自粛も全面解除になりましたね。
皆さま、お出掛けになりますか?
私の解釈はブラジル方式になっただけだと思っています。
要するに、経済活動を優先し、感染拡大は無視。
いろいろやってみたけれど、正直なところ効果は不明だったというのが本音じゃないでしょうか。それでも、一定の効果があったとアナウンスし、あとは自己責任でよろしくということじゃないかと思っています。
徐々に新型コロナウィルスから人々の意識が離れていくこれからが、正念場になるのでしょう。おそらく人々の行動は両極端に分かれていくのではないかという気がします。
一方はまだまだ自粛し、もう一方は活動開始。
私は夏休みぐらい近場で避暑に出掛けたいなぁと漠然と思っている感じです。
さて。
私は、旅行する以外はお尻に根が生えているタイプです。だから、自粛生活もそれ自体はまったく平気でした。
ただ、出掛けないと目がいくのは家の中。
今の住まいは築30年近い中古住宅を購入し、柱だけを残して大規模リノベーションしたものです。しかしその築年数の場合、いくら手を加えようと住宅取得控除を受けることすらできません。
バリアフリーなどわずかな助成金は得ましたが、いくら表面上きれいになっていたとしても真の姿は今や築40年近い。売却するにも買い手がつくはずもありません。ただの「古家付きの土地」に過ぎないのです。
なんか、費用をかけた割に一番損な住まい方ですよね。
しかも住み続けるなら、手を加えたい場所も出てきます。なのに、リノベーションしてもらった工務店は代替わりですっかり頼りにならなくなっているので、 今回違う工務店を訪問し、相談してきました。
どうやら暮らしている私たちの話から想像するところによると、前回の工事では肝心の耐震工事と断熱工事をあいまいに終わらせているんじゃないかというお話でした。
え・・・そここそお願いしたはずだったのに。でも、一戸建てに住むのは初めてだったので、木造というのはこういうものだと諦めていました。
そんなわけで、今回、ハウス・インスペクションを受けることになっています。
今の状態がどんな状態か、有料で診断してもらうというものです。
頼んだ工務店は、10年前にリノベーションするときにも候補に挙げていた信頼できる地元の工務店で、こうなった今となっては、もとからここにしておけばよかったというオチになっています。がっくりですよね。
リノベーションを思いついた発端は、キッチンに手を加えたいと思ってのことだったので、即ショールームを2ヶ所予約して見学してきました。それが、自粛が緩和されたときにとった数少ない行動です。
しかし、どうやら断熱工事だけで予算いっぱいっぽい・・・
しかも仮住まいが必要。
ということは、
仮住まいまでしても、戻ってきたら見た目はなんにも変わらない。
それって・・・
あなたならどうしますか?
これ以上、中古住宅に手を加えても何の価値もない。
快適に過ごすためというには、負担が大きすぎる。
でも。住まいにはこだわりたい私にとって、気になる点を見て見ぬふりをしながら住み続けるのはちょっとつらい。
仮住まいするぐらいなら、いっそほかに建てて引っ越す?(笑
潤沢な資金があるわけもなく、今住んでいる土地と等価交換できるところとなると、さらに駅から遠くなるか 、さらに都心から離れるか、もっと狭い土地にするか。妄想を広げても、どうにもこうにもなりません。
家のことを考えるのをやめて、海外へ行ってるほうが安上がりだな、こりゃ。