバンクーバーから5時間のフライトのあと早朝からモントリオールを歩いたので、3:40の乗車時間の長さを感じることなく到着しました。

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10分遅れで出発したのに従って、10分遅れで到着した20:40のケベックシティ駅です。ホームはちょっと薄暗い。

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この暗さにちょっと焦りながら、VIA鉄道の顔を撮ってみました。無骨な姿です。

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夜遅くに到着する旅程を組むことは滅多にありません。

ホテルまで無事に行けるのか不安になりながら何気なく出たのがここ。これが間違いでした。駅周辺は真っ暗で方角がわかりません。

相棒は迷うのがとにかく嫌いなので、タクシーに乗ろうと言いましたが、徒歩7分ぐらいのはず。ましてや現金をほとんど持っていないので、クレジットカードが使えるかどうかわからないのに乗れません。

ちょっと焦ったあとに思い出したのが、目の前に公園がはずだということでした。そうか、出口を間違えたんだ。

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私たちが出たのはタクシー乗り場の方で、車寄せの方でした。方角さえわかれば簡単。最後に急な坂道を上るのは想定外でしたが、迷うことなくすぐ到着しました。グーグルマップでチェックしていても、高低差ってあまりわからないんですよね。

 

3泊するケベックシティでの滞在先はHotel Manoir Victlria。無事到着です。

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