朝食を終え、ロヴィニの町を回ろうと思ったら、そろそろ疲れの出てきたふたりがもうしばらく休憩したいというので、ひとりでロヴィニの町を散策することにしました。
ロヴィニの町は前回訪れたドゥブロヴニクと同じく、狭い路地と石畳の美しい町です。
どこを歩いていても、曲がりたくなる角があったり、くぐりたくなったりするキュートな町です。
カラフルな色使いもかわいい。ここは壁に絵も描かれていていますが、konobaと書かれているので居酒屋ですね。
突き当りっぽいけど、行ってみると道が続いていることが多いです。
あちこち上ったり下りたり、気になる道を散策します。
適当にあれこれまがって歩いても、小さな町なので迷子になることはありません。
ひょっと海へも繋がっていることが多いです。まだ朝焼けの残る海。
アドリア海は穏やかで、元旦のこの日も寒さはあまり感じられません。
海に出たついでに、海沿いを歩いてみました。上にはきのう教会の尖塔が見えます。
何やら要塞っぽいものがある・・・
そう。格子入っていましたが、要塞跡でした。
教会へ上ってみましょう。
今は公園となってぐるりと囲まれた中にEuphemia(エウフェミア)教会が建っています。
中にも入ってみたいけど、後で相棒たちと連れだってまた改めましょう。
上からさっきの要塞跡が見えます。
湾の向こう側も見渡せました。
アドリア海は今日も快晴です。
実は、探している場所がありました。こういった家から海へ直接出られる場所に、ガイドブックやブログで必ず見かけるデコレーションされているところがあるはずなのです。
どうしても見つからないので、こんな扉にも注目してみました。
そっと覗くと雰囲気はあるけど、探している場所ではありません。
ここはお店だったこともある場所なのでしょう。なんとなく痕跡が残っていました。でも、ちらりと見えるabonosの文字は、調べると肥料だったけど(笑

雰囲気的にはここかな?と思ったのですが、とうとう見つけることができませんでした。(この話は、次回にもう少し続きます)
こういった海へ続く路地は、こんな建物の間からひょこっと出て来るんでしょうね。ベネチアのように、こちらも海抜数10cmしかありません。
朝食を食べたHotel Adriaticへ戻ってきました。そろそろ相棒たちを迎えに戻りましょう。