ムラーノ島に到着しました。ここはベネチアン・グラスの生産地として有名な島ですが、前回は初ヨーロッパだったのでこんなに簡単にアクセスできるとも思わずパスして残念だったところです。
時刻は12時。両端にはずらりとガラス製品の並ぶ店が連なっていますが、まずはランチからです。
運河沿いに何件か店がありましたが、ちょっと奥そ散策してみました。地元客が行くようなお店がいいのだけど、小さい島なのでそんな区別もなさそう。悪くなさそうだったので入ってみました。B resutaurant alla Vecchia Pescheriaです。
店内は1組だけでしたが、この後、続々と入ってきて見る間に満員になりました。なかなかの人気店のようです。
お腹空いた・・・パンを食べるとあとに差し障ると思いつつ、つい手が伸びます。
ムール貝 11EUR(1,380円)
ちょっとぬるいのが残念でしたが、たっぷりのスープにパンを浸して食べると美味しい。
ベネチア風リゾット 18EUR(2,250円)
魚介類いっぱいのリゾットは文句なしのおいしさ。
トマトソースのニョッキ 8.5EUR(1,060円)
これはメニューになかったのですが、娘がニョッキが食べたいので聞いてみると言って作ってもらったものです。チーズベースなど味もいくつか提案してくれました。
ふつうのニョッキのように弾力が強くなく、マッシュポテト感が強いテイストでとても美味しかったです。ちょっと英語が話せると、こういう注文もできるんだなぁと感心。娘を連れているとほんと楽です。
ビールから始めてボトルワインを頼んで78.5EUR(9,828円)。大満足のランチとなりました。
ムラーノ島にはクリスマス飾りがまだ残っています。夜に訪れたらイルミネーションがきれいな雰囲気。やっぱり泊まれば違った楽しみができますよね。
サント・ステファノ広場には時計塔・・・でも、止まってるぞ(笑
ムラーノ島は6つの島に分かれていますが、ロンゴ橋を渡るとムラーノ・ガラス美術館があります。でも、満腹になったあと、すっかり忘れていました。入場料は15EUR(1,500円)となかなかの価格。きっと見ごたえもあったんだろうなぁ。
地図に書き込んでいたのにすっかり忘れていたので、ロンゴ橋を渡ることもなく対岸を眺めるのみ。あとは、ガラス工房があちこちにあるようなので探しに行きます。
ぐるりと回って1軒見つけたところは、いくらか払えば見学できるということでした。でも、吹きガラスの工程は小樽でも見ているし、お金を払ってまで実演してもらう必要はないよね、と意見が一致。3~5EUR程度だったと記憶していますが、交通費と違ってこういうことにケチなのは私だけではありません(笑
無料の見学ツアーをしている工房もあるようなので、もう少し調べておけば良かったです。
ガラス工芸品は、前回ベネチアでお猪口を買っています。たぶん、ショットグラスなんだと思いますが、丸みを帯びていてまさしくお猪口。3つ買ってひとつ割れたので買い足すつもりでした。でも、なーんとなくお土産物屋さん感が強くて買う気になれません。
こんなガラス工芸のオブジェもありましたが、これに代表されるようになんか魅力的じゃない。お店にも入らなかったのにナンですが、いかにも観光地っぽく感じられて素通り。今考えるともったいなかったなぁ。
でもこのときは、とっととブラーノ島へ移動することにしました。こちらも所要時間は約30分。やはり船内は満員です。
ブラーノ島と橋を通って陸続きのマッツォルボ島を経由します。ここで降りてもブラーノ島へは徒歩10分足らず。
マッツォルボ島と向かいの島とは橋がかかっていないので、たぶん移動するには渡し船のようなものがあるんじゃないかと思います。