英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【マレーシア】2度目のバトゥ洞窟。今回は272段の階段を上ったよ。

 

2度目のマレーシア。そして、2度目のバトゥ洞窟へ到着しました。駅からごちゃごちゃと露店が続く道を歩けば迷うことはありません。

f:id:fuwari-x:20190717143918j:plain

 

前回は、こんな像がお出迎えしてくれました。このうしろが有料ゾーンです。

f:id:fuwari-x:20190718110540j:plain

 

すぐ先にヒンドゥ寺院がありました。この2枚はいずれも去年の秋のもの。

f:id:fuwari-x:20190718110601j:plain

 

今回は、どちらも修復作業に入っているようでした。一応、お詣りはできるようでしたがこのとおり。後ろの像もブルーシートで包まれています。像は前回でもきれいだったと思うんですけど。

f:id:fuwari-x:20190718113357j:plain

  

この寺院を過ぎてすぐに、回廊が見えましたがまったく記憶にありませんでした。金色のスカンダ神がちらりと見えますが、ひたすらそこを目指していたためでしょう。

f:id:fuwari-x:20190718112137j:plain

 

回廊はたぶん、スカンダ神の傍にあるこの寺院から続いています。ヒンドゥの神々がいらっしゃるんでしょうか。

f:id:fuwari-x:20190718112904j:plain

 

寺院の側面は、前回まだ色を塗り直している途中でしたが、完成しています。

f:id:fuwari-x:20190718112928j:plain

 

左手に寺院があり、右手にはスカンダ神がそびえ立っています。今回はカラフルな272段の階段を上りにやってきました。天候は曇り。動かなければ過ごしやすい気温でした。

f:id:fuwari-x:20190718112916j:plain

 

この階段の色は、大問題になっていました。バトゥ洞窟はマレーシアの文化遺産として登録され、保護の対象となっているにもかかわらず、勝手にカラフルに塗り直したということで、文化財としてふさわしくないと大不評だったのです。でも、寺院の色もこの派手さなんだから、ちょうど釣り合っているようにも見えますよね。

f:id:fuwari-x:20190718112326j:plain

 

さぁ、ここから上ります。ショートパンツの人はここで巻き物を借ります。

f:id:fuwari-x:20190718112940j:plain

 

階段を上り始めると、隣を猿が走って行ったのでびっくり。前回はまったくその存在に気づきませんでしたが、あちこちにいます。

f:id:fuwari-x:20190718113003j:plain

 

街灯を揺らして遊んだり、果物をもらったり。我が物顔で駆け回っていました。

f:id:fuwari-x:20190718113015j:plain
f:id:fuwari-x:20190718112953j:plain

 

272段は思いの外しんどくありませんでした。蹴込が浅く、高さもそうないのでちょうど歩幅に合っているのかもしれません。振り返ってスカンダ神の後ろ姿も撮ってみました。

f:id:fuwari-x:20190718113030j:plain

 

上からの景色です。駅は右手にあります。

f:id:fuwari-x:20190718113055j:plain

  

階段の終わりにも門があります。ここから洞窟の中へ入って行きます。

f:id:fuwari-x:20190718113043j:plain

 

中へ入ると、像を掃除している人たちがしました。神様もカラフルです。

f:id:fuwari-x:20190718113319j:plain

 

上にも寺院がありました。この洞窟内は天井まで高さ100mもあるそうです。ところどころ開いているので、雨が降ると濡れちゃいます。

奥に見える階段もここまで来たらやっぱり目指しましょう。

f:id:fuwari-x:20190718113106j:plain

 

手前の寺院も多くの人がお詣りに入っていました。途中にチケットカウンターのようなものがありましたが、日本の神社仏閣でも祈祷があるように、特別何かを授けていただくための申し込み場所のようでした。

f:id:fuwari-x:20190718113117j:plain

 

スカンダ神を祀っているのは階段上の寺院だそうです。他の場所はなんだろう?

f:id:fuwari-x:20190718113131j:plain

 

側面にも回ってみます。

f:id:fuwari-x:20190718113222j:plain

 

寺院の傍でみんなが見上げているのは、猿が駆け回っているからでした。このサイズではまったくわかりませんが、かなりの頭数がいました。ここの天井はぽっかり開いています。

f:id:fuwari-x:20190718113233j:plain
f:id:fuwari-x:20190718113244j:plain

 

寺院の脇には像が祀ってあるのですが、どんな神々なのかはまったくわかりません。写真を撮ろうと思ったらゴミ箱があるので、毎度邪魔だと思っていましたが、これ、お布施を入れるためのものだったんですね。

f:id:fuwari-x:20190718113207j:plain

 

バトゥ洞窟は約4億年前の石灰岩でできているそうですが、その様子がよくわかるのがこの像の脇でした。石灰岩でできた洞窟ならば、これは奇岩というよりも鍾乳石なんでしょうね。右側の岩は、ゾウのように見えませんか?

f:id:fuwari-x:20190718113143j:plain

 

拡大してみると、ほら。

f:id:fuwari-x:20190718113154j:plain

 

来た道を戻りましょう。寺院の屋上には建築の足場が置いてあります。どうも厳かというものから遠いような気がしますよね。

f:id:fuwari-x:20190718113255j:plain

 

装飾はご覧の通りハデハデ。孔雀のパルヴァニはスカンダの威厳と荘厳さを象徴しているそうですが、う~ん、荘厳ね・・・

f:id:fuwari-x:20190718113308j:plain

 

これはゾウの像に見えました。ということはガネーシャシヴァ神の息子で、太鼓腹の人間の身体に 片方の牙の折れた、ゾウの頭と4本の腕を持ってきます。障害を取り去り、財産をもたらすと言われる商業の神・学問の神様なので、人気者。

f:id:fuwari-x:20190718112317j:plain

 

272段を下ります。物議を醸したという階段ですが、早くもあちこちで剥げ始めていました。コンクリートの上に直接塗ったってそりゃ無理だよね。手すりの赤もかなり剥げていました。

f:id:fuwari-x:20190718113333j:plain

 

下の門のところで改めてヒンドゥの動物を見てみると、本当に変わった姿をしています。 

f:id:fuwari-x:20190718112308j:plain

 

帰りのお目当てはフルーツ。ココナッツはこのとおり大量。でも、目当てはこれじゃない。

f:id:fuwari-x:20190718154828j:plain

 

今回はドリアンではなくマンゴーを狙っていました。シンガポールで食べ損ねていたからね。

f:id:fuwari-x:20190718113345j:plain

 

これだけ入って5MYR(135円)!!!結構ありました。そして美味しかった~

f:id:fuwari-x:20190718112259j:plain

 

2度もやって来たバトゥ洞窟。もうこれで大満足です。