英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【バルト三国】5日目-3 リトアニア首都ヴィリニュス旧市街&最後のランチは「Etno Dvaras」で

2019年(令和元年)8月11日(日)

 

あまりにも教会が多かったヴィリニュスですが、他の旧市街の様子ももう少しご紹介しましょう。

聖マリア教会から旧市街中心部へ戻る途中のこのあたりで、リトアニアのバームクーヘンシャコティス(Šakotis)を売っているお店がありました。試食したところ、相棒はミュンヘンの老舗Kreutzkamm(クロイツカム)よりも好みだと言ったのですが私はいまひとつと意見が分かれたので、このときは他でも見つかると思って買いませんでした。

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旧市街へ戻ってシャコティスを探しましたが、ベーカリーなど見て回ってもありません。お土産物屋さんのこんな陶磁器に和みます。

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リネンのお店なども見て回っていたのですが、ツアー客が潜って行ったのに続いてみると・・・あれ?

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屋根のところに、青いマリア像・・・?

調べても確かなことはわからなかったのですが、どうやら芸術家の多いこの地で、作品として据えられたもののよう。ヴィリニュスの人々の信仰の厚さが垣間見られるところです。

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シャコティス探しは中断して、混む前にランチにしましょう。夜明けの門からヴィリニュス大聖堂へ続く目抜き通りピリエス通り()にあるリトアニア料理店Etno Dvarasです。

www.tripadvisor.jp

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12:30だとテラス席はいっぱいでしたが、中はまだ入れました。

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私たちが通された席はこちら。レジの傍でしたが落ち着く空間です。

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予約席の向こうが、テラス席。

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テーブルに置いてあるランチョンマットとなる紙を眺めていて気づきました。緯度の高いリトアニアでは、月の満ち欠けに三日月がない!!!季節によるのかもしれませんが、少なくとも8月はほとんど満月・半月・新月に分けられちゃうんです。へぇぇ~

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ついまた頼んでしまったのが、ペリメニリトアニアではコルデューナイ(Koldūnai)という名でした。粗く切った豚肉入りのソースをかけていただくのですが、これが美味しい!6.55EUR(800円)

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今さらツェッペリンを食べるのもしゃくだったので選んだポテト料理がこちらbulvių plokštainis。英語メニューではポテトプディングと書いてありました。サワークリームをかけていただきます。すごーく濃厚で、焦げているところが香ばしくて美味しい。5.95EUR(725円)

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ビール2.15EUR(260円)を飲んだあと、スーパーに数多く置いてあったリキュール1.95EUR(230円)を見つけたので、ここで試飲してみました。甘いけど美味しい。

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結局、コルデューナイの数も多かったし、じゃがいものボリュームもすごくて、これ以上食べられませんでしたが、一応リトアニア料理は食べられたと言えるかな?キノコ料理も豊富だったはずなのに、すっかり忘れていたのは相変わらずですけど。

 

20.7EUR(2,511円)でした。お会計時は、こんな木箱で明細が届けられます。

帰るころには何組もの人が待っていたので、やっぱり早目の行動が良さそうですね。

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帰り道は、ビリニュス大学のベル塔がきのうとは反対側から見られます。

余分なものはできるだけ買わないようにしているのですが、なぜか動物系のものが旅先では欲しくなります。今回もGETしたのでお土産編のときにご紹介しますね。

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ちょうどこのあたりでポストを見つけたので、絵葉書と切手を買って、すぐに書いて投函しました。走り回って探したリガと違って、簡単にポストが見つけられたのは嬉しい。隣でお土産物屋さんを広げていたおじさんに、一応ここでいいか尋ねました。

こちらも1週間ほどで届いたので、バルト三国の郵便事情は優秀です。

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朝、市庁舎広場の前のクレーンを見ながら、景観を損ねるなぁと思っていましたが、この時間に通るとその謎が解けました。人が乗っているんです!

クレーンで座席を吊り上げ、ぐるりと回りながら市内を見渡せるアトラクションだったんです。私、こういうのはちょっと心配で乗れないんですよね。でも、このお天気だったら楽しめただろうなぁ。

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それから、こちらが昨日焼き菓子カヌルなどを買ったチーズ屋さん。
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お店の名前の前にあった看板を行きは何気なく見ていたんです。

ほら、これね?

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 あとでよくよく見たら、こんなところからネズミが覗いてる~!!!

しかも、下にもちょろっと見えてるでしょ?

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ほら。こっちは必死でしがみついてる。ちょっとアルマジロっぽいけど(笑

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ちなみに、2匹揃えて見ると・・・田舎のネズミと都会のネズミってとこ?

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店内にはチーズだけでなくお菓子やキビナイと呼ばれる東部カライム族のペストリーもありました。私が前日に買ったのはショーケースの最上段右側に見えている焼き菓子。

焼き菓子の賞味期限を聞いたら、わかんないけど very long と答えてくれたので、さらに買い足しちゃいました。娘にはその隣のチョコレートの詰め合わせも。チョコレートはなんと一粒ずつ計量して値段を出していました。12個で12.48EUR(1,522円)。

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チーズは、寝かしている月数12・18・24・36ヶ月で価格が違ってきます。試食したら確かに違うんだけど、削って撒いて食べるならあんまりわからないかな。チーズも4.74EUR(578円)と安かったので、翌日また違う月数のものを買い足しちゃいました。

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さらに、リトアニアのバームクーヘン、シャコティスがどこにも見つからなかったので、私が心当たりを探しに彷徨っているあいだ、相棒はここでジェラートを食べて待っていたりと、なにかとこのお店には通い詰めました。 

 

かなり暑い中、1日歩いたらすっかり夕食に出掛ける気はなくしてしまいました。しかも、あのポテトの量でお腹もなかなか空かない。しかも、15時を回ってしまったので日曜日のバルト市場ももう閉まっていました。あそこのチーズも買いたかったのにな。

向かいのスーパーで見かけたお惣菜、ふと見ると電子レンジがあったので温めてもらえるか尋ねるとOKと言うので、ここからふたつ買って戻りました。

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左側のこれもキビナイなのかな?右はチーズがトッピングされているので買ってしまったのだけど、チキンでした。

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誤算だったのは、やっぱりワインが足りなくて買い足しに行ったら、どうやらアルコール販売には時間制限があるようで、もう売れないとのことでした。ですって!!!そこにあるのに~

 

リトアニアのアルコール販売時間:月~土曜日は20時、日曜日は15時まで

 

呑兵衛仲間の皆さま、お気をつけくださいませ~

 

リトアニアはビール大国でもあるようですが、缶にはひと手間かけてありました。プルトップの部分が覆われているんです。どこの国も安全性には気をつけているんですね。 でも、ちらりと見えますが価格は1.19EUR(145円)なので、安いです。

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小食のつもりもないのですが、毎度外で食事できるのは1日1度っきり。この日のランチは美味しかったけれど、初日にフロントで勧めていただいたリトアニア料理の有名店Senoji trobelėを外してしまったあと、先細りになってしまった食事事情だったことが悔やまれます。いつも私の優柔不断が招くこと。次回は心して行動しよう・・・

 

翌朝は、早朝出発で帰路につきます。うまくいけば乗り継ぎのフランクフルトで、街へ繰り出す予定です。5時間半、うまくいくでしょうか。