お題「#おうち時間」
旅好きの皆さま、もう4月も終わりですね。旅に出られない自粛生活をいかがお過ごしでしょうか。
私は6年ぶりにゴールデンウィークは家で過ごすことになりますが、それに先立って大掃除をしていました。吹き抜けに吊り下げてあるファンや、梁、高窓などをテーブルの上にさらに脚立を載せて拭き掃除したり、換気扇の分解掃除をしたり、清々しい生活を送っています。
庭も春を迎えています。
例年、ゴールデンウィークごろに咲き始める数十本のバラもそろそろ準備が整っているようだし、芍薬の蕾もかなり大きくなってきました。
台風でアーチが倒壊し、植替えを余儀なくされたバラも無事根付いており、無事に咲きそうでホッとしています。
手仕事はもっぱらマスク作りに費やしています。
使い捨てマスクも若干在庫がありますが、いつまで続くかわからないこの生活、毎日捨てるという行為に嫌気がさしてきて、ハンカチで代用してきました。
ハンカチを折り畳んで、ゴムを通すだけという簡易版です。
でも、これだとそろそろ暑くなってきたのと、道中で知らない人に見られるのはいいとして、社内で装着するにはちょっと恥ずかしい。とはいえ、自分の飛沫を飛ばすのは心配ですよね。
そこで、手作りマスクの作り方をネットで探してみると、ありました、ありました。皆さんすごいですね~ ネット社会の便利さを痛感します。
ミシンがなくてお裁縫が不得手な私だと、裁断から仕上げまでで1時間半ほどかかりますが、ミシンがあればものの10分でできるんじゃないでしょうか。作り方は立体マスク・手作りで検索しました。YouTubeでたくさん公開されています。
昨日作った最新作がこちら。表はブロードで、裏はガーゼ生地です。


型紙もいくつか試したし、不織布をあいだに挟んだり、ゴムがしんどいので紐にしたりもしてみましたが、なによりもやはり口に当たるのはガーゼのほうがいい。裏をガーゼにすると伸縮度が違うので、下手な私ではうまく縫えないだろうと両面同じ生地を使っていましたが、断然ガーゼが気持ちいいですね。
生地も残り生地ですが、ガーゼもシーツからのリメイクです。夏場はガーゼのシーツが気持ちいいので使っているのですが、擦り切れて破れそうだったことを思い出し、それを使ってみました(笑
ガーゼを使った場合は、鼻から顎にかけての中心部もステッチで押さえないとおさまりが悪いしほつれやすい点が手間ですが、そんな手間なんてなんのそのというほど快適でした。
すでにいろんな生地で10枚ほど作り終えていましたが、連休中にもうすこしガーゼタイプを作ろうかな。
それともうひとつの手仕事がダーニング。
寒い冬にモンゴルウールの靴下が大活躍していたのですが、少々値段が張るにもかかわらず、2年も持たずに穴が開いてしまいます。踵ならまだしも、爪の形が悪いのか中指あたりから薄くなってくる・・・
他にも、お気に入りのものに限ってひっかけて破ってしまったり、肘がくたびれてきたりしますよね。今年も大活躍だったカーディガンの肘がいよいよ薄くなってしまって、処分してしまったところでした。
そんなところに見つけたのがダーニング。
ダーニング=darning=かがりもの は、ヨーロッパ発祥の衣服の修繕方法で、靴下でもセーターでも、ジーンズでも、穴が開いたり薄くなったりしたら修繕して長く使用します。特に寒い国ほどニットが多いので、そういった技術も発達したのでしょう。
私の子どものころでも母が繕い物をしていた記憶がありますが、経済が発展して使い捨て文化が進み、そういうこともしなくなりました。でも、長く使い続けられる方法があるなら、せめて家庭内で使うものぐらいそれもありかなぁと、今回の自粛生活で思いました。
ダーニングで調べたらいろんな方法や作品が出てきます。一度取り掛かってみたら、結構病みつきになりますよ。白いセーターでもシミを気にせずガンガン着ようかという気になりました(笑
ダーニングのよいところは、生地の下にダーニングマッシュルームを入れ、上からかがることができる点です。上の画像の水色の糸で繕っている写真がちょうどその様子になるのですが、私は丸みを帯びた化粧品の瓶で代用しました。ブログを検索していると、電球や駒、こけしなどを使っている人もいましたよ(笑
若いころにパッチワークや編み物などをしていたころもあるのですが、使わずにしまい込んでいた刺繍糸や毛糸なども活用できることも嬉しいし、できあがっても物が増えないのに楽しめるのもいい。セーターなんて何枚もいらないからやめてしまった私には、もってこいの作業です。
いろんな技術があるようなので、追々習得できるといいな。
最後に4月30日の感染者数を。来月末はもうアップしなくて済みますように。