2019年(令和元年)6月
2日目のシンガポール。マーライオン公園へ行こうと思ったのに、スマホが動かずに往生しています。さっきまで動いたのになぜ~?
でも、頭に地図は残っています。川もあるし、まずはこっちだろうと歩き出したのがクラーク・キー方向。川沿いを歩いてぐるっと回ればラッフルズ卿の像があるはず。
川沿いはクラーク・キーというのかと思っていたら、河口近くはボート・キーというようですね。なんとなく雰囲気のいい店が並んでいますが、開店時間はまだみたい。
きのうとは違って気温も湿度も高く、あまりある国はふさわしくない感じ。
川沿いのほうがメインじゃないかと思って右折してみると、おお、裏側はなんとディープ。無数の室外機が設置されていました。熱帯気候の都市が発展すると、こういうことになるのね。そりゃ、クーラーなしではいてられないわ。
川沿いはお店は開いていましたが、まだまだ11時半になっていてもまだまだ人が入る気配はありません。
川沿いのテラス席が気持ちよさそうに見えますが、暑いかもなぁ・・・だからこのあたりは夜に賑わうんでしょうか。
振り返るとラッフルズ・プレイス駅周辺の高層ビル群。この対比は面白いですね。
橋を渡って対岸を戻ります。ここも観光用のボートが通りますが、ものすごい日差しなので夜の方が絶対にいい。この時間は乗る気にもなりません。
さっき通った向かいのお店は、夜になると灯りがきれいで、それはそれは見応えのある風景になるようです。夜の景色って、どこでも知らないなぁ・・・
このあたりは泊るのにも悪くないと思います。
ラッフルズ卿の像に到着しました。ラッフルズ卿は東インド会社の官吏で、シンガポール植民地を建設したシンガポール創設者です。像があるこの場所は、ラッフルズ卿が上陸した場所。
この通りは、ラッフルズ卿だけでなくゆかりのいろんな人の像がありました。知っている人でいえば、初代ベトナム民主共和国主席ホー・チ・ミン。なぜかこの像だけ合成写真のように見える・・・
その先に見えるのは、フラートン・ホテル。1928年に建てられたこのビルは、中央郵便局やいくつかの政府機関として使われたのち、2001年にホテルとして開業しています。
橋を渡るとこんな像がありました。川から人が上ってきているものとか、あちこちに設置されているようでしたが、私はいっこうにスワイプできないスマホに、かなり焦っていました。
地図は頭に描けているはずが、どうしてもマーライオン公園の位置がはっきりしません。近いはずなのに・・・ 役立たずのスマホ~!!!どうやら、湿度がダメなようです。今度マレーシアへ行くときには、ロックを外しておこうかな(涙
私の歩いた経路はだいたいこんな感じ。
フラートン・ホテルからマーライオンなんてすぐなのに、目印になる対岸のマリーナ・ベイ・サンズがまったく見えないので場所が掴めず、ぐるぐる回りました。
3kmぐらいのことなんですが、炎天下とスマホへのいら立ちと、場所がわからない焦りで、どっと疲れました。
連絡橋を渡ったところにあったフラートン・ホテル系列のフラートン・ベイ・ホテルまで来ると、対岸にマリーナ・ベイ・サンズが見えます。
前日とは反対側から見るインフィニティプール。なんかでも・・・ちょっとコワい?
ボート・キーで見たのと同じボートが通っていきます。このルート、楽しそう。
マーライオンは前にも見ていますが、くっきりとした記憶がありません。
世界三大がっかりのマーライオン、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚姫を制覇していますが、私はどれもがっかりしなかったけどな。
マーライオンを前から見られるようにデッキが作ってあるので回ってみます。
マーライオンは下半身が魚で上半身がライオンという伝説の動物ですが、魚部分がよく見えますね。
真正面から見ると、うしろにはフラートン・ホテルがすぐ見えるじゃないか・・・実はこの道路、アンダーパスになっていたので、帰りはこの右側から向こうに抜けられました。
拡大版のマーライオンも。正面からだと魚感がちょっと薄れるような気がします。
大きいマーライオンの写真からはすごくわかりにくいのですが、木々の向こうに、小さなマーライオンもいるんです。
関係はこんな感じ。ちびっこマーライオンの方が、かわいい顔をしています。
これだけ見れば大満足。もうホテルの部屋のお掃除もとっくに終わっているでしょう・・・高島屋へ寄ってから、ホテルへ戻ります。
Red LineでRaffles Place駅からOrchard駅まで4駅引き返すだけですが、MRTスタンダードの利用が6回目なので10セント割引されて1.6SGDです。これでこのMRTスタンダードはもう利用できません。あとは空港までだったのに、残念。