英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【バルト三国】1日目-3 エストニア首都タリン旧市街はパステルカラー

2019年(令和元年)8月7日(水)

 

エストニアの首都、タリンの旧市街へ入りました。

自由広場に見えているのは独立戦争戦勝記念碑。

f:id:fuwari-x:20190815115110j:plain

 

ところがここで、突然雨が降り始めました。傘、取りに帰る?

ひとまず、自由広場にあるSt. John's教会へ入りました。長崎のかくれキリシタンが建てたような質素さがあり、落ち着く場所でした。

f:id:fuwari-x:20190815115057j:plain

 

晴れているのに土砂降りでしたが、10分ほど経つと雨が上がったので先へ進みます。

独立戦争戦勝記念の傍の階段を上がると、日本大使館があり、その傍には友好の桜が植えられていました。1995年に友好のあかしとして日本から送った200本のエゾヤマザクラの一部です。

f:id:fuwari-x:20190815115125j:plain

 

足を負傷している相棒を労わりながら、ゆるゆる坂を上っていくと塔が見えました。

外国人団体客のツアーが前を歩いていて、ここで説明が始まりました。でも、まだ私は場所の把握がうまくできていません。

f:id:fuwari-x:20190815115136j:plain

 

なにやら書いてあって、長々説明しているということは、有名な観光地のひとつ、よね?

f:id:fuwari-x:20190815115149j:plain

 

いったん通り過ぎましたが、振り返るとツアーの人たちが忽然と消えていたのが気になって戻りました。

この塔に見える入口からは入れそうにないし、どこへ行ったんだろう?

f:id:fuwari-x:20200522122927j:plain

 

あれ?崩れ落ちた壁に見えるようなところは入口?人が入って行く・・・

このあたりにある博物館だとしたら、今回は足の悪い相棒を連れて入る予定はありません。でも、ちょっと気になる。

f:id:fuwari-x:20190815124918j:plain

 

玉ねぎ型のドームがのっているのは、ロシア聖教会、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂のはず。でも、そっちへは誰も歩いて行かないし、どこへ消えたんだろう?

f:id:fuwari-x:20190815115242j:plain

 

崩れ落ちた壁のような場所を曲がってみると、建物の入り口ではなく通路。この通路が見所ってわけ?

た、確かに要塞か城壁だかで、雰囲気はあるけど・・・

f:id:fuwari-x:20190815115257j:plain

 

通路を抜けると、さらにアレクサンドル・ネフスキー大聖堂が私を誘ってくるように建っています。でも、みんなそっちじゃなくて、反対側へ進んで行くんだけど。

足の悪い相棒を無駄に連れ歩くわけにいかない私は迷います・・・

f:id:fuwari-x:20190815115308j:plain

 

人が見える壁の向こうへ進んでみると・・・あぁ!!!ここか~!!!

塔の裏側が入口だったんですね。乙女の塔博物館と、ここには喫茶店もあるはず。タリンといえばここという場所です。テレビが家にあったころ、毎週見ていた旅サラダという番組で紹介していたここの喫茶店の雰囲気に魅かれてバルト三国に注目し始めたんだっけ。

f:id:fuwari-x:20190815115320j:plain

 

今の相棒の足では入れないけど、木で作られた廊下を歩けるんだよね。見晴らしもいいだろうなぁ・・・

f:id:fuwari-x:20190815115338j:plain

 

廊下を歩いている人たちが見えます。喫茶店には博物館に入らなくてもいけると書いてあったのですが、相棒を無駄に歩かせたくないので確かめられませんでした。

f:id:fuwari-x:20190815115353j:plain

 

潜ったのは、この壁の下。向こうへ戻ればアレクサンドル・ネフスキー大聖堂へ行けます。

f:id:fuwari-x:20190815115514j:plain

 

修道女が立っていますが、ちょっとコワいんですよ、これ。

f:id:fuwari-x:20190815115530j:plain

 

むこうにもさらに1体あるんですけど、これ、顔がなくて空洞なんです。ベールだけ。意図したものがあるんでしょうか。なんたって、エストニアってドイツや、スウェーデン、ロシアにも攻め入られて、苦難の国だったし。

f:id:fuwari-x:20190815115541j:plain

 

この修道女の傍の建物からどこかへ行けるようです。

f:id:fuwari-x:20190815115429j:plain

 

なにかの入口かと思っていたら、階段が続いています。メルヘンチックな建物のあいだを通って、ずんずん下まで降りて行けるみたい。

相棒の足が悪いのでここまでで戻りますが、ちょっと魅力的な道ですよね。なにがあるんだろう?

