グランドキャニオンツアーの申し込みトラブルで、すっかりアメリカ行きに気が乗らなくなり、せっかく特典航空券でGETしたファーストクラスをキャンセルした件は、すでに書いたとおりです。
たかだか25USDの話だったのに、アメリカ旅行自体を取り止めただけでなく、ヨーロッパ便のエコノミークラスを40万円超で予約し直したという呆れた所業。でも、アメリカ旅行の計画を進めていくと、次々と襲う不運がありました。
グランドキャニオンを含むグランドサークルと呼ばれる景勝地とともに、ブライスキャニオンも筆頭候補に入れて行き先を検討していました。Yahoo!でのブロ友さんの旅行記で、圧倒的な異彩を放っていたそこに、魅了されていたのです。このフードゥと呼ばれる土柱、見たくなりませんか?
地図を見ると、モニュメントバレーもルートに入れられそうでした。ツアーを探すと、2泊3日で理想的なルートがあり、是非とも参加したいと心が浮き立っていましたが、私の旅行日程ではどう組み込んでも参加不可でした。出発曜日が合わないのです。
英語での現地ツアーも探しましたが、向こうの人はもっとじっくり時間をかけて回るようで、短い日数のツアーはありません。
たった1日グランドキャニオンへ行くためにラスベガスへ飛ぶのは時間がもったいないので、やむなくロサンゼルスからのフライトツアーに切り替えました。そこへあのトラブルです。
もうすっかり気力も萎えていました。さらに楽しみにしていたサンフランシスコのアルカトラズ島のツアーもsold out。ヨセミテ国立公園へ行ってみるのはどうだろうかなど、他もいろいろ検討してみましたが、そこまでして行くことはないと結論づけました。
代わりに予約したヨーロッパ便は、バルト三国です。もともと、来年を予定していましたが、オリンピックイヤーとあって予約は難しいかもしれないという懸念がありました。今年行けるなら、この落ち込みから回復するに値する行き先となります。
当初、青線のとおりエストニア・タリンからリトアニア・ビルニュスへ飛行機を利用することに決め、航空券を取りました。2都市の方が無理なく行けるし、タリンからヘルシンキへ日帰り観光のプランにも余地が残ります。エストニアとラトビアは比較的似通っているという旅行記を元に、この中では雰囲気が違うというリトアニアを組み合わせることにしました。
ところが、バルト三国へ行ったら絶対に買いたいと思っていた靴下があり、調べてみるとラトビアの伝統工芸であることがわかりました。あっちゃ〜 思い出すのが遅かった〜 仕方がありません。隣国へはバスで4時間超かかりますが、駆け足で回わりましょう。
幸い、首都に留めておけば主要な観光地は回れる規模のようです。移動続きで慌ただしく疲れそうですが、去年のポーランド・ボレスワヴィエツ陶器と同じく、帰国後の楽しみも残る旅になりそうです。
すっかり気持ちは切り替わっているので、サクサクと予約を進めているところです。