英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【カナダ】5日目-2 ケベックシティ プチ・シャンプラン通り首折り階段~ケベック料理L'Antiquaire

 

昼前にぐるりとケベックシティを散策したあと、次に出掛けたのは16時になってからです。まず食事の候補地をいくつか回ることにしました。

聖アンドリュー長老教会を曲がっていくと、子どもたちが集まっていて遊んでいました。どうやらそこは小学校みたい。

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ランチの候補地だったケベック料理で有名なAux Anciens Canadiensを見つけました。ランチが手頃な感じだったので、翌日に行くのがいいかもしれないと、ひとまず通り過ぎます。

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このあたりは雰囲気のいいレストランが並んでおり、候補地には事欠きません。でも、まだ夕方の散策を開始したところなので、まずは先へ進みましょう。

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ケベックシティでもやっぱり馬車が待機していました。高低差のある土地なので、狭い土地ではありますが馬車での観光は有効だと思います。

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フニキュラーレ乗り場を少し下ったところにお目当ての場所がありました。プチ・シャンプラン通りです。

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この階段は1635年につくられたケベックシティ最古の階段で首折り階段と呼ばれいます。

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落ちたら首が折れそうなほどの急勾配だということから名づけられたようですが、修復工事を経たこともあり、見上げてみてもそこまで急ではありません。

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アッパー・タウンを見上げると、フニキュレールが稼働していることがわかりました。まだまだオフシーズン、動いているけど乗りに行く人を見かけもしない、まだまだそんな人出でした。麓にはここにも雪が残っているのが見えます。

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プチ・シャンプラン通りにはおしゃれなかわいいお店が並んでいます。

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パリに行っていなくても、パリっぽいと言われれば納得の雰囲気(笑

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ここはうさぎ料理が有名なLe Lapin Sauté

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こちらはLe Cochon Dingue。「Cochon=豚、Dingue=クレイジー」の意味です。ここは朝食かランチで行くファーストフードに近いカジュアル店。豚がキュートなので注目のお店です。

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寒さに震えていた相棒は、このプチ・シャンプラン通りでウールの帽子を買いました。もう4月も終わるところですが、この先、重宝していたほど寒かったです。

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ロウアー・タウンへ降りると、セント・ローレンス川はすぐこの右手です。でも、寒いので進んで近づく気にはなれません。

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この通りはプチ・シャンプラン通りを下りたところにあるので、同じお店の反対側が見られます。

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先ほどの豚のお店Le Cochon Dingueはこちら側では豚がお掃除中。f:id:fuwari-x:20190523105004j:plain

 

ロウアー・タウンからシャトー・フロントナックを見上げるとケベックシティの高低差がよくわかります。またあそこまで上る気になれないよね。やっぱりフニキュラーレの存在は有効かも。

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要塞シタデルの位置も左上に見えます。真ん中右にテントのような屋根が見えるのがアッパー・タウンのフニキュラーレ乗り場。3CAD(250円)、乗る?

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雰囲気のいいお店が続くロウワー・タウンを歩きます。

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このロワイヤル広場は、1608年フランスの探検家サミュエル・ド・シャンプランが最初にフランス人住居を建てた場所で、フレンチアメリカ発祥の地と言われています。広場にある勝利のノートルダム教会は英仏戦争でのフランスの勝利を称えて名づけられた教会で、祭壇の前には1644年にフランス人兵士らが航海に使ったとされるプレゼ号の模型が展示されていますが、残念ながらまだ冬時間で16時半には閉まっていました。

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広場にはルイ14世像も。

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こちらへ回って来たのは、もう1軒目当てにしていたケベック料理のお店があったからです。ここまで来ると人の気配はほとんどありません。

かわいらしいお店が建ち並ぶ通りに、そのお店を見つけることができました。地元の人たちに人気だそうです。

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L'Antiquaire。ちょっと入りにくい雰囲気だったのは、寒さ対策で入口が二重扉になっていました。緑のテントのようなもので元の扉を覆っています。

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中へ入ると2階へ案内してもらえました。先に陣取っている年配のご婦人方は、まだティータイムという時間帯です。

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ケベック料理として紹介されている3つのうちから2つを注文し、店の反対側へ出てみました。高低差がある土地なので、2階に案内されたもののそこにも出入口があります。こちら側もステキ。

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ビールはカナダ産だった・・・はず。

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これはケベック料理ではポピュラーだというミートボールの入ったポークシチュー。

見た目のとおりちょっとどろっとした感じで味が重く、食べていくうちに負担になるタイプ。添えられているマッシュポテトがやたら美味しかったです。

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もうひとつが牛肉と子牛の肉、豚肉の粗挽きで作ったポテトパイ。

こちらの方が粗挽きのプリッとした感じが効いていて美味しかったです。でもこれ、なぜか私たちはバッファローの肉が入っていると思い込んでいました。たぶん、その前に調べたガイドブックにそんなメニューがあったせいだ・・・

あぁ。食べたかったバッファロー、食べそこなっていたんだ。がーん。

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どちらもすごいボリューム。ワンプレートですが、いずれも18.7CAD(1,590円)。お得といっていいんじゃないかなと思います。 

 

地元民で賑わっているというとおり、次々に来店者が訪れます。1人の人も多く、日常遣いのお店なのでしょう。・・・それにしても、ご婦人方は私たちが帰るときになってもまだ居座っていますよ~(笑

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お会計のときにはチップについての説明も渡されました。馴染みのないチップの習慣はほんと難しいけど、付けない人へに促す対策としては万全ですね。チップ込みで計64.32CAD(5,456円)。

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このあたりのお店はどこも雰囲気が良かったのですが、外から見るとほとんどが閉まっているように見えました。シーズンに入ってから開けるところもあるのかな?

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アッパー・タウンへ戻らなければならないので、途中階段を上りました。なるほどシタデルだけではなくアッパー・タウン全体も要塞として機能していたのでしょう。砲台が残されています。

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チーズを食べるためのパンを入手するのにベーカリ-を探して、この日は終わり。19時はまだしばらく明るい時間帯になります。

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ホテルの傍にある道が旧市街の目抜き通りに当たるみたい。この道を進むとサン・ジャン門があり、さらに5分ほど進むと朝行った新市街のスーパーへの道なので、ホテルは本当にいい場所にありました。

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翌日は、さらにケベックシティの散策を続けるよりも、セント・ローレンス川下流方向にあるモンモランシーの滝へなんとか行けないものかと考えていました。

ガイドブックでは車で20分という書き方で、自力で行けそうになかったのですが、ナイアガラの滝よりも落差では上というこの滝、行ってみたいじゃないですか。

個人手配の醍醐味はこういうところにありますよね。(大袈裟か 笑)