アパートメントへ無事に入れるかどうかは棚上げ状態ですが、ザグレブは2度目なのでなんとなく余裕があります。
中心地までは30分ほどかかりますが、知っている場所を記憶をたどりながら歩くのは相棒も好きなほう。前に泊まったホテルやザグレブの鉄道駅の前を通りルートを選びました。
前回泊まったホテルは、ARCOTEL Allegra Zagrebだったのですが、Hilton Hotelに名前が変わっていました。あらま。
そこから5分ほどでザグレブ中央駅。
駅から街の中心部までは公園が続いていて、正面奥に見えるアートパビリオン前にはスケートリンクが作られていました。
この騎馬像は初代クロアチア王トミスラヴ像。
さらに進んでいくと、旅行者が選ぶベストクリスマスマーケットにも選ばれたザグレブのクリスマスマーケット会場があります。ここには夜に来なければ!
この兵隊さんは、いつもいるわけではないと思うのですが・・・あとで聖マルコ教会でも見かけます。
トラムの線路の先にイエラチッチ広場が見えます。
右にイエラチッチ像が見えますが、ここが街の中心部。前回は雨に降られたなぁ・・・
イエラチッチ像。また戻ってくるとは思っていなかったよ。
ヨシップ・イエラチッチ(1801-1859年)は、オーストリア帝国時代の軍人・政治家でザグレブの国民的英雄です。ハンガリー革命鎮圧に活躍し、奴隷制度廃止などを行ったそうです。
イエラチッチ広場のそばから階段を上るとドラツ広場なんだよね。
階段の上に立つドラツ市場のおばさん。
ドラツおばさんの後ろに広がる青空市場にはザグレブ大聖堂が見えます。
前回は日差しが強かったせいか、赤いテントが開いていましたが、冬の今は売り子さんたちも日光が欲しいのでしょう。
相変わらず野菜が豊富で、クロアチアの食の豊かさを感じます。
いちごが欲しい娘はここで探していましたが、さすがに季節外れの模様。前回は大量にありましたが、ハウスものもあまり出回っていないのかもしれません。果物はりんごや柑橘系ばかりでした。
ドラツ市場には屋内もあって、前回はそれを見そびれていたので、絶対に探したかったのですが、その話は後回し。ザグレブ大聖堂へ向かいます。まだ修復工事が終わってないのね。
ミサの最中だったので、1枚だけ撮って失礼しました。
次に向かう先の途中で、こんなにどでかいウォールアートを発見。まるで現代版のガリバーです。
その向こう、塔の見えているあたりに聖マルコ教会があるはず。
城壁だっただろう壁の下をくぐっていきます。
このあたりはカフェが多い雰囲気のいい通りでした。
ザグレブ大聖堂と聖マルコ教会は高台に建っており、ここはその谷間になります。
レストランのある通りから上へ抜けていくと、聖ユライの騎馬像に行き着きました。
ツアー客がたむろっている坂を上がると石の門があります。
せっかくこの扉が開いていたのに、肝心のイコンが反射して撮れていない・・・これ以上、軽々しく近づけなかったんだけど、撮るんなら写ってなくちゃね。
今回も一瞬で石の門を通過しましたが、門の左側に蝋燭を捧げる場所があったりして、門の中全体に荘厳な祈りの空間を感じました。
石の門を抜けると聖マルコ教会はすぐです。ザグレブと言えばここ!必ずガイドブックに出てくる場所です。
クリスマスマーケットのある公園にもいた兵隊さんはこちらにもいました。ツリーの下に2体立っています。
レストランの看板代わりのクラシックカーが停まっていました。聖マルコ教会を正面に絶好の位置ですね。
最後は世界有数の短い交通機関ウスピニャチャ(ケーブルカー)を見に行きます。
乗り場の傍からザグレブ市内を見渡すと、残念ながら霞んでいますが、前回も同じ感じでした。残念。
ウスピニャチャはダウンタウンとアッパータウンを結び、長さ66m標高差30.5mを55秒で移動します。1890年に運行を始めた当初は、蒸気で動いていたそうです。
横の階段を使えばいいだけなので、観光客以外はきっと乗らないだろうと思いますが、数名乗車して出発を待っているのが見えました。やっぱり行き交うところが見たい!
せっかく動いて、ばっちりだ!と思ったのに、ゴミ袋持ったおっちゃん、やめて~
イエラチッチ広場に続く道、イリツァ通りはザグレブの目抜き通り。有名なケーキ屋さんがあるというので寄りましたが、見た感じが不二家のセンスなので、まったく興味が持てないと娘ががっかりしていました。
ランチへは、前回も行ったBobanを候補にしましたが、ネットでは11時開店だったのが、行ってみると11時半になり、まだなので聞いてみると12時になり・・・
だもんで、時間つぶしに先に夜の買い出しをしたドラツ市場へ話を戻しましょう。