ここんところ、年末の旅行計画に没頭していますが、頓挫したままなかなか進みません。
クロアチアは移動ばかりで、今回メインの観光地となりそうなスプリトの滞在日数をあまり確保できそうになく断念したのですが、かといってイタリアメインにしたところでクロアチアへ戻らなければならないことには違いなく・・・
前回挙げたように、ベネチアinザグレブoutなのでボローニャを拠点に、ロミオとジュリエットで有名なベローナと、世界で5番目に小さい国であるサンマリノ共和国へ行こうと考えていました。
ところがそこへ、ベネチアにいるなら隣のパドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂が素晴らしいですよ、というお話をamalfiさんからいただきました。なになに?絵画の祖とも呼ばれているゴシック絵画最大の巨匠ジョットの代表作?うちは、だーれも興味を示しそうにない・・・でも、クラクフのマリア大聖堂は大感動だったよな~ やっぱり、いいものを観ておくっていうのは大切だよな~
で、そのパドヴァというのは、ベネチアから電車で各停でも30分で行けちゃう街で、ベローナへ行くにはむしろここを拠点にするほうがよさそう。ってことは、パドヴァ2泊、ボローニャ2泊ぐらいで組めばいいってことかなと、急速に計画が固まってきました。
というのも、パドヴァへ行く場合、泊まるか日帰りでないと荷物を預かってもらう場所がないので、移動中の見学が無理なのです。しかもパドヴァの街自体もほら、結構良さそう。
見どころを覚えていられないので、グーグルマップに写真もさらに貼ってみました。スクロヴェーニ礼拝堂の文字の横に貼ってあるのが、その礼拝堂にあるジョットの宗教画。青がとても美しいそうな。
翌日は、日帰りでべローナへ。難点は中心部まで駅から距離がありそうなことと、内陸部なので、かなり寒さが厳しそうなのもトイレ事情を考えるとちょっと困る。でも、この雰囲気の良さ、捨てがたい!
3日はボローニャへ。交通の拠点となる場所で、肥満の街と呼ばれるほど美食の有名どころ。観光地としても充実しているようです。ふむふむ。サンマリノ共和国へ行くには、ここからがいいね。
ただサンマリノ共和国は、見どころとしては多くないとziziさんから情報をいただきました。もし雨だったらパスするぐらい気楽に考えておいたほうがいいと思って近隣を探してみるとラベンナという街がよさそう。
小さい街ながら、5~6世紀にはビザンチン帝国として栄え、内装を美しいモザイクで飾られた教会群は世界遺産に登録されています。モザイクの街、いいじゃないですか。
でも。こうして考えていくとバックパッカー並みに移動が必要で、クロアチアの首都ザグレブへ戻るのが必須のこの旅ではきついのではないかと、逆に煮詰まってしまいました。街の雰囲気が中世で同じような雰囲気なのも感動が薄れそう・・・
そこで突如浮上したのがサルディーナ島かマルタ共和国へベネチアから飛ぶ案(爆
フライトの都合上たった3日だけど、島を往復したらザグレブへ向かっちゃえばいい。これ、名案じゃないの?
私の中では、これでかなり完結してたんです。ゆったり好きの相棒と娘には最良のように思えたし、特にマルタ共和国を選べば、帰りはトリエステへのフライトがあったので、より移動が楽。
ところが珍しく相棒がマルタだと退屈だと言うんですね。海が好きではないからかも。
私の計画では、半日は世界遺産の街をのんびり歩いて、美食のマルタ料理を食べる。
もう半日は冬だから望みは薄いかもしれないけど、カプリ島だけではなくここにもある青の洞窟へ行ってみるのはどうかなぁと思っていたのだけど。
そんなわけで、また計画の練り直し。
何かメリハリをつけるには、サンマリノ共和国でいっそ泊まっちゃうのはどうだろうと思ったり。ちょっとボーッとする時間も必要な気がするのですが、霧の多い季節だそうなので、この景色も見られないなら無駄な計画に終わっちゃうので、今、決断しきれずに書きながらあれこれ考えを整理しているところです・・・
しかも、今回の旅で特に弱っているのは、行程がほぼ決まったところでホテル選びに入ると、思うようなところがない(涙
あと2ヶ月しかないのにどうしよう~