f:id:fuwari-x:20190815115452j:plain

 

振り返って乙女の塔博物館の方へ戻る雰囲気も、魅力的。

f:id:fuwari-x:20190815115503j:plain

 

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂へ戻りました。ロシア正教会へ入った記憶はないのですが、めちゃ豪華でした。中は撮影禁止でしたが、今まで見てきた教会と何が違うんだろう・・・正方形っぽい造りが特徴的でしたが、少なくともキリスト教プロテスタントカトリックだけではなく、東方正教会もあるってことを知りました(恥

f:id:fuwari-x:20190815115614j:plain

 

裏手へ回っていくと、ピンクのエストニアの国会議事堂があります。タリンはおとぎの国とも言われているのですが、政府機関までパステルカラー!

この向こうにちらっと塔が見えていたんですが、なにしろ相棒の足が悪いので、向こうまで足を延ばせませんでした。その塔がのっぽのヘルマンと呼ばれる塔で、そこにトームペア城が続いていたはずです。中には入れないとはいえ、ちょっと姿は見てみたかったかも。

f:id:fuwari-x:20190815115626j:plain

 

戻って、次は聖母マリア教会へ回りました。ここの塔へも上れるはずですが、今回無理は禁物です。17:00~17:30オルガンコンサートがあるというのを見つけていたので、また戻ってくることにしましょう。

f:id:fuwari-x:20190815115639j:plain

 

こんなパステルカラーの街を回るだけでも楽しいですよね。

f:id:fuwari-x:20190815132825j:plain
f:id:fuwari-x:20190815115657j:plain

 

窓から見えるお土産物も魅力的。かわいい~!!!

f:id:fuwari-x:20190815115711j:plain

 

ソビエト連邦だっただけあって、マトリョーシカもたくさん見かけましたが、こんな金を施したものも。

f:id:fuwari-x:20190815115724j:plain

 

重厚な建物はエストニア科学学会。かっこいい・・・

f:id:fuwari-x:20190815115755j:plain

 

石畳は私ですら本当に歩きにくくて、負傷した足を抱えて歩く相棒はかなり困難そうでした。でも、知らない間に到着していたのは、コフトウッツァ展望台。どうやってあんな下へ戻れるかは心配ですが、見晴らしのいい場所に来られたのはラッキーでした。

f:id:fuwari-x:20190815140807j:plain

 

右には港も見えますが、この高さ撮るとわかりにくいかも。フィンランドの首都ヘルシンキ行きのフェリーがここから出るので、日帰りで訪れる人も多いです。

f:id:fuwari-x:20190815135523j:plain

 

ひときわ高いのが聖オラフ教会、左に繋がる塔は城壁群の見張り塔です。あそこへは行きた~い!

f:id:fuwari-x:20190815135559j:plain

 

海が近いので、カモメも遊びに来ていました。でも、カモメってかなり目つきが悪いですよね。

f:id:fuwari-x:20190815135609j:plain

 

さらに先へ進むと、なんとも魅力的な入口に突き当たります。でもこれは個人宅の門で、通行人はこれを横目に左折するだけ。

f:id:fuwari-x:20190815135647j:plain

 

曲がったところには、こんなかわいい看板のお店もあります。おとぎの国と呼ばれるだけのことはあるわ~

f:id:fuwari-x:20190815135658j:plain

 

その先に、さらにもひとつパットクリ展望台があります。左にはヘルシンキへのフェリーも見えていますが、小さすぎて見えないかな。

先ほどの展望台から見えた城壁群と見張り塔がもっと近くに見えます。でも、あそこへ行くには階段を降りなければなりません。

f:id:fuwari-x:20190816100856j:plain

 

結構な段数がありますが、蹴上げが低めなのでゆっくり行けば何とか負傷中の相棒も降りられる・・・

f:id:fuwari-x:20190815142053j:plain

 

ほら、こんなに降りてくるんですよ~ 展望台には人が見えます。中国人観光客がかなり多かったですね。

f:id:fuwari-x:20190815142113j:plain

 

壁に掲げられていたこのお方、誰かお分かりでしょうか。

初代ロシア大統領と書かれていて、初代って?と思ってたなら、なんのことはない。ソビエト崩壊後の就任したエリツィン大統領でした。あんまり似ていませんよね。

f:id:fuwari-x:20190815142125j:plain

 

下へ降りると、公園が広がっています。向こうに見える黄色い建物の方へ行くと城壁群へ行けるはず。

f:id:fuwari-x:20190816101017j:plain

 

高低差のある旧市街、山の手に対して下町は、次に続けることにします。