英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【オーストラリア】美しい南オーストラリア図書館~タパスバーLa Ramblaでディナー

 

午後はGlenelg Beachへ行こうという話になっていました。友人にトラムで40分ほどで海へ出られると聞いていたのです。でも、海はやっぱりすっきりとした青空でないと美しくない。曇り空のこの日は諦めることにしました。もしも行くなら、アクセスは簡単です。

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代わりにアデレードの街へ繰り出しました。アデレード駅のある東西の通りには政府機関や大学、博物館や図書館などが並んでいます。

どこの国へ行っても見かけるのが戦没者記念碑。f:id:fuwari-x:20190924103445j:plain

 

中に入ると、戦没者の名前と果たした名誉の役割が書かれています。

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道を渡ると南オーストラリア州立図書館があります。美しい写真を見てきたかったところ。

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入り口は左手の近代的なガラス張りの建物にあり、廊下を通って入ります。誰でも自由に入ることができます。

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ここは1884年公共図書館として開かれています。アデレードの入植は1836年に開始されているので、このあたりではかなり歴史のある建物になります。

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1階は開拓からの資料が展示されています。

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オーストラリアで長く親しまれているクリケットのコーナーもあります。

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2階へは南北にあるそれぞれの階段から上がれます。

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これらの本はいずれもかなり古く、今も使われているとは思えませんでしたが、大事に使われてきた古い本を今も手に取れる場所に置いているのは素晴らしいですね。

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本棚で区切られた場所に机があり、ほぼすべて自習している人で埋まっていました。グループワーク中の人たちもおり、多少の私語も許されているようでしたが、声は案外響きません。

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こんな場所で、こんな机や椅子を使ってふつうに勉強できるなんて、素敵すぎると思いませんか。

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向こうに見えるアンティーク時計は設立当初から掛けられており、今も手巻きでネジを巻いているそうです。

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ガラス張りの建物へ戻ると、企画展をしていました。

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伝説的なクリケット選手の息子で、熱心なアマチュア映画製作者・写真家のクラリー・グリムメットが撮った1950~70年代の南オーストラリアの暮らしの展示でした。

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クリケットの試合や、当時の結婚式の様子などの映像、美しい女性のポートレートなどが展示されていて、なかなか興味深かったです。

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www.slsa.sa.gov.au

 

図書館の隣には、博物館、美術館と続きますが、それらは翌日に見学したので明日に回わすとして、さらに向こうがアデレード大学です。

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こちらはアデレード大学のBonython Hall。卒業式などが行われる場所です。

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同じ並びに南オーストラリア大学もありました。

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気温はぐんと高いものの新緑の季節はこれから。もっと緑美しい通りになるのでしょう。

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さらに、寄り道は続きます。大学の向かいの通りにある百貨店 David Jones の中ではこんな像もありました。この像、タスマニアでも見たことがあります。あそこでもカメラマンは犬でした。

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fuwari-x.hatenablog.com

 

いくつか像を見かけたましたが、ランドルモ・ルにあるのは豚。だ、誰か、餌までやってる!

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ゴミ箱をあさる豚の鼻先には作られたゴミもありましたが、実際に利用もできるようになっています。

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ランドル・モールは歩行者しか通れませんが、もう少し先まで行くとランドル・ストリートと名を変え、車道になります。両脇にはおしゃれなカフェなどが建ち並ぶ人気のゾーンです。

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この通りの南側は、前日に通った旧中央市場のある一角ですが、北側もVaughan Placeという映画館やカフェ、バーなどがあるにぎわった場所でした。

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午前中に行った Botanic Garden 隣接の Rymill Park までやってきました。アボリジニ文化に触れられるという国立アボリジナル文化研究所(タンダヤ)を探していたのですが見つけられません。帰国してから調べ直してみると確かにその場所にいたのですが、定休日だったようです。きちんと調べて翌日行けばよかったな~

www.tandanya.com.au

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さて。私たちがアデレード最後の夜にディナーに選んだのは、ホテル近くのタパスバー La Rambla です。中にはずらりと各種アルコール。

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ビール2種類と、娘はシードルを選びました。5%のしっかりアルコール入りです。

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タパスバーといっても、スペインのようなタパスではありませんでした。1品には少なめだけど、タパスというには多い分量。

娘がチョイスしたブロッコリー12AUD(913円)。そのままやん(笑

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ホタテのグリル14AUD(1,065円)

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ブルーチーズソースに魅かれて頼んだ牛ステーキ16AUD(1,220円)f:id:fuwari-x:20190924104233j:plain

 

こちらはポテト13AUD(990円)。娘が Golden fried potatoes with spicy tomato sauce and aioli とメニューにあるのを見て、まさかこんなのが出てくるとは思わなかったと仰天していました。でも、普段食べないがっつりフライドポテト、案外よそで食べると外れなしのことが多いです。

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そしてこちらが大当たり。アンチョビのマリネ9AUD(685円)。カタクチイワシ、酸味もほど良くて塩味は少なめ、とても美味しかったです。

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最後のディナーは、ボトルワインを入れて158ADU(12,022円)でした。量の多い食事よりも数を頼みたい場合はいいレストランじゃないかと思います。スタッフもフレンドリーで、人気店でしたよ。

laramblatapas.com.au

  

この旅でのレート:キャッシング100AUD≒7,451円 1AUD≒76.1円