バルト三国の弾丸旅行は続きます。
たった5泊のうち、ラトビア首都リガで1泊にしようか2泊にしようか迷いましたが、4時間超のバス移動を2日続きはつらいと思い、2泊しました。ホテルでの朝食を終えたらすぐに移動です。
週末は朝食開始が30分遅く、7:30からだったので先にチェックアウトをしてから待ち構えることにしました。その様子に気づいたフロントでは、朝食のあいだ荷物を預かっておくよと言ってもらえたのでお願いしました。
何組か待っていましたが、7:30ちょうどにレストランが開けられました。日本人2組も見かけました。スパークリングワインとスモークサーモンなどをいただいて30分ほどで退散。バスターミナルへ向かいます。
リガのバスターミナルではリキュールを買い忘れたことに気づいて酒屋へ入ってみるとありました!2本GET。
バスターミナルにはコインロッカーがありました。こちらはカード決済ができます。
もしここに入らなかったりいっぱいだったら、すぐ後ろに手荷物預け所もありました。
ヴィリニュス行きは1番乗り場。アジア人が多かったです。
バスターミナルの向こうには、中央市場の屋根が見えます。この右の外れに、きのう撃沈した簡易郵便局がありました。
今回もパスポートを見せて乗り込みます。でも、タリンからのバスと会社は同じなのに、水はもらえませんでした。運賃は同じ28EUR(3,400円)だったんですけどね。
今回もやっぱり3列シートのLounge席。これだと3列がはっきりわかりますね。
定刻の8:30にバスは出発しました。きのう簡易郵便局に来るときに通った道です。鉄道橋は朝靄に包まれていました。
バスターミナルを出てすぐ、雰囲気のよい倉庫群がありました。えーっ なんか見所だったんじゃないの?調べてみると、コンサートホールがあったり、カフェがあったり、地元の人が利用する場所なのかもしれませんが良さそうでした。
土曜日の午前中を移動で費やしてしまうのはもったいないような気もしましたが、タリンからリガの移動のように渋滞にも合わずスムーズに到着できたのは幸いでした。定刻より少し早く4時間弱での到着です。
バスターミナルにはリトアニアのスーパーikiが入っていました。
ここも思ったより大きいバスターミナルで、現在地の把握に少し戸惑います。
すぐ前には鉄道駅がありました。ヴィリニュスはリガやタリンと違って海側の都市ではないので、海よりもむしろベラルーシの方が近い位置にあります。
今さらですが、バルト三国の地図です。北欧の位置づけになるバルト三国ですが、旧ソ連だったことから考えると、東欧と言ってもいい部分もありますよね。
バルト三国旧市街を回ってきましたが、最後のヴィリニュスはそれまでの2都市の旧市街よりも広いので、バスターミナルからも旧市街からもできるだけ近いホテルを選びました。帰りはバスターミナルではなくて空港、しかも早朝発なので、空港行のバス停に近いところであることも必要です。
いまひとつわかりにくいグーグルマップをプリントアウトした地図で、不安を抱えたまま歩き始めて5分余り。まず見つけたのがこのハレス市場です。ここさえ見つけたら、あとはすぐ。ハレス市場はあとでご紹介することにして、先にホテルへ進みましょう。
ハレス市場から3分ほどで2泊するMoon Garden Art Hotelに到着です。旧市街の外れになるので、観光には遠いのではないかとかなり迷ったホテルです。1泊2食21,483円。
右側の人のいる場所がホテル、そして空港からのバス停はすぐそばにあります。ハレス市場は左側の建物の向こう側です。ちなみに空港行きのバス停は、反対車線のさらに手前の角にありました。
ホテルは入口を入ってすぐ、階段が数段あって降りたところにフロントがあります。これは夕方に戻ってきたとき撮ったものですが、このホテルの難点は階段です。四ツ星なんですけど、エレベーターがないんです(泣
ロビーもアートホテルという名前らしい雰囲気はあります・・・
でも、入口からの吹き抜けの階段をまず上り・・・
さらに2階の廊下を通って、私たちの部屋は3階。チェックイン時は荷物を持って上がってくれました。でも、相棒は足を負傷してるんだ・・・
きれいに改装はしてありますが、かなり古いホテルと思います。
しかも、デスクの下の扉の中がミニバーですが、購入したチーズなどを入れてみたもののあまり冷たくありません。あとで机を動かしてみると、そもそも電源が切れていました(怒
なんとなくこのアイアン、病院のベッドを連想してしまう私って・・・ダメ?
クローゼットには、ここもやはりバスローブとスリッパがありました。バルト三国はスリッパ皆勤♡

バスルームは、ガラス張りにカーテンがあるだけのシャワーブース。

シャワーを浴びようとすると、このシャワーカーテンが身体に向かってくるんですよね。逃げて逃げてシャワーを浴びる・・・(笑

トイレの正面に洗面台。ソ連色が濃い場所と思えば、充分頑張って改装したと言えるのかもしれません。

チェックインには2時間早かったのですが、部屋に通してくれたのには助かりましたが、恩着せがましい説明もありました(笑
ヴィリニュスではクーラーのないホテルもあってこの点も悩んだのですが、この日は暑かったのでやっぱりなしでは過ごしにくかったように思います。
このとおり、冬のヒーターはきっとどこでも万全でしょうけどね。
ヴィリニュスでの時間は1日半ありますが、旧市街が広いのがちょっと心配です